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30 なんだろうね
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( 冬司 )
「 ……はっ……晴矢……はる……晴矢、晴矢……っ。 」
気がつけば晴矢の名前を何度も呟きながら、うなじの辺りを何度も何度も噛んでキスして、逃さない様に晴矢に覆いかぶさった。
なんだか自分のしている事が、遥か遠い場所で起こっている事の様な気がして……。
でも快感は近くて不思議だなと思いながら、達してしまった。
「 ……あ……う……うぅ……。 」
「 ……っハァ……ハァ……。 」
ゾクゾクする様な快感に身を委ねて、晴矢の中にまだある自分のモノをグイグイと奥へと動かすと、晴矢の体は小さく震える。
それを見ると、また興奮してきて動きを再開しながら、俺はフッ……と思った。
晴矢が女だったら孕ませて、無理やり手に入れられるのに────って。
「 ……晴矢が男で良かった!
もし女の子だったら、俺の子供がとっくにできちゃって、楽しく遊べなかったもん。
そしたら、その子供もド貧乏の可哀想な暮らしをさせられて……あ~可哀想!
満足に子供も育てられない最低の親だもんね、晴矢は!! 」
「 ……っ……っ。 」
晴矢は秋人の事を考えたのか……辛そうに顔を歪めた。
自分が傷つけた事も快感の中に入り、あれもこれもと晴矢の反応全てに興奮する。
ボロボロと涙を流す晴矢が、可哀想で可哀想で……愛おしくて仕方がなかった。
「 ……泣いちゃったの? 」
初めて泣いた姿を見てドキドキしながら一旦動きを止めると、一度自分のモノを抜き晴矢の体をひっくり返す。
すると、目の前には晴矢のグチャグチャに泣いている顔が晒されて……まるで胸を銃で撃たれた様な衝撃が走った。
「 う……うぅ……うぇ……っ……。 」
「 …………。 」
顔を腕で覆ったまま泣く晴矢を前に、固まってしまって、それと同時に下半身の熱はすっかり冷めてしまう。
初めての経験に、どうしていいか分からずパニックになった俺は「 でっ、できた子供には養育費払うし……っ。 」「 そ、それに生活に困らない環境は、用意するつもりだし……! 」とわけのわからない事をひたすら言っていたが、晴矢は泣き止まなかった。
涙でビシャビシャの汚い顔……。
なのに、不快じゃないし、面倒でもない。
呆然としながら見下ろしていると、最初に浮かんだのはちょっとした疑問だ。
それでさっきから感じる正体不明の感情達や衝撃について、必死に考えた。
俺は……晴矢を…………???
なんだかその答えへの道が見えかけた、その瞬間────……。
────ガチャン!!
背後にある扉の開く音がして振り返ると……千秋が俺を心底軽蔑したような目で睨んでいる姿が目に入った。
◇◇◇◇
「 ……示談金をまず申し出てみましょう。 」
「 俺を犯罪者みたいに言うのやめてくれない……? 」
自室にあるテーブルに向かい合わせに座っている千秋が、長い長い沈黙の後にそう言ってきたので否定はしたものの、自分でもどうかと思うほど言葉は弱々しいモノだった。
頭を抱えながらチラッと寝室へ繋がっている扉を見つめると、そのまま頭を抱える。
先ほど、泣き出してしまった晴矢を前に情けなくオロオロしている俺の元へ、仕事の資料を届けるため千秋が家へとやって来た。
そして渡している合鍵で入ると────目に飛び込むのは、泣きながら俺に押し倒されて泣いている晴矢の姿だ。
しかも明らかに事後……。
つまり、俺が無理やり襲っていると思った千秋は、冷静にスリッパを脱いで、俺の頭へ向かって、それをフルスイングした。
────スパンッ!!
自分の頭から気持ちのいい音がして、俺は痛みに呻いたが……晴矢は千秋の存在に気づき、更にショックを受けたのか、そのまま気絶してしまったのだ。
そして直ぐに晴矢の体を整えて、寝かせて……今に至る。
「 ────ハァ~……。 」
深い息を吐き出すと、千秋はギロッ!と俺を睨み付ける。
「 ────は?犯罪ですよ、れっきとした。
下半身からは血が出ているし、体の方もなんなんですか?
