サロメ

結城りえる

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第六章 何処へゆけばいいの?

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 一方的に彼の局部に愛撫を繰り返し、オレは彼を汚辱し続けた。彼はかぶりを振ったまま、オレの身体を押しのけようとするも、囚われた局部に本能のまま身体的反応が始まると、それを隠そうとして身をよじった。
「……こんな状況でも、つんだ?櫻井さんも所詮、人の子だ…」
 オレは蔑んで呟く。彼は顔を背けている。
「……もう……気が済んだ?オレを侮辱したいだけなら、これで十分じゃないのか?」
 櫻井さんはまだこの期に及んでオレに希みを繋いでいるのだろう。
「……誰が止めるって?言いましたっけ?」
 オレはますます図に乗った。ことが思い通りに進んでいることに少し恐怖を覚えるほど。
「……関君が……解らないよ」
「解らないなら、何故あなたはオレに近づいたりしたんです?」
「解らないから…だろ?君のことが知りたかった…」
「何故?」
「……理由なんて、要る?」
 この人はまた“答え”をオレに丸投げするつもりなのだ。いつもそう。選択肢も示さないまま、オレに問いかけてくる。
「感情なんかに…理由なんて……要るの?」
 櫻井さんは少し悲しそうな顔を向けた。
「……………」
 無視をするしかなかった。オレは人が好過ぎるんだと思う。だからこの人にあっけなく自分のテリトリーに入られてしまった。だから今、オレはぐちゃぐちゃになっているというのに。
「……解ったような気でいるみたいだから…そうじゃないってことを教えますよ」
 オレはそう言うと、助けられた時に腰に巻いていたバスタオルを引き剥がし、開いた両脚で櫻井さんの腿の裏側を抑えつけた。彼は局所を晒すように抑えつけられた格好になった。異様で少し滑稽だ。
「ちょっと……待って!!何を……!!」
 悲鳴に近い彼の抵抗を聞き流し、オレは彼と強引に性交に及んだ。
快楽目的なんて最初から無い。彼とセックスがしたいなんて今日のこの瞬間まで考えたこともなかった。ただ、どうやったら彼を支配して自分の自由を再び勝ち取ることが出来るのだろう…と思っていただけ。
「はぅ……嘘っ………?!…………どうして……?」
 異物が自分自身しか知らない場所に入ってくる様を、櫻井さんは戸惑い、オレを責めた。
「どうして……?……って……?さぁ?……どうしてかな」
 オレはこんな摩擦と抑圧で痺れるほどの快感が溢れてくるのを体感しつつあった。彼を虐げていることもあって、脳内にアドレナリンが溢れかえっているのも要因だろうが、この肉体的な快楽は予想外だった。
 ああ、言葉にならない。迂闊に彼に話しかけたら、声が上ずってしまいそう。オレは腰を打ち付けながら、彼に罰を与えている。さながら杭打ちと鞭打ちに匹敵するような。
「や……いやだ……なんか……こんなの……違うよ…」
 櫻井さんは目じりに涙を浮かべ、のけ反った。
ひたひたと互いの肌が打ち合う音が延々と続く。その間、オレはたまらなく幸せで、夢心地でいられた。
「……こんなこと……したかったの…?関……君?……ああっ……!!」
 彼の心を傷つけることが出来、オレは十分に満たされつつあった。
「あなたは……嘘つきですね。嫌がってるみたいだけど、なかで舐めるように食らいついてくる…ふふ……なんだ……あなたは…聖人君主なんかじゃない…」
「関君………ひどいよ……オレが……君に……何をした?」
「何をしただって?」
 彼の言葉にオレは苛立ちを覚え、あまりにも彼の無理解に憎悪が増した。
「あなたは!オレのテリトリーに土足で入ってきて……聖域を踏み荒らしたというのに!そんなことも解らないのか?」
 ああ、イライラする。オレはこのひとに惹かれながらも、このひとの存在にこうも腹立たしく思わなければならないなんて。

「うわっ……ま……まって、や……止めて!……苦しい…」
「じゃあさ、もっと苦しくなれば?もっと奥に……」
「や……やだ……」
 櫻井さんの泣き濡れた顔は涙でぐちゃぐちゃになっている。それを瞰視する自分は極悪人にでもなった気分だった。
「……最高の気分だよ。あなたの泣いた顔を見たら気分が高揚してきた。いかに自分が胸糞悪い性格の人間だって、たった今、再認識出来た!お礼に櫻井さんのなかで出してあげるから」
「……………っ!や……やめろ…」
「今更でしょ?を咥え込んでよがってるのに?さぁ…いくよ」
「待って……こんなの………関君っ!!」
 彼の両腕が必死に抵抗してオレをおしのけようとしている。もう今更なのに。あなたは、オレに汚されてしまったというのにね。
「うっ………出る…はぁ……」
 彼の奥底でオレは自身の白濁した熱を放ち、彼の身体からようやく離れた。
 櫻井さんは顔を背けたまま、放心した様子だった。そんな彼にオレはもう興味が無くなり、壁に背を預けて床に座っていた。すると、櫻井さんはゆっくりと身体を起こし、オレの方に向いて力なく這って来た。
「……もう……これ以上……話しても……解り合えないって……ことなんだね?」
「…………」
「オレが……例えば言葉を選んで君と話し合おうとしたとしても、関君を……傷つけるってこと……なんだよね?」
「…………」
 オレは返事をするのも気だるくて、話し続ける櫻井さんを疎まし気に見つめる。
「じゃあ……オレに……トドメを刺してよ?」
「は?何言って……?」
「……こんな屈辱……耐えられない。君も……オレが憎いんだろ?だったら…いっそのこと……殺してくれればいい」
 そう言った櫻井さんの目は何故か笑っているように見えた。

