20 / 49
生まれて初めての…
8
しおりを挟む
その夜。互いに入浴を済ませた後、俺は宗佑の前で初めてチョーカーを外した。ただ首を晒すだけの行為が裸を見られることよりも緊張した。
「あんまり、見つめないでくれると……助かる」
「それは聞けないな」
日に焼けていない身体は細く、肉付きも決して良いとはいえないΩの俺。同じ「人」のはずなのに、精悍な体躯の宗佑とはまるで違う。そんな彼の大きな手によって、俺が身に纏うバスローブは解かれていった。
ゴロン、と広いベッドの上で仰向けに寝転がされると、宗佑が上から俺を見下ろした。このアンバーの瞳に見つめられるだけで、俺の身体は僅かに反応する。それだけで感じてしまう俺は、きっともう宗佑以外の者では満たされないだろう。
俺の頬を撫でる彼の手が気持ちいい。たちまち身体中に熱が広がり、紡いだ唇から微かな吐息が漏れた。
宗佑のバスローブの腰紐を解いてやると、逞しい彼の身体が露になる。うっとりするほどのそれは俺には絶対に手に入れられないものだ。まるで美術館に飾られる彫刻のように洗練された肉体が、これから俺の肌と合わさるのだと思うと、身体の奥から何かが溢れた気がした。
「グルル……」
喉を鳴らす宗佑の声。俺が欲情させているのかと思うと嬉しくなる。他の人間にはない、Ωだからこそ発することのできる誘惑の香り。普段なら煩わしいそれも、今だけは彼を夢中にさせるとっておきの媚薬だ。
「はあっ……ん……」
まだ頬を撫でられただけだというのに、俺の身体から愛液が染み出した。発情が始まったのだろう。宗佑に触れたくて堪らない。
「好きだよ、宗佑」
その言葉を皮切りに、互いの合わさる唇が普段よりも深く交わる感じがした。
擦れる肌も、俺を愛撫する両手も、繋がる結合部も。
今日で何度目かしれないセックスなのに、初めて宗佑の全てを感じているような気がしていた。
「んんあっ……はあっ……宗佑……」
「圭介……好きだ」
「うん……んっ、うんっ……俺も……!」
抱き締め合いながら囁き合う愛の言葉がそうさせていたのかもしれない。昨日までと違うのはそれだった。
だからきっと、これで成立する。
「ん……宗佑……宗佑ぇ……!」
「圭介……!」
傷一つない俺の項に宗佑が噛みついた。不思議と痛みは感じず、むしろそれが俺を絶頂へと誘った。
ああ、これで俺は宗佑と結ばれたのだ。酸素を身体全体で貪りながら、俺は自分の首筋へと触れた。
今世で俺は、誰かの番になることができた。それも自分が心から好きだと思う人と。
宗佑が噛んだばかりの俺の項を舐めながら、強く身体を抱き締めた。
「ありがとう、圭介」
礼を言うのはこちらの方だ。俺は首を振った。
「嬉しい」
「私もだよ」
その後も激しく、濃密に愛し合った。すっかり腰が抜けて立てなくなった俺を、宗佑は軽々と抱き上げるとバスルームへ移動した。
空のバスタブに二人して身体を収めると、中にお湯を溜め始めた。バスタブの中でも俺は宗佑に横抱きにされたままで恥ずかしかったが、それよりも大事なことを思い出し、俺は脚の間に自身の手を挿し込んだ。
「何をしているの?」
「ん……栓、しとかないと……宗佑の、零したくないから」
自身の後孔に指を埋めて、お湯を入れないようにする。それだけの行為が、またも宗佑を刺激させたらしい。
「本当に圭介は……無自覚でやるからタチが悪い」
「へ? あっ、ちょっと……宗佑っ……!?」
俺から指を抜かせると、宗佑が代わりに俺の後孔へと指を埋めて栓をした。長い中指が奥まで挿れられ、「これなら、抜けないだろ」と耳元で囁かれる。でも、その指は意地悪で、動かさなくていいのに僅かに抜き挿しを始めた。
「も、やあっ……だめっ……お湯っ、んんっ、入っちゃう……からぁっ」
「そうなったら、また圭介の中を私で満たすから大丈夫」
