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第四十二話
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家電店の店内、時刻は正午。
太郎
「国王様まだかなぁ。」
バレット
「トラブルが無ければそろそろ来ますね。それにしても……」
バレットさんが上を見上げる。
バレット
「よくこれを即席で用意できましたね……。」
太郎
「団長さん以外客来なくて暇だったから……。」
試食コーナーが分かりやすいよう看板を立てたのだ。
ポップな書体で『おいでませ試食コーナー』の文字。アルミホイルを切って作ったのでギラギラで目立つ。更に看板の枠を電飾で発光させている。
これだけ派手な物を天井から吊るしているのだ。たとえ国王様が初のご来店でも迷うことはないだろう。
バレット
「外が騒がしくなってきましたね。到着したんでしょうか。」
太郎
「誰か店内に入って……あれ、詰所のサハギンですね。出迎えの準備かな?」
こちらに歩いてきたのはクマノミだ。立ち止まって看板を凝視。
クマノミ
「試食コーナー……?」
太郎
「どうですか?勤務中に日曜大工で作ったんですよ!」
バレット
「勤務中だと日曜大工って言えないですよ……。」
クマノミ
「あんまり店の雰囲気と合ってない気が……まさか独断で?」
太郎
「一応許可は取りましたよ?材料費も俺のポケットマネーから出しましたし。」
バレット
「販促の一環と言って押し切ってましたね。完成品を見せたら皆さん絶句していましたが。」
クマノミ
「表の改造自転車といい勝負ですね。」
太郎
「えぇ……評価低くない?」
あの悪趣味な自転車と一緒にされるとは心外だ。
太郎
「ところでクマノミさんはお仕事ですか?」
クマノミ
「はい。まあ……要人警護ですね。」
太郎
「なるほど。」
その要人は十中八九国王様だな。
などと予測していると蟻からの耳打ち。
バレット
「……自転車も見られちゃいますね。」
太郎
「そうですよね……だけど視察である以上隠すわけにもいかない。いざとなったら『チュパ衛門の悪戯』ってことにして押し切るか……。」
バレット
「平常運転で濡れ衣着せてますけどチュパカブラの悪戯は流石に無理ありますよ。」
太郎
「……。」
ごもっともな指摘だが今は代案が思い浮かばない……。
バレット
「見られたら見られたであの方のことだから新しい合成素材に……」
太郎
「マジでやりそうだから困る……。」
悪趣味だと思われるよりもそれを更におもちゃにされてしまうという懸念が……油断ならない人だからな……。
クマノミ
「もうすぐ合流の時間ですので持ち場に戻ります。」
太郎
「了解っす。」
正面の出入り口へ歩いて行くクマノミを見送る。
太郎
「俺たちもできる準備はしたしあとは待っていればいいか。」
バレット
「待っている必要も無さそうです。駐車場からエンジン音聞こえますし。」
太郎
「俺も出迎え行ったほうがいいかな?」
バレット
「……正直言うとこちらに居てもらいたいのですが。」
引き留められた……?脈アリ(蟻だけに)?
バレット
「私は正規の店員ではないのでホットプレートに何かあったときは太郎さんに対処してもらわないと。」
太郎
「そっちの心配ですか。」
バレット
「太郎さんが国王様の前で粗相をしないかも心配していますよ?」
信用されてないな俺……しかしそれに関して自信は無いが一応逃げ道は用意してある。
太郎
「心配には及びませんよ。いざというときは魔王様に庇い立てしてもらえば……」
バルバトス
「えぇ……尻拭いは自分でやってくださいよ……。」
太郎
「……バルバトスさん!?……どこから?」
バルバトス
「驚かしちゃいましたかねぇ?店の裏口から来ましたよ!」
バレット
「私たちの会話はどこから聞いていたのですか?」
バルバトス
「クマノミさんが離れていったあたりですかねぇ!」
太郎
「本当に今来たところって感じですか。」
隠れてずっと聞いていたってことは無さそうだが……。
しかし問題はそこではない。粗相をしたとき庇ってくれなそうな点である。
バルバトス
「粗相をする前提で考えているのは感心しませんよ?」
太郎
「仰る通りでございます。精進します……。」
魔王様から直々にお叱り……ちょっとふざけ過ぎたか。
バレット
「ところでバルバトス様は今日の特別なお客様をご存じで?」
バルバトス
「ええ。その人に会うために来たので。」
太郎
「あっ、噂をすれば来ましたねぇ!」
入口から大所帯が歩いてくるぞ。
真ん中に国王様、右隣に守備隊の隊長、左にはボラとクマノミ、後方には鎧を着た人間が多数……この人たちはボディーガードかな?