  オマエニ オレハ 殺セナイ

「うるさい!うるさいよ!その目はなんだよ?ふざけるな!!」
 オレは彼の首に手をかけた。その指先に力をこめる。彼はもがくこともなく、自分の死をあっさりと受け入れようとしている。それがオレには気に障った。このひとは、死んで勝ち逃げるつもりなのだ。オレを苦しめるだけ苦しめて、汚れた肉体を捨ててさらなる高みへその精神と共に何処かへゆくつもりなのだ。オレの手の届かない、遥かに遠いところへ。
「逝かせない!あなただけ逃げるなんて、許さないっ!!」
 オレは彼の首から手を離した。オレは……このひとには……永遠に勝てない。このひとには……勝てないのだ。こんなに……苦しいのに。
 そこで初めて、オレは自分の弱さに膝を折っていた。

  互いに裸のまま、憎悪を募らせる状況になっていても、オレたちはまるで異世界にいるようだった。この世に二人しかいないような、そんななかでどちらが苦しみと屈辱から逃れられるだろうかという諍いを続けている。傍から見たらさぞかし滑稽だろうな。でも、オレはこの窮屈で苦しくて、いびつな愛しさと憎悪が満ちてくる彼と縁を切りたいと思っていた。
「……ねぇ……」
 櫻井さんが何かを話そうとするがオレはそれを許したくなかった。
「何を言いたいんだ?あなたが言うことは何を言ったって刃物になるって何故わかんないんだよっ?」
「じゃあ……オレはどうすればよかったの?関君に……何をしたら良かったというの?」
「うるさいっ!!もう黙れよ」
「………解った。じゃあ……包丁かナイフとかある?自分で……死ぬから」
「ちょ……おまえ……まだそんなこと!!」
「だって……関君はオレを殺したいと思っていたんだろう?」
 あまりにも醜いやりとりだと思った。このひとは…オレの心をどこまでも見透かしているのだろう。なら、もうたくさんだ。刃物を持たせれば本当に終わりにしてくれるのだろう。たとえ実行することが出来なかったとしても、この空間から、この部屋から出ていってくれることだろう。もう二度と、オレに近づいたりしないと思う。だってそうだろう?同性であるオレに、男に辱めを受けたんだ。そんな秘密を一生抱えて、オレを憎んで遠くに離れていってくれたらそれでオレは楽になれるのだ。
 オレは抑えつけていた彼の身体から離れ、キッチンから包丁を持ってきた。
そんなに使う機会はなかったけど、刃先はなまくらじゃないと思う。
「…………死ねやしないくせに」
 そう言いながらオレは、彼に包丁を渡した。


*****************

 ねぇ………どんな愛し方をすればよかったの?









*****************


「どこで……間違ったのか……解らない」
 背中には鉄格子が填められた窓から、わずかに陽が差していた。それ以外は外部から遮断された部屋だ。
「あんた、大学ではみんなから慕われていたみたいじゃないか?実際、あんたのことを悪く言う子とか、いなかった。なのに……あんた、大家さんが腰を抜かすくらいのことを…」
 刑事は淡々と問う。そう……オレも……何故そんなことになったのか解らなかった。ただ、自分が手をかけた関君の顔が、あまりにも安らかで愛おしい顔になって亡くなったことで、彼の顔を独り占めしたくなったのだ。こんな気持ちは、初めてだった。
「……どうして、関 衛君の頭部を、胴体から切り離したんだ?」
 昨夜のことが気になったから…と、翌朝、ドアをノックして入ってきた関君のアパートの大家は、血の海となった床に青ざめてその場でしゃがみ込んだ。そして、その血の海の真ん中で、関君の切り離した首を抱きしめて座っていたオレに恐怖し、悲鳴にならない声をあげて慌てて110番通報したのだった。
「ご遺体をバラバラにして、隠すつもりだったのか?そういうふうには見えなかったが」
 駆け付けた警察官にその場で逮捕され、オレはこの場に至っている。
「どうして……被害者の首を抱いていた?何か、意味があったのか?」
 オレは取り調べの刑事の顔を見た。不可解な表情をしている。そうだろうな。解らないだろう。だって…オレも解らないのだから。
「関君が……好きだって……殺してやっと……判ったんです」
「……痴情のもつれ…みたいなものか?まぁ……あんたらのケースは同性だから男女ってわけじゃないが」
「……そんな簡単なものじゃ……ないです。オレ……彼を失って…失ったのにこんなにも……関君が……好きで」
 オレたちの事件は後に世間やマスコミを大いに賑わせた。日刊紙のタイトルには純愛かサイコパスか?と問うものもあったという。現にオレは精神鑑定を何度か受けたが、異常は認められなかった。
 今でも留置場の中にいても……関君の安らかな表情を腕のなかで抱いていた感覚を覚えている。
他人が奇異で猟奇的だと蔑むことがあっても……オレは、オレの手で彼に永遠の眠りを与えたことを悔いることは…ない。
 そう、オレは確かに彼を愛していたから彼を知りたかった。彼を奪いたかった。彼自身からも。


 その死がおとずれるまで、その想いに気付きもしないで。

   オレは……いつか、近いうちに彼の後を追うことになるだろう。
 だから、
 衛………何処へゆけばいいの?





 the ende




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