「やだぁっ……あんっ、だめ……だめ、だめぇっ……!」
せっかく溜め始めたお湯が自分の放ったそれで汚れてしまった。宗佑は満足そうに微笑み、対して俺はぐったりと彼の胸の中で文句を言う。
ふてくされる俺を宗佑は可笑しそうに宥めた。しばらくして、根負けしたのは俺の方だった。
「宗佑のスケベ……」
「そうだよ。知らなかった?」
「もうっ…………ぷっ、ふふっ、あははっ」
「ふふっ」
じゃれあって、じゃれあって。俺達は幸せな時間を過ごした。
ここで俺の物語が終わったなら、まさにハッピーエンドというやつだ。
めでたし、めでたし。
――――…
最後にシャワーで身体を洗い終わった後は裸のままソファの上で互いに抱き合い、何気ない会話を楽しんだ。その中で、俺は今更なことを尋ねた。
「そう言えば、宗佑のご家族の方は番の相手が俺でいいのかな?」
「ああ、それなら大丈夫。君を迎えると決めた時から彼らに伝えてあるよ。もちろん、納得してもらっているし、こうなることもわかっている」
「そんなに前から?」
「運命の人だからね」
俺が宗佑の下に行くまで彼と直接会ったことはなかった。事前に父さんから写真か何かで俺の顔を教えられたにしても、それが運命の番だとわかるなど、やはりαはすごい生き物だ。
「よく運命の相手が俺だってわかったね。俺が宗佑と会った頃は失礼なことばかりをして、全然それどころじゃなかったのに」
「運命に理由が必要?」
「……ううん」
こればかりは考えてわかることじゃない。運命の番は本能が教えてくれる。きっと今は、本能よりも理性の方が勝っているのだろう。
俺は自分の腹を撫でた。
「会いたいな」
「…………そうだな」
「えへへ」
この時の俺は幸せだった。宗佑を愛して、彼を受け入れた。そう信じていた。
だが、Ωが本能を置いて理性を優先できるはずはなかった。
俺の中の本能は、目の前の姿の彼を受け入れてくれなかったらしい。つくづく、厄介な性だ。それを知るのは、後になってからだった。
そして宗佑は、もしかしたらわかっていたのかもしれない。
自分の腹を嬉しそうに撫でる俺を見つめるそのアンバーが、ずっと遠くを見つめていたことを。
この時の俺は知る由もなかった。
「あんまり、見つめないでくれると……助かる」
「それは聞けないな」
日に焼けていない身体は細く、肉付きも決して良いとはいえないΩの俺。同じ「人」のはずなのに、精悍な体躯の宗佑とはまるで違う。そんな彼の大きな手によって、俺が身に纏うバスローブは解かれていった。
ゴロン、と広いベッドの上で仰向けに寝転がされると、宗佑が上から俺を見下ろした。このアンバーの瞳に見つめられるだけで、俺の身体は僅かに反応する。それだけで感じてしまう俺は、きっともう宗佑以外の者では満たされないだろう。
俺の頬を撫でる彼の手が気持ちいい。たちまち身体中に熱が広がり、紡いだ唇から微かな吐息が漏れた。
宗佑のバスローブの腰紐を解いてやると、逞しい彼の身体が露になる。うっとりするほどのそれは俺には絶対に手に入れられないものだ。まるで美術館に飾られる彫刻のように洗練された肉体が、これから俺の肌と合わさるのだと思うと、身体の奥から何かが溢れた気がした。
「グルル……」
喉を鳴らす宗佑の声。俺が欲情させているのかと思うと嬉しくなる。他の人間にはない、Ωだからこそ発することのできる誘惑の香り。普段なら煩わしいそれも、今だけは彼を夢中にさせるとっておきの媚薬だ。
「はあっ……ん……」
まだ頬を撫でられただけだというのに、俺の身体から愛液が染み出した。発情が始まったのだろう。宗佑に触れたくて堪らない。
「好きだよ、宗佑」
その言葉を皮切りに、互いの合わさる唇が普段よりも深く交わる感じがした。
擦れる肌も、俺を愛撫する両手も、繋がる結合部も。
今日で何度目かしれないセックスなのに、初めて宗佑の全てを感じているような気がしていた。
