発掘・研究並びに互市を目的とする半自治領にて

明日をも知れぬ境遇で、半分ストリートチルドレンに成りかけていた勝村啓吾は、不思議な石をかっぱらった後、民家の床下でひと眠りすると妙な場所に来ていた。

はじめの内は、全く状況が理解出来ず右往左往するのみだったが、だんだん自分のいる地域の情勢が理解出来てくる。

その地、アーヘンは周辺を四つの国に囲まれ、それぞれの国から送り込まれた評議員達が共同で治め運営している。複雑な事情を持った狭い土地だった。

情勢も手伝い、今のところ割と裕福で人心も穏やかなアーヘン。

……この場所でなら啓吾も真っ当に生きていくことが出来るだろうか?
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