太郎
「いらっしゃいませ!」
バレット
「ようこそ試食コーナーへ。当店ではたこさんウインナーと野菜を無償で提供しております。」
バルバトス
「一人一皿なら足りそうですねぇ!」
とりあえず客引きしてみる。
隊長
「貴方は先日の……」
太郎
「覚えてらっしゃいましたか。」
軽く挨拶しながら試食の皿を渡す。
隊長
「では私から毒見を。」
太郎
「毒見はもう済んでますけど……」
隊長
「私の仕事ですので。」
早速試食する隊長。味はお気に召したのか表情が綻ぶ。
振り返って人差し指と親指で丸を作り安全性を報告。
隊長
「では皆様、どうぞ。」
笑顔で皿を後続に渡していく。
後ろの鎧たちは……フルフェイスの兜を被ったまま皿を受け取り待機。国王様が先に食べるのを待っているのか?
そして俺も国王様を見やるが……。
太郎
「……うん?なんだろうこの違和感。」
バレット
「違和感感じるんでしたよね?」
太郎
「違和感感じちゃう。」
画像で見ていた国王様とちょっと違う……?
隊長
「あぁ……やっぱり。」
???
「流石だな異世界人!」
後ろの鎧甲冑の一人が兜を脱ぐ。
国王陛下
「影武者すぐに見破られちゃった。」
太郎
「……!?」
本物の国王様はこっちか……!
隊長
「似ている者を連れてきたつもりでしたが……やはり面識がある方は欺けませんね。」
国王陛下(影武者)
「うむ……余は……影武者……。よろしく……。」
影武者さんは出された食品を試食しながら俺と握手。マイペースだ……。
国王陛下
「じゃ、そっちは手筈通り頼む。」
隊長
「お任せください。」
何か指示を出した後こちらに向き直る国王様(本物)。
国王陛下
「バルバトス公、元気にしてた?」
バルバトス
「今日も絶好調ですよ!」
まずは国王様が魔王様と握手。この二人は面識あったのか。
国王陛下
「直接会うのは初めてだな、太郎君。」
太郎
「そうですね、国王様。」
国王陛下
「それと……バレット君だったか。」
バレット
「はい。今日はよろしくお願いします。」
国王陛下
「……ウインナーもう一本足してもらっていい?」
太郎
「ここでまさかの特権行使!」
……国王様が試食を終えて説明を行う。
国王陛下
「今回の予定を君たちにも教える。」
太郎
「ウッス!」
国王陛下
「影武者一行が村を視察して回る。」
バレット
「では本物の国王様は別行動?」
国王陛下
「うむ。ここの地下室を借りることになっている。」
太郎
「地下室……王様用の部屋は……」
クマノミ
「太郎さんの部屋使います。」
太郎
「……!!?」
えっ、何この展開……
バレット
「太郎さんの部屋の視察を?」
国王陛下
「そんなわけあるか。退屈せずに身を隠せそうな場所だからお邪魔するのだ。」
太郎
「部屋掃除してないですよぉ……。」
国王陛下
「平気平気。どんな部屋か昨日も見てるし。」
太郎
「そんなアポ無しで遊びに来る近所の友達みたいなノリで……」
この人は身を隠すと言いながら遊ぶ気なのか……?たいして遊べるものは置いていないのだが……。
クマノミ
「一緒に部屋に行くのは私とバルバトス様と……」
鎧甲冑
「自分もお供させていただきます!」
国王陛下
「よろしく。」
視察組とは別にボディーガードが一人来るのか。
太郎
「バルバトスさんまで来ると部屋は少し狭いかもしれませんね……。」
バルバトス
「あぁ……そうですか?じゃあ猟銃は置いていきましょうか。」
あの威力過多のでかい銃か……。万が一があっても室内じゃあれで応戦するのは無理じゃない?