「んんあっ……はあっ……宗佑……」
「圭介……好きだ」
「うん……んっ、うんっ……俺も……!」
抱き締め合いながら囁き合う愛の言葉がそうさせていたのかもしれない。昨日までと違うのはそれだった。
だからきっと、これで成立する。
「ん……宗佑……宗佑ぇ……!」
「圭介……!」
傷一つない俺の項に宗佑が噛みついた。不思議と痛みは感じず、むしろそれが俺を絶頂へと誘った。
ああ、これで俺は宗佑と結ばれたのだ。酸素を身体全体で貪りながら、俺は自分の首筋へと触れた。
今世で俺は、誰かの番になることができた。それも自分が心から好きだと思う人と。
宗佑が噛んだばかりの俺の項を舐めながら、強く身体を抱き締めた。
「ありがとう、圭介」
礼を言うのはこちらの方だ。俺は首を振った。
「嬉しい」
「私もだよ」
その後も激しく、濃密に愛し合った。すっかり腰が抜けて立てなくなった俺を、宗佑は軽々と抱き上げるとバスルームへ移動した。
空のバスタブに二人して身体を収めると、中にお湯を溜め始めた。バスタブの中でも俺は宗佑に横抱きにされたままで恥ずかしかったが、それよりも大事なことを思い出し、俺は脚の間に自身の手を挿し込んだ。
「何をしているの?」
「ん……栓、しとかないと……宗佑の、零したくないから」
自身の後孔に指を埋めて、お湯を入れないようにする。それだけの行為が、またも宗佑を刺激させたらしい。
「本当に圭介は……無自覚でやるからタチが悪い」
「へ? あっ、ちょっと……宗佑っ……!?」
俺から指を抜かせると、宗佑が代わりに俺の後孔へと指を埋めて栓をした。長い中指が奥まで挿れられ、「これなら、抜けないだろ」と耳元で囁かれる。でも、その指は意地悪で、動かさなくていいのに僅かに抜き挿しを始めた。
「も、やあっ……だめっ……お湯っ、んんっ、入っちゃう……からぁっ」
「そうなったら、また圭介の中を私で満たすから大丈夫」
「やだぁっ……あんっ、だめ……だめ、だめぇっ……!」
せっかく溜め始めたお湯が自分の放ったそれで汚れてしまった。宗佑は満足そうに微笑み、対して俺はぐったりと彼の胸の中で文句を言う。
ふてくされる俺を宗佑は可笑しそうに宥めた。しばらくして、根負けしたのは俺の方だった。
「宗佑のスケベ……」
「そうだよ。知らなかった?」
「もうっ…………ぷっ、ふふっ、あははっ」
「ふふっ」
じゃれあって、じゃれあって。俺達は幸せな時間を過ごした。
ここで俺の物語が終わったなら、まさにハッピーエンドというやつだ。
めでたし、めでたし。
――――…
最後にシャワーで身体を洗い終わった後は裸のままソファの上で互いに抱き合い、何気ない会話を楽しんだ。その中で、俺は今更なことを尋ねた。
「そう言えば、宗佑のご家族の方は番の相手が俺でいいのかな?」
「ああ、それなら大丈夫。君を迎えると決めた時から彼らに伝えてあるよ。もちろん、納得してもらっているし、こうなることもわかっている」
「そんなに前から?」
「運命の人だからね」
俺が宗佑の下に行くまで彼と直接会ったことはなかった。事前に父さんから写真か何かで俺の顔を教えられたにしても、それが運命の番だとわかるなど、やはりαはすごい生き物だ。
「よく運命の相手が俺だってわかったね。俺が宗佑と会った頃は失礼なことばかりをして、全然それどころじゃなかったのに」
「運命に理由が必要?」
「……ううん」
こればかりは考えてわかることじゃない。運命の番は本能が教えてくれる。きっと今は、本能よりも理性の方が勝っているのだろう。
俺は自分の腹を撫でた。
「会いたいな」
「…………そうだな」
「えへへ」
この時の俺は幸せだった。宗佑を愛して、彼を受け入れた。そう信じていた。
だが、Ωが本能を置いて理性を優先できるはずはなかった。
