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日常ストーリー
16話 ハメ撮り
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「尾餅くん、僕アヘ顔ダブルピースでぇす♡撮って撮って~♡」
「ん、んぐ、んぅお゛……っ!♡」
尾餅に騎乗位で腰を振る鎖原がピースを決める様子を下からスマホで撮影する。搾り取られるペニスが今にも射精してしまいそうなほど苦しいがそうすると尾餅がタチのターンが終わってしまうので我慢しなければならない。『お互いのオカズを撮りだめしよう』これが今回の目的であった。相手の好きな表情、仕草、喘ぎ声。好きなようにリードしてそれらを誘い出せ、という一種の勝負かゲームのようになったこの行為は尾餅に不利を極めていた。素面でぐちゃぐちゃになる鎖原が見たいのにノリノリでサービスシーンばかり提供されてはこちら側が食われているのと一緒である。だがしかしここでムキになってもどうにもならないことであると尾餅は長年の経験から分かっているので一旦諦めて力を抜く。鎖原がぱちゅぱちゅと腰を振りながら「どぉしたの!?♡」と飛び散る汗をキラキラと輝かせている。
「タチネコ交代する!?♡僕はいつでもいいよ、尾餅くん!♡」
「……鎖原、綺麗だなぁ」
「へっ!?何!?」
「上で動いている時の身体がしなやかでセクシーだ。なんかこう、リボンが踊っているのかと思うほどに。スラッとした手足が器用かつダイナミックに動くのは見ていて圧倒される。俺はこんなに綺麗な彼氏がいて幸せ者だな、生きていてよかった……」
「……な、何々、何ぃ……♡尾餅くん、僕をどうしたいの……♡」
おっ!?と思った。素面で鎖原のことをベタ褒めするなんて普段はしないが、今のこの状況では効果的かもしれない。赤く染まった鎖原の顔をカメラに収める。「やだ、こんなとこ撮らないでよ……♡」と顔を背ける鎖原に「可愛いんだから見せてくれ」とその顎をすくって正面を向かせる。尾餅が腰を動かすとハッとしたように慌てて笑顔になる鎖原だが明らかに先ほどまでと違ってペースが乱れていた。尾餅はカメラを向けながらも目線は直接鎖原に合わせて笑いかける。鎖原が戸惑うように尾餅の腹に手をついて動きを完全にこちらに任せた。
「俺は鎖原のことが世界一大事だ、一番好きだ……お前が教えてくれたからセックスの楽しさを知れたんだ、童貞も処女もお前がもらってくれて本当に嬉しい。こんなに柔らかい名器の穴、俺にはもったいないくらいだ。今もきゅうきゅう締めつけてきてトロトロにほぐれてる。今日も自分でほぐしてたのか?それとも穴が完全に俺の形になったってことか?それなら嬉しいな」
「あッ、あ゛ッ、それ反則ぅ!♡優しい言葉責めなんて僕メロメロになっちゃうよぉ、突き方も優しくてケツまんこキュンキュンするぅ……♡んぉッぉッぉッ♡やだぁ、逃げられない!♡腰がっつり掴んで固定するのやめてぇ!♡触られたところから気持ちよくなっちゃう゛!♡」
「すまないが離してはやれないな……♡」と呟きながら尾餅は鎖原の左腰を掴む手にぐっと力を込めた。より深いところまでペニスが入り込む、鎖原の薄い腹にペニスの存在感が浮いて出る。奥の方をしつこくグリグリとペニスの先端で揉んでやると結腸が開いて鎖原はあうあうと言葉にならない声を出した。涙目でよだれを垂らす淫靡な表情がカメラの中に収まる。鎖原は嫌々と首を振って自身のペニスを「出ちゃうぅ♡」と両手で握った。その手をそっと優しく絡め取って尾餅は「出してるところ見せてくれ♡」と腰の動きをリズミカルに奥を叩く。鎖原はひんひんと泣きながらも尾餅の言う通りに手を離しピュッピュッと射精をする。腹に点々とかかる白濁した液体を尾餅は指ですくって鎖原の口元に近づけた。素直な鎖原は言われるまでもなくその指を優しくはみ、自分の出した精液を口に含んで飲み込む。それを見た尾餅は支配欲が喉の奥から込み上げてくるようで「可愛いな……♡」と心からの賛辞を贈った。
