【完結】幼馴染みが勇者になり何故か俺は勇者の番になりました

番外編：片想い勇者の恋の行方

勇者と魔王のお留守番 17

かくして、僕と魔王のお留守番は無事？に終わり僕とミシェルさんとリースの関係はというと……

「ヨルダ！　今日はミシェルからたっぷりと中に精を注ぎ込んでもらうのだぞ！」
「なっっ！　お前なんてデリカシーのない事を……」
「仕方ないだろう。初めてミシェルから精をもらった後のヨルダの味は今までの誰よりも甘美で最高の味だったのだから。私はその味に飢えているんだ！」

リースは初めてミシェルさんと繋がった後の僕の体液を摂取しその味の虜になってしまっていた。
最近はミシェルさんの味では満足できないと言い始め、ミシェルさんは酷くショックを受けていたが……そこは我儘リースと付き合いの長いミシェルさん。
すぐに思考を切り替えてリースが望むならばと僕の体を求めてくる……。

「ヨルダ……。俺が不甲斐ないせいで迷惑をかけてしまっているな……。すまない……」
「ミシェルさんは謝らないで下さい……。僕はミシェルさんが望むのならば何だって……」
「コラっ！　私が悪者みたいな言い方をするな！」
「お前は魔王なんだから悪者の親玉的な存在だろ！」


僕とリースはいつものように喧嘩を始め、ミシェルさんはそんな僕達の間に入り苦笑いしながら仲裁に入る。

僕達三人の不思議な不思議な三角関係は、きっとこれからもこんな感じで続いていくのだろう。



　　　　　　　　～おわり～







もしかしたら本編よりも長い番外編に付き合っていただきありがとうございました♡