俺の中の本能は、目の前の姿の彼を受け入れてくれなかったらしい。つくづく、厄介な性だ。それを知るのは、後になってからだった。
そして宗佑は、もしかしたらわかっていたのかもしれない。
自分の腹を嬉しそうに撫でる俺を見つめるそのアンバーが、ずっと遠くを見つめていたことを。
この時の俺は知る由もなかった。
3
あなたにおすすめの小説
触れるな危険
紀村 紀壱
BL
傭兵を引退しギルドの受付をするギィドには最近、頭を悩ます来訪者がいた。
毛皮屋という通り名の、腕の立つ若い傭兵シャルトー、彼はその通り名の通り、毛皮好きで。そして何をとち狂ったのか。
「ねえ、頭(髪)触らせてヨ」「断る。帰れ」「や~、あんたの髪、なんでこんなに短いのにチクチクしないで柔らかいの」「だから触るなってんだろうが……!」
俺様青年攻め×厳つ目なおっさん受けで、罵り愛でどつき愛なお話。
バイオレンスはありません。ゆるゆるまったり設定です。
15話にて本編(なれそめ)が完結。
その後の話やら番外編やらをたまにのんびり公開中。
婚約破棄されて森に捨てられたら、フェンリルの長に一目惚れされたよ
ミクリ21 (新)
BL
婚約破棄されて森に捨てられてしまったバジル・ハラルド。
バジルはフェンリルの長ルディガー・シュヴァに一目惚れされて、フェンリルの村で暮らすことになった。
伯爵家次男は、女遊びの激しい(?)幼なじみ王子のことがずっと好き
メグエム
BL
伯爵家次男のユリウス・ツェプラリトは、ずっと恋焦がれている人がいる。その相手は、幼なじみであり、王位継承権第三位の王子のレオン・ヴィルバードである。貴族と王族であるため、家や国が決めた相手と結婚しなければならない。しかも、レオンは女関係での噂が絶えず、女好きで有名だ。男の自分の想いなんて、叶うわけがない。この想いは、心の奥底にしまって、諦めるしかない。そう思っていた。
すれ違い夫夫は発情期にしか素直になれない
和泉臨音
BL
とある事件をきっかけに大好きなユーグリッドと結婚したレオンだったが、番になった日以来、発情期ですらベッドを共にすることはなかった。ユーグリッドに避けられるのは寂しいが不満はなく、これ以上重荷にならないよう、レオンは受けた恩を返すべく日々の仕事に邁進する。一方、レオンに軽蔑され嫌われていると思っているユーグリッドはなるべくレオンの視界に、記憶に残らないようにレオンを避け続けているのだった。
お互いに嫌われていると誤解して、すれ違う番の話。
===================
美形侯爵長男α×平凡平民Ω。本編24話完結。それ以降は番外編です。
オメガバース設定ですが独自設定もあるのでこの世界のオメガバースはそうなんだな、と思っていただければ。
番を持ちたがらないはずのアルファは、何故かいつも距離が近い【オメガバース】
さか【傘路さか】
BL
全10話。距離感のおかしい貴族の次男アルファ×家族を支えるため屋敷で働く魔術師オメガ。
オメガであるロシュは、ジール家の屋敷で魔術師として働いている。母は病気のため入院中、自宅は貸しに出し、住み込みでの仕事である。
屋敷の次男でアルファでもあるリカルドは、普段から誰に対しても物怖じせず、人との距離の近い男だ。
リカルドは特殊な石や宝石の収集を仕事の一つとしており、ある日、そんな彼から仕事で収集した雷管石が魔力の干渉を受けない、と相談を受けた。
自国の神殿へ神が生み出した雷管石に魔力を込めて預ければ、神殿所属の鑑定士が魔力相性の良いアルファを探してくれる。
貴族達の間では大振りの雷管石は番との縁を繋ぐ品として高額で取引されており、折角の石も、魔力を込められないことにより、価値を著しく落としてしまっていた。
ロシュは調査の協力を承諾し、リカルドの私室に出入りするようになる。