噛み跡だらけじゃないですか。
前に見た時より酷い……。
被害届出されたらアウトですよ。 」
「 べ、別にいいじゃん。俺が買ってるんだよ?
つまり同意の上のプレーってやつだし~。
っていうか、そもそもなんで千秋がそんなに晴矢の肩持つわけ?
……ムカつく……。 」
またしても謎のイライラが再発して、晴矢へも新たな怒りが湧く。
あのクソ女だけじゃなくて、千秋まで誘惑したんだ?
いつ?
どこで??
まさか、一緒に出かけたり、触れたりしたんじゃ……。
「 …………。 」
どんどん巨大化していく怒りの感情を抑えられず、千秋を睨みつけると……千秋は逆に睨み返してきた。
「 全く……頭はいいのに、なんでこうも分からないんだ……。
俺はお前に憧れと尊敬の念を持ってはいるが、この事に関してはとてもじゃないが尊敬などできないな。
寧ろ憐れに思います。
まぁ、きっとこれが誰もが憧れる人生の代償ってヤツなのかもな。 」
「 はぁ~?お前まであのクソ女と同じ様な事言わないでくれる?
ホント胸糞悪い。 」
眉間にシワを寄せて顔を背けると、千秋からため息をつく音が聞こえてきた。
「 ……でも気付かない方が幸せか。
これだけ酷い事をしてきたら、もう絶対手に入らないから。 」
「 何?言っている意味が全然わかんないんだけど? 」
物事をしっかり伝える千秋にしては随分と不明瞭な言い方だったので、もう一度睨んでやったが、それ以上千秋は何も言わずに書類と資料だけを置いて席を立つ。
そして一瞬だけ晴矢が寝ている部屋へ視線を向けると────……最後にこういった。
「 お前の人生は、これから先完璧になる事はないんだ。
ずっと不完全なまま生きていく。
それが今までしてきた事の償いだよ。 」
「 はぁ??
何?千秋、詩人にでもなっちゃったの? 」
茶化して返してやったが……千秋は何も言い返さずに部屋を出ていってしまった。
「 ……なんなんだよ、もう。 」
イライラは解消される事なく、テーブルをダンッ!と叩くと、仕事の書類の束を見下ろす。
今日中に終わらせないと面倒なので、直ぐに取り掛かろうと思ったが、どうにも気分が乗らない。
「 ……これは晴矢のせい。
だから晴矢で発散してもらお~。 」
俺はブスくれたまま立ち上がると、晴矢が寝ている部屋の扉を開けた。
すると、そこにはグッスリ寝ている晴矢がいて……ゆっくりベッドへと近づいていくと、不思議な事に、先程まであんなにイライラしていた気持ちが安らいだ気がして首を傾げる。
晴矢は大人しく俺の部屋で寝ている。
俺がいるこの場で。
絶対に逃げられない俺のテリトリー内で……。
気分が良くなって、何気なく頬を撫でてやると、晴矢がむずがりながらもその手に自分の頬を擦り付けてきた。
その時、心臓がドキッ!と跳ねて、そのままドキドキと落ち着かなくなってしまう。
まるで全力で走った時の様だ……。
少し苦しくて、でも気持ちいい……そんな不思議な感覚に更に深く首を傾げた。
「 ……なんか……変なの……。
晴矢が変だから……? 」
そのまま空いている方の手で頭を撫でると、少しだけ嬉しそうに笑う晴矢。
今度はキュッ……と心臓が掴まれた感覚がして、そのまま自然と口元に自分の口を寄せていくと晴矢の口が開き────……。
「 星華…………。 」
あのクソ女の名前が飛び出してきた。
「 …………は? 」
先程まで感じていた不思議な感覚はあっという間に激しい怒りへと変わる。
俺はその瞬間、晴矢が寝ているベッドの布団を勢いよく剥ぎ取った。
「 いつまで寝てるんですか~?
こんな役立たずを高い金出して買ったわけじゃないんですけど? 」
「 …………??? 」
一気に覚醒した晴矢は間が抜けた顔をしたが、それにも腹が立ち顎を乱暴に掴む。
「 なにか幸せな夢でも見たのかな?
でもこれが現実なんですけど?
ほら、犬なんだからどうすればいいか分かってるでしょ?