「愛してるの種付けするぞ、鎖原……♡今からお前の中にたくさん出すからな、お腹いっぱいになるといいな……?♡」
「ん゛ッ、ん゛~~~!♡ッあ、出てる、あっついの出てるよぉ……♡尾餅くんの精子、下の口でも分かるくらい美味しい……っ♡ごちそうさまぁ……♡」
「よし、俺の方はこんなもんか……♡」
ペニスをハメたまま尾餅がスマホのデータを確認する。なかなかいい画が撮れた、このトロトロの表情の鎖原がたまらないのである。鎖原が自分でペニスを引き抜いて尾餅の横に来た。録画したその映像を見て「わぁお♡」と感心したような声を出す。
「これ僕?♡こんな表情配信の時でもしたことないよ。何だか恥ずかしいな♡」
「恋人の前でだけ見せる顔ってやつだ、いいじゃないか。さて、俺はどんなことをすればいい?」
「僕は正常位でハメたいかな♡尾餅くん、そのままでいいよ♡」
「ん、分かった♡」
寝転がった状態のまま自分で足を持ち上げた尾餅に鎖原は『育ったものだなぁ』と内心感心していた。アナルどころかペニスを見せるだけでもひぃひぃ言っていたあの頃の尾餅が懐かしいようで今も嬉しい。尾餅は自分では知らないかもしれないがはっきりとした縦割れアナルが屈強な男についているというだけでよだれものである。そこに向けてペニスをあてがうと尾餅の尻穴はヒクヒクと痙攣して早く男根を咥えたがる。スマホの録画画面を片手にゆっくりと挿入していくと尾餅がグゥっと背を反らせた。「おぉ゛~~~……♡」と深く息を吐きながらペニスを受け入れる尾餅の色気はもはや男娼顔負けである。鎖原は尾餅の顔をアップにしながら「質問です♡」とピストンを始めた。
「尾餅くん、僕のこと好き?♡」
「ん、んっう、好き、好きだぞ……っ?♡」
「どんなところが好き?♡」
「えっ?♡えーと……可愛い顔してるところ、スケベなことたくさん知っているところ、あン゛っ♡お、俺のこと見るとトテトテ近づいてくるところ……っ♡料理全然出来ないところ、乳首がピンク色してるところも……♡ピーマン食えないところとか、男なのにスカートが似合うところも好きぃっ♡」
「尾餅くんの中の僕だいぶ可愛いね」
好き好き言いながら揺さぶられ始めた尾餅は鎖原をぎゅうぎゅうと抱きしめた。もっと深く、もっと奥まで欲しいと言いながら鎖原の好きなところを喋る口は栓などないかのようにまるで止まらない。カメラに向かって自分に告白をする尾餅の映像となればいいオカズになることなど鎖原にとっては当たり前で、けれど自分でも知らなかった可愛いポイントを喋られると心を羽で撫でられたかのようにくすぐったい。
「たくさん俺のことをイカせてくれるところ!♡セックス上手いところが好きだ!♡手もチンポも大好き!♡」
「こうやって尾餅くんが喜んでくれるから僕もどんどんセックス上手になろうって思えるんだよねぇ♡」
「あと……♡」
「ん?♡」
「俺のことを好きなところ、好きぃ……♡」
「んなっ……♡で、出ちゃった……♡」
思わず射精した鎖原が赤くなった顔を覆う。「あ゛んッあ゛んッ♡」と腹の中に流れ込んできた精液に身体をよじって感じ入る尾餅が結合部をすりすりと指でさすった。勃起したままプルプルと揺れているペニスが苦しいのか尾餅が眉を寄せる。
「鎖原ぁ、足りない……もっと俺の穴使ってくれ、あ、性欲強いところも好き……♡」
「もー本当に!可愛いんだから!♡」
画面の中でピースをする尾餅が自分とは違って雄臭い中にギャップ萌えを感じさせる。こんなところ誰にも見せてやりたくないな、と独占欲を胸に抱えながら鎖原はスマホを越えて尾餅の大きな口にキスをしたのだった。行為を続行する二人がスマホのバッテリーが切れるまで、もはやハメ撮りに関係のないセックスを朝まで続けたのは言うまでもない話だろう。
「ん、んぐ、んぅお゛……っ!♡」