ヌタウナギ
「ヌタァ。」
端から見ていたヌタウナギがバルバトスさんと銃を交換する。
バルバトス
「使う事態にならないのが一番いいですけどね。」
太郎
「ですね……。」
バレット
「ヌタウナギさんは金さんの部屋で待機するそうです。」
太郎
「了解っす。」
向かいの部屋なら有事の際はすぐに駆け付けられるだろう。一応は安心か。
国王陛下
「部屋の主も同伴してもらうぞ?」
太郎
「なんと……俺もっすか?別件の内容は話せないって言ってたからてっきりハブられるものとばかり……。」
国王陛下
「それじゃあ余が退屈する。」
バレット
「太郎さんの漫才が見たいんですねわかります。」
太郎
「だから俺は芸人じゃないって!」
国王陛下
「別件の内容は部屋に行ってから説明するよ。あとお土産はそれが済んでからでいい?」
太郎
「流された……もう好きにしてください……。」
期待されても漫才はできないが……視察組を見送り残ったメンバーで地下へ移動することになった。
太郎
「国王様まだかなぁ。」
バレット
「トラブルが無ければそろそろ来ますね。それにしても……」
バレットさんが上を見上げる。
バレット
「よくこれを即席で用意できましたね……。」
太郎
「団長さん以外客来なくて暇だったから……。」
試食コーナーが分かりやすいよう看板を立てたのだ。
ポップな書体で『おいでませ試食コーナー』の文字。アルミホイルを切って作ったのでギラギラで目立つ。更に看板の枠を電飾で発光させている。
これだけ派手な物を天井から吊るしているのだ。たとえ国王様が初のご来店でも迷うことはないだろう。
バレット
「外が騒がしくなってきましたね。到着したんでしょうか。」
太郎
「誰か店内に入って……あれ、詰所のサハギンですね。出迎えの準備かな?」
こちらに歩いてきたのはクマノミだ。立ち止まって看板を凝視。
クマノミ
「試食コーナー……?」
太郎
「どうですか?勤務中に日曜大工で作ったんですよ!」
バレット
「勤務中だと日曜大工って言えないですよ……。」
クマノミ
「あんまり店の雰囲気と合ってない気が……まさか独断で?」
太郎
「一応許可は取りましたよ?材料費も俺のポケットマネーから出しましたし。」
バレット
「販促の一環と言って押し切ってましたね。完成品を見せたら皆さん絶句していましたが。」
クマノミ
「表の改造自転車といい勝負ですね。」
太郎
「えぇ……評価低くない?」
あの悪趣味な自転車と一緒にされるとは心外だ。
太郎
「ところでクマノミさんはお仕事ですか?」
クマノミ
「はい。まあ……要人警護ですね。」
太郎
「なるほど。」
その要人は十中八九国王様だな。
などと予測していると蟻からの耳打ち。
バレット
「……自転車も見られちゃいますね。」
太郎
「そうですよね……だけど視察である以上隠すわけにもいかない。いざとなったら『チュパ衛門の悪戯』ってことにして押し切るか……。」
バレット
「平常運転で濡れ衣着せてますけどチュパカブラの悪戯は流石に無理ありますよ。」
太郎
「……。」
ごもっともな指摘だが今は代案が思い浮かばない……。
バレット
「見られたら見られたであの方のことだから新しい合成素材に……」
太郎
「マジでやりそうだから困る……。」
悪趣味だと思われるよりもそれを更におもちゃにされてしまうという懸念が……油断ならない人だからな……。
クマノミ
「もうすぐ合流の時間ですので持ち場に戻ります。」
太郎
「了解っす。」
正面の出入り口へ歩いて行くクマノミを見送る。
太郎
「俺たちもできる準備はしたしあとは待っていればいいか。」
バレット
「待っている必要も無さそうです。駐車場からエンジン音聞こえますし。」
太郎
「俺も出迎え行ったほうがいいかな?」
バレット
「……正直言うとこちらに居てもらいたいのですが。」
引き留められた……?脈アリ(蟻だけに)?
バレット
「私は正規の店員ではないのでホットプレートに何かあったときは太郎さんに対処してもらわないと。」
太郎
「そっちの心配ですか。」
バレット
「太郎さんが国王様の前で粗相をしないかも心配していますよ?」
信用されてないな俺……しかしそれに関して自信は無いが一応逃げ道は用意してある。
太郎
「心配には及びませんよ。いざというときは魔王様に庇い立てしてもらえば……」
バルバトス
「えぇ……尻拭いは自分でやってくださいよ……。」
太郎
「……バルバトスさん!?……どこから?」
バルバトス
「驚かしちゃいましたかねぇ?店の裏口から来ましたよ!」
バレット
「私たちの会話はどこから聞いていたのですか?」
バルバトス
「クマノミさんが離れていったあたりですかねぇ!」
太郎
「本当に今来たところって感じですか。」
隠れてずっと聞いていたってことは無さそうだが……。
しかし問題はそこではない。粗相をしたとき庇ってくれなそうな点である。
バルバトス
「粗相をする前提で考えているのは感心しませんよ?」
太郎
「仰る通りでございます。精進します……。」
魔王様から直々にお叱り……ちょっとふざけ過ぎたか。
バレット
「ところでバルバトス様は今日の特別なお客様をご存じで?」
バルバトス
「ええ。その人に会うために来たので。」
太郎
「あっ、噂をすれば来ましたねぇ!」
入口から大所帯が歩いてくるぞ。
真ん中に国王様、右隣に守備隊の隊長、左にはボラとクマノミ、後方には鎧を着た人間が多数……この人たちはボディーガードかな?