────で? 」
晴矢は、悲しそうに眉を下げると恐る恐る「 ……ワン……。 」と言う。
それを満足気に見下ろすと……自分だけが楽しいセックスをまた楽しんだ。
「 ……はっ……晴矢……はる……晴矢、晴矢……っ。 」
気がつけば晴矢の名前を何度も呟きながら、うなじの辺りを何度も何度も噛んでキスして、逃さない様に晴矢に覆いかぶさった。
なんだか自分のしている事が、遥か遠い場所で起こっている事の様な気がして……。
でも快感は近くて不思議だなと思いながら、達してしまった。
「 ……あ……う……うぅ……。 」
「 ……っハァ……ハァ……。 」
ゾクゾクする様な快感に身を委ねて、晴矢の中にまだある自分のモノをグイグイと奥へと動かすと、晴矢の体は小さく震える。
それを見ると、また興奮してきて動きを再開しながら、俺はフッ……と思った。
晴矢が女だったら孕ませて、無理やり手に入れられるのに────って。
「 ……晴矢が男で良かった!
もし女の子だったら、俺の子供がとっくにできちゃって、楽しく遊べなかったもん。
そしたら、その子供もド貧乏の可哀想な暮らしをさせられて……あ~可哀想!
満足に子供も育てられない最低の親だもんね、晴矢は!! 」
「 ……っ……っ。 」
晴矢は秋人の事を考えたのか……辛そうに顔を歪めた。
自分が傷つけた事も快感の中に入り、あれもこれもと晴矢の反応全てに興奮する。
ボロボロと涙を流す晴矢が、可哀想で可哀想で……愛おしくて仕方がなかった。
「 ……泣いちゃったの? 」
初めて泣いた姿を見てドキドキしながら一旦動きを止めると、一度自分のモノを抜き晴矢の体をひっくり返す。
すると、目の前には晴矢のグチャグチャに泣いている顔が晒されて……まるで胸を銃で撃たれた様な衝撃が走った。
「 う……うぅ……うぇ……っ……。 」
「 …………。 」
顔を腕で覆ったまま泣く晴矢を前に、固まってしまって、それと同時に下半身の熱はすっかり冷めてしまう。
初めての経験に、どうしていいか分からずパニックになった俺は「 でっ、できた子供には養育費払うし……っ。 」「 そ、それに生活に困らない環境は、用意するつもりだし……! 」とわけのわからない事をひたすら言っていたが、晴矢は泣き止まなかった。
涙でビシャビシャの汚い顔……。
なのに、不快じゃないし、面倒でもない。
呆然としながら見下ろしていると、最初に浮かんだのはちょっとした疑問だ。
それでさっきから感じる正体不明の感情達や衝撃について、必死に考えた。
俺は……晴矢を…………???
なんだかその答えへの道が見えかけた、その瞬間────……。
────ガチャン!!
背後にある扉の開く音がして振り返ると……千秋が俺を心底軽蔑したような目で睨んでいる姿が目に入った。
◇◇◇◇
「 ……示談金をまず申し出てみましょう。 」
「 俺を犯罪者みたいに言うのやめてくれない……? 」
自室にあるテーブルに向かい合わせに座っている千秋が、長い長い沈黙の後にそう言ってきたので否定はしたものの、自分でもどうかと思うほど言葉は弱々しいモノだった。
頭を抱えながらチラッと寝室へ繋がっている扉を見つめると、そのまま頭を抱える。
先ほど、泣き出してしまった晴矢を前に情けなくオロオロしている俺の元へ、仕事の資料を届けるため千秋が家へとやって来た。
そして渡している合鍵で入ると────目に飛び込むのは、泣きながら俺に押し倒されて泣いている晴矢の姿だ。
しかも明らかに事後……。
つまり、俺が無理やり襲っていると思った千秋は、冷静にスリッパを脱いで、俺の頭へ向かって、それをフルスイングした。
────スパンッ!!
自分の頭から気持ちのいい音がして、俺は痛みに呻いたが……晴矢は千秋の存在に気づき、更にショックを受けたのか、そのまま気絶してしまったのだ。
そして直ぐに晴矢の体を整えて、寝かせて……今に至る。
「 ────ハァ~……。 」
深い息を吐き出すと、千秋はギロッ!と俺を睨み付ける。
「 ────は?犯罪ですよ、れっきとした。
下半身からは血が出ているし、体の方もなんなんですか?
