異世界転移と、何故か攻撃できる転移スキル ~多分これは転移スキルでは無い~

バスの中で目覚めた主人公、安西真一。誰も居なくなった乗客を不審に思い窓の外を見ると、乗客だった女子が無残にもオークに喰われていた。それに見付かれば己も同じ目に遭うと思いバスから逃げ出すも、別のオークに見付かってしまう。彼はその場で死を覚悟すると、次の瞬間数百メートルの上空にいる事に気付く。「まさかこれはゲームでよくある転移スキルなのか!?」そう思った主人公は、転移スキルを応用して使いこなしていく。
異世界エスメラルダに転移した主人公は、オークに殺されそうになりつつ何とか生き延び、ダンジョンコアの分身を名乗る小さなフィギュアと出会う。話しを聞くと、ここはエスメラルダという世界。今居る場所は終端の森と呼ばれる南の大森林。何とかして地球へ帰りたいと願う主人公は小さなフィギュアにナナイロと名付け、言葉が解るように言語魔法をかけてもらい、人里がある城郭都市マイヤーへ送ってもらう。
そこでは、エルフの美人、犬人族のおっさん、猫人族の女の子達と出会い、主人公は何故か冒険者となってしまう。
そしてそこは、南東に大陸を横断する城壁であり、600年間、南の森から魔物の北上を食い止めてきた、強い魔物が現われる3カ所ある最前線の街の1つでもあった。強者ばかりが居るこの街で、冒険者ギル後の下っ端として仕事をこなす主人公は、ある日激しく鳴らされる半鐘の音を聞いてしまう。そこから始まる、何者かによる街への攻撃。
南の森からは草原を埋め尽くすほどの魔物が北上してくる。
屈強な冒険者であれど、あまりの数の多さに劣勢になるが、主人公の転移スキルの応用である、小石の引き離し転移で何とか撃退に成功するも、フロスト教ニクス派のレイラ・イースティーが現れたことでさらに混迷度が増していく。
辛うじて撃退に成功するも、他の城郭都市2カ所は突破され、凶悪な魔物が北上していく事態となる。
誰が言い出したのかは分からない。しかし、生き残った城郭都市マイヤーは、他の城郭都市を滅ぼし、南の魔物から得られる高級素材の独り占めを狙ったのではないかと、あらぬ疑いをかけられてしまう。しかし北上する魔物を主人公が壊滅させ、その疑いは晴れる。
ホッとしたのも束の間。
ダンジョンコアの思惑によって、主人公は意図せず日本への帰還を果たしてしまう。
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