彼の愛は不透明◆◆若頭からの愛は深く、底が見えない…沼愛◆◆ 【完結】

欲は大罪なのか 16

玖未が‘それなりに’落ち着いてニュースを受け止められているなら今それを掘り起こして無理に吐き出させて泣かせる必要はない。これからも古傷が痛むような日に寄り添ってやればいい。

だから、玖未の受け止め方と同じ方向性で言葉を掛ける‘過去が切り離せた’玖未自身の心で。

だったら祝ってやろうじゃないか。大人なら乾杯するところだろうが、あの頃…15歳の玖未が望んだであろうケーキで祝ってやる。

俺の下で揺れる玖未はすっかり大人の女だ…俺の熱を受け入れ艶が増した彼女の軽く開いた口に左手人差し指を入れ、片方の乳房に食いつき舐め回しながら熱を打ち込む…はぁ…ぅん…

以前教えたように玖未は舌で指を舐めたり、甘噛みして刺激を与えてくる。

俺は舐め回す乳房中央で硬く主張しているモノを軽く噛んでやる…あ…っ…唇で挟み軽く引っ張る…ふぅ…ぁ…ぅ…

「玖未…腰揺れてる…エロくて綺麗だ…っ…」

律動の速度を少しあげつつ、同じリズムで膨らみにも刺激を与える…はぁ…ぁあ…ぁ…彼女の喘ぎが深いところから吐かれる熱となり、俺の律動と呼応する腰の動きを繰り返し始める。

もう達する時を待っている…グッ…熱が抜けてしまうギリギリまで腰を引き、最奥ではなく玖未のいいところを擦り下腹部を手のひらで押し撫でる…ぃぁ…ぁあ…腹の皮一枚を隔ててソコを外からも内からも刺激された玖未の腰が跳ねるのを支えながら繰り返し刺激すると…ぃやぁ…ぅぅうん…ふぁっ…ぅん…喘ぎか唸り声か分からない音を吐きながら玖未がひくひくと俺の熱を絞り取った。