太郎
「いらっしゃいませ!」
バレット
「ようこそ試食コーナーへ。当店ではたこさんウインナーと野菜を無償で提供しております。」
バルバトス
「一人一皿なら足りそうですねぇ!」
とりあえず客引きしてみる。
隊長
「貴方は先日の……」
太郎
「覚えてらっしゃいましたか。」
軽く挨拶しながら試食の皿を渡す。
隊長
「では私から毒見を。」
太郎
「毒見はもう済んでますけど……」
隊長
「私の仕事ですので。」
早速試食する隊長。味はお気に召したのか表情が綻ぶ。
振り返って人差し指と親指で丸を作り安全性を報告。
隊長
「では皆様、どうぞ。」
笑顔で皿を後続に渡していく。
後ろの鎧たちは……フルフェイスの兜を被ったまま皿を受け取り待機。国王様が先に食べるのを待っているのか?
そして俺も国王様を見やるが……。
太郎
「……うん?なんだろうこの違和感。」
バレット
「違和感感じるんでしたよね?」
太郎
「違和感感じちゃう。」
画像で見ていた国王様とちょっと違う……?
隊長
「あぁ……やっぱり。」
???
「流石だな異世界人!」
後ろの鎧甲冑の一人が兜を脱ぐ。
国王陛下
「影武者すぐに見破られちゃった。」
太郎
「……!?」
本物の国王様はこっちか……!
隊長
「似ている者を連れてきたつもりでしたが……やはり面識がある方は欺けませんね。」
国王陛下(影武者)
「うむ……余は……影武者……。よろしく……。」
影武者さんは出された食品を試食しながら俺と握手。マイペースだ……。
国王陛下
「じゃ、そっちは手筈通り頼む。」
隊長
「お任せください。」
何か指示を出した後こちらに向き直る国王様(本物)。
国王陛下
「バルバトス公、元気にしてた?」
バルバトス
「今日も絶好調ですよ!」
まずは国王様が魔王様と握手。この二人は面識あったのか。
国王陛下
「直接会うのは初めてだな、太郎君。」
太郎
「そうですね、国王様。」
国王陛下
「それと……バレット君だったか。」
バレット
「はい。今日はよろしくお願いします。」
国王陛下
「……ウインナーもう一本足してもらっていい?」
太郎
「ここでまさかの特権行使!」
……国王様が試食を終えて説明を行う。
国王陛下
「今回の予定を君たちにも教える。」
太郎
「ウッス!」
国王陛下
「影武者一行が村を視察して回る。」
バレット
「では本物の国王様は別行動?」
国王陛下
「うむ。ここの地下室を借りることになっている。」
太郎
「地下室……王様用の部屋は……」
クマノミ
「太郎さんの部屋使います。」
太郎
「……!!?」
えっ、何この展開……
バレット
「太郎さんの部屋の視察を?」
国王陛下
「そんなわけあるか。退屈せずに身を隠せそうな場所だからお邪魔するのだ。」
太郎
「部屋掃除してないですよぉ……。」
国王陛下
「平気平気。どんな部屋か昨日も見てるし。」
太郎
「そんなアポ無しで遊びに来る近所の友達みたいなノリで……」
この人は身を隠すと言いながら遊ぶ気なのか……?たいして遊べるものは置いていないのだが……。
クマノミ
「一緒に部屋に行くのは私とバルバトス様と……」
鎧甲冑
「自分もお供させていただきます!」
国王陛下
「よろしく。」
視察組とは別にボディーガードが一人来るのか。
太郎
「バルバトスさんまで来ると部屋は少し狭いかもしれませんね……。」
バルバトス
「あぁ……そうですか?じゃあ猟銃は置いていきましょうか。」
あの威力過多のでかい銃か……。万が一があっても室内じゃあれで応戦するのは無理じゃない?
ヌタウナギ
「ヌタァ。」
端から見ていたヌタウナギがバルバトスさんと銃を交換する。
バルバトス
「使う事態にならないのが一番いいですけどね。」
太郎
「ですね……。」
バレット
「ヌタウナギさんは金さんの部屋で待機するそうです。」
太郎
「了解っす。」
向かいの部屋なら有事の際はすぐに駆け付けられるだろう。一応は安心か。
国王陛下
「部屋の主も同伴してもらうぞ?」
太郎
「なんと……俺もっすか?別件の内容は話せないって言ってたからてっきりハブられるものとばかり……。」
国王陛下
「それじゃあ余が退屈する。」
バレット
「太郎さんの漫才が見たいんですねわかります。」
太郎
「だから俺は芸人じゃないって!」
国王陛下
「別件の内容は部屋に行ってから説明するよ。あとお土産はそれが済んでからでいい?」
太郎
「流された……もう好きにしてください……。」
期待されても漫才はできないが……視察組を見送り残ったメンバーで地下へ移動することになった。
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