噛み跡だらけじゃないですか。
前に見た時より酷い……。
被害届出されたらアウトですよ。 」
「 べ、別にいいじゃん。俺が買ってるんだよ?
つまり同意の上のプレーってやつだし~。
っていうか、そもそもなんで千秋がそんなに晴矢の肩持つわけ?
……ムカつく……。 」
またしても謎のイライラが再発して、晴矢へも新たな怒りが湧く。
あのクソ女だけじゃなくて、千秋まで誘惑したんだ?
いつ?
どこで??
まさか、一緒に出かけたり、触れたりしたんじゃ……。
「 …………。 」
どんどん巨大化していく怒りの感情を抑えられず、千秋を睨みつけると……千秋は逆に睨み返してきた。
「 全く……頭はいいのに、なんでこうも分からないんだ……。
俺はお前に憧れと尊敬の念を持ってはいるが、この事に関してはとてもじゃないが尊敬などできないな。
寧ろ憐れに思います。
まぁ、きっとこれが誰もが憧れる人生の代償ってヤツなのかもな。 」
「 はぁ~?お前まであのクソ女と同じ様な事言わないでくれる?
ホント胸糞悪い。 」
眉間にシワを寄せて顔を背けると、千秋からため息をつく音が聞こえてきた。
「 ……でも気付かない方が幸せか。
これだけ酷い事をしてきたら、もう絶対手に入らないから。 」
「 何?言っている意味が全然わかんないんだけど? 」
物事をしっかり伝える千秋にしては随分と不明瞭な言い方だったので、もう一度睨んでやったが、それ以上千秋は何も言わずに書類と資料だけを置いて席を立つ。
そして一瞬だけ晴矢が寝ている部屋へ視線を向けると────……最後にこういった。
「 お前の人生は、これから先完璧になる事はないんだ。
ずっと不完全なまま生きていく。
それが今までしてきた事の償いだよ。 」
「 はぁ??
何?千秋、詩人にでもなっちゃったの? 」
茶化して返してやったが……千秋は何も言い返さずに部屋を出ていってしまった。
「 ……なんなんだよ、もう。 」
イライラは解消される事なく、テーブルをダンッ!と叩くと、仕事の書類の束を見下ろす。
今日中に終わらせないと面倒なので、直ぐに取り掛かろうと思ったが、どうにも気分が乗らない。
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だから晴矢で発散してもらお~。 」
俺はブスくれたまま立ち上がると、晴矢が寝ている部屋の扉を開けた。
すると、そこにはグッスリ寝ている晴矢がいて……ゆっくりベッドへと近づいていくと、不思議な事に、先程まであんなにイライラしていた気持ちが安らいだ気がして首を傾げる。
晴矢は大人しく俺の部屋で寝ている。
俺がいるこの場で。
絶対に逃げられない俺のテリトリー内で……。
気分が良くなって、何気なく頬を撫でてやると、晴矢がむずがりながらもその手に自分の頬を擦り付けてきた。
その時、心臓がドキッ!と跳ねて、そのままドキドキと落ち着かなくなってしまう。
まるで全力で走った時の様だ……。
少し苦しくて、でも気持ちいい……そんな不思議な感覚に更に深く首を傾げた。
「 ……なんか……変なの……。
晴矢が変だから……? 」
そのまま空いている方の手で頭を撫でると、少しだけ嬉しそうに笑う晴矢。
今度はキュッ……と心臓が掴まれた感覚がして、そのまま自然と口元に自分の口を寄せていくと晴矢の口が開き────……。
「 星華…………。 」
あのクソ女の名前が飛び出してきた。
「 …………は? 」
先程まで感じていた不思議な感覚はあっという間に激しい怒りへと変わる。
俺はその瞬間、晴矢が寝ているベッドの布団を勢いよく剥ぎ取った。
「 いつまで寝てるんですか~?
こんな役立たずを高い金出して買ったわけじゃないんですけど? 」
「 …………??? 」
一気に覚醒した晴矢は間が抜けた顔をしたが、それにも腹が立ち顎を乱暴に掴む。
「 なにか幸せな夢でも見たのかな?
でもこれが現実なんですけど?
ほら、犬なんだからどうすればいいか分かってるでしょ?
────で? 」
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