※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。
無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。
自サイト:
https://sakkkkkkkkk.lsv.jp/
誤字脱字報告フォーム:
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=fcdb8998a698847f
アルファ王子に嫌われるための十の方法
小池 月
BL
攻め:アローラ国王太子アルファ「カロール」
受け:田舎伯爵家次男オメガ「リン・ジャルル」
アローラ国の田舎伯爵家次男リン・ジャルルは二十歳の男性オメガ。リンは幼馴染の恋人セレスがいる。セレスは隣領地の田舎子爵家次男で男性オメガ。恋人と言ってもオメガ同士でありデートするだけのプラトニックな関係。それでも互いに大切に思える関係であり、将来は二人で結婚するつもりでいた。
田舎だけれど何不自由なく幸せな生活を送っていたリンだが、突然、アローラ国王太子からの求婚状が届く。貴族の立場上、リンから断ることが出来ずに顔も知らないアルファ王子に嫁がなくてはならなくなる。リンは『アルファ王子に嫌われて王子側から婚約解消してもらえば、伯爵家に出戻ってセレスと幸せな結婚ができる!』と考え、セレスと共にアルファに嫌われるための作戦を必死で練り上げる。
セレスと涙の別れをし、王城で「アルファ王子に嫌われる作戦」を実行すべく奮闘するリンだがーー。
王太子α×伯爵家ΩのオメガバースBL
☆すれ違い・両想い・権力争いからの冤罪・絶望と愛・オメガの友情を描いたファンタジーBL☆
性描写の入る話には※をつけます。
11月23日に完結いたしました!!
完結後のショート「セレスの結婚式」を載せていきたいと思っております。また、その後のお話として「番となる」と「リンが妃殿下になる」ストーリーを考えています。ぜひぜひ気長にお待ちいただけると嬉しいです!
【完結】おじさんはΩである
藤吉とわ
BL
隠れ執着嫉妬激強年下α×αと誤診を受けていたおじさんΩ
門村雄大(かどむらゆうだい)34歳。とある朝母親から「小学生の頃バース検査をした病院があんたと連絡を取りたがっている」という電話を貰う。
何の用件か分からぬまま、折り返しの連絡をしてみると「至急お知らせしたいことがある。自宅に伺いたい」と言われ、招いたところ三人の男がやってきて部屋の中で突然土下座をされた。よくよく話を聞けば23年前のバース検査で告知ミスをしていたと告げられる。
今更Ωと言われても――と戸惑うものの、αだと思い込んでいた期間も自分のバース性にしっくり来ていなかった雄大は悩みながらも正しいバース性を受け入れていく。
治療のため、まずはΩ性の発情期であるヒートを起こさなければならず、謝罪に来た三人の男の内の一人・研修医でαの戸賀井 圭(とがいけい)と同居を開始することにーー。
愛され少年と嫌われ少年
透
BL
美しい容姿と高い魔力を持ち、誰からも愛される公爵令息のアシェル。アシェルは王子の不興を買ったことで、「顔を焼く」という重い刑罰を受けることになってしまった。
顔を焼かれる苦痛と恐怖に絶叫した次の瞬間、アシェルはまったく別の場所で別人になっていた。それは同じクラスの少年、顔に大きな痣がある、醜い嫌われ者のノクスだった。
元に戻る方法はわからない。戻れたとしても焼かれた顔は醜い。さらにアシェルはノクスになったことで、自分が顔しか愛されていなかった現実を知ってしまう…。
【嫌われ少年の幼馴染(騎士団所属)×愛され少年】
※本作はムーンライトノベルズでも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる