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欲は大罪なのか 4
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「いろいろ…頑張ります」
なんて返事だ…これではワケ分からないよね…?
「ん、頑張って治してから、頑張っていろいろ食わせて」
「ん」
悠仁には伝わっていて嬉しくて出た‘ん’だけど、野沢さんも右京も分かってくれているようだ。ちょっと嬉しい。
「私も宅飲み参加したいな、玖未」
舞花が言うけれど…さっきカフェでも言ってたけど私ははっきり‘来て’とは答えなかった。だって、あのマンションに出入りする人には危険が伴うということだ。それは訪問する人も住人もどちらにも言える‘危険’だと、私は灰谷兄弟からも悠仁からも聞いている。須藤関係者だと思われる危険と外部から持ち込まれる危険。
「それなら外でご一緒します。うちは仕事もしていますから、部外者の訪問は遠慮して頂きたい」
「そうでしたか」
舞花は話の理解が早いから助かる。
「本間と4人でいかがですか?」
おお、さっき二人で話をしていたから悠仁は右京と舞花を誘っているんだ。気がきくんだねぇ…すごい。
「嬉しいです。ぜひお願いします」
「また1ヶ月ほど先になりますがお会いしましょう。では失礼」
「え…1ヶ月ほど先?」
悠仁の声にびっくりした声を出した舞花だが、私はこれまでも2ヶ月に一度くらい会うということを知ってる悠仁が考えてくれた日程だと受け止めていた。
「失礼致します。社長は玖未さんとのデートのお時間に入られましたのでこれ以上はご遠慮願います。ただ私で良ければ、お心を伺いますが…1ヶ月ほどということに何か?」
「毎週お休みもあるだろうに…って少しだけ思いました。すみません」
野沢さんと舞花の話は何とか聞こえているが、悠仁はすっかり買い物気分のようで
「あの鍋ごと置くってことは鍋敷ってのが…こんなのか?」
いろいろ私に見せ始めた。
「確認させて頂きますが…」
ん?後ろから聞こえるのは…ちょっとねちょ?
「あなたは玖未さんのごゆーじんでおられますか?」
「はい、そうです」
なんて返事だ…これではワケ分からないよね…?
「ん、頑張って治してから、頑張っていろいろ食わせて」
「ん」
悠仁には伝わっていて嬉しくて出た‘ん’だけど、野沢さんも右京も分かってくれているようだ。ちょっと嬉しい。
「私も宅飲み参加したいな、玖未」
舞花が言うけれど…さっきカフェでも言ってたけど私ははっきり‘来て’とは答えなかった。だって、あのマンションに出入りする人には危険が伴うということだ。それは訪問する人も住人もどちらにも言える‘危険’だと、私は灰谷兄弟からも悠仁からも聞いている。須藤関係者だと思われる危険と外部から持ち込まれる危険。
「それなら外でご一緒します。うちは仕事もしていますから、部外者の訪問は遠慮して頂きたい」
「そうでしたか」
舞花は話の理解が早いから助かる。
「本間と4人でいかがですか?」
おお、さっき二人で話をしていたから悠仁は右京と舞花を誘っているんだ。気がきくんだねぇ…すごい。
「嬉しいです。ぜひお願いします」
「また1ヶ月ほど先になりますがお会いしましょう。では失礼」
「え…1ヶ月ほど先?」
悠仁の声にびっくりした声を出した舞花だが、私はこれまでも2ヶ月に一度くらい会うということを知ってる悠仁が考えてくれた日程だと受け止めていた。
「失礼致します。社長は玖未さんとのデートのお時間に入られましたのでこれ以上はご遠慮願います。ただ私で良ければ、お心を伺いますが…1ヶ月ほどということに何か?」
「毎週お休みもあるだろうに…って少しだけ思いました。すみません」
野沢さんと舞花の話は何とか聞こえているが、悠仁はすっかり買い物気分のようで
「あの鍋ごと置くってことは鍋敷ってのが…こんなのか?」
いろいろ私に見せ始めた。
「確認させて頂きますが…」
ん?後ろから聞こえるのは…ちょっとねちょ?
「あなたは玖未さんのごゆーじんでおられますか?」
「はい、そうです」
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