尾餅に騎乗位で腰を振る鎖原がピースを決める様子を下からスマホで撮影する。搾り取られるペニスが今にも射精してしまいそうなほど苦しいがそうすると尾餅がタチのターンが終わってしまうので我慢しなければならない。『お互いのオカズを撮りだめしよう』これが今回の目的であった。相手の好きな表情、仕草、喘ぎ声。好きなようにリードしてそれらを誘い出せ、という一種の勝負かゲームのようになったこの行為は尾餅に不利を極めていた。素面でぐちゃぐちゃになる鎖原が見たいのにノリノリでサービスシーンばかり提供されてはこちら側が食われているのと一緒である。だがしかしここでムキになってもどうにもならないことであると尾餅は長年の経験から分かっているので一旦諦めて力を抜く。鎖原がぱちゅぱちゅと腰を振りながら「どぉしたの!?♡」と飛び散る汗をキラキラと輝かせている。
「タチネコ交代する!?♡僕はいつでもいいよ、尾餅くん!♡」
「……鎖原、綺麗だなぁ」
「へっ!?何!?」
「上で動いている時の身体がしなやかでセクシーだ。なんかこう、リボンが踊っているのかと思うほどに。スラッとした手足が器用かつダイナミックに動くのは見ていて圧倒される。俺はこんなに綺麗な彼氏がいて幸せ者だな、生きていてよかった……」
「……な、何々、何ぃ……♡尾餅くん、僕をどうしたいの……♡」
おっ!?と思った。素面で鎖原のことをベタ褒めするなんて普段はしないが、今のこの状況では効果的かもしれない。赤く染まった鎖原の顔をカメラに収める。「やだ、こんなとこ撮らないでよ……♡」と顔を背ける鎖原に「可愛いんだから見せてくれ」とその顎をすくって正面を向かせる。尾餅が腰を動かすとハッとしたように慌てて笑顔になる鎖原だが明らかに先ほどまでと違ってペースが乱れていた。尾餅はカメラを向けながらも目線は直接鎖原に合わせて笑いかける。鎖原が戸惑うように尾餅の腹に手をついて動きを完全にこちらに任せた。
「俺は鎖原のことが世界一大事だ、一番好きだ……お前が教えてくれたからセックスの楽しさを知れたんだ、童貞も処女もお前がもらってくれて本当に嬉しい。こんなに柔らかい名器の穴、俺にはもったいないくらいだ。今もきゅうきゅう締めつけてきてトロトロにほぐれてる。今日も自分でほぐしてたのか?それとも穴が完全に俺の形になったってことか?それなら嬉しいな」
「あッ、あ゛ッ、それ反則ぅ!♡優しい言葉責めなんて僕メロメロになっちゃうよぉ、突き方も優しくてケツまんこキュンキュンするぅ……♡んぉッぉッぉッ♡やだぁ、逃げられない!♡腰がっつり掴んで固定するのやめてぇ!♡触られたところから気持ちよくなっちゃう゛!♡」
「すまないが離してはやれないな……♡」と呟きながら尾餅は鎖原の左腰を掴む手にぐっと力を込めた。より深いところまでペニスが入り込む、鎖原の薄い腹にペニスの存在感が浮いて出る。奥の方をしつこくグリグリとペニスの先端で揉んでやると結腸が開いて鎖原はあうあうと言葉にならない声を出した。涙目でよだれを垂らす淫靡な表情がカメラの中に収まる。鎖原は嫌々と首を振って自身のペニスを「出ちゃうぅ♡」と両手で握った。その手をそっと優しく絡め取って尾餅は「出してるところ見せてくれ♡」と腰の動きをリズミカルに奥を叩く。鎖原はひんひんと泣きながらも尾餅の言う通りに手を離しピュッピュッと射精をする。腹に点々とかかる白濁した液体を尾餅は指ですくって鎖原の口元に近づけた。素直な鎖原は言われるまでもなくその指を優しくはみ、自分の出した精液を口に含んで飲み込む。それを見た尾餅は支配欲が喉の奥から込み上げてくるようで「可愛いな……♡」と心からの賛辞を贈った。
「愛してるの種付けするぞ、鎖原……♡今からお前の中にたくさん出すからな、お腹いっぱいになるといいな……?♡」
「ん゛ッ、ん゛~~~!♡ッあ、出てる、あっついの出てるよぉ……♡尾餅くんの精子、下の口でも分かるくらい美味しい……っ♡ごちそうさまぁ……♡」
「よし、俺の方はこんなもんか……♡」
ペニスをハメたまま尾餅がスマホのデータを確認する。なかなかいい画が撮れた、このトロトロの表情の鎖原がたまらないのである。鎖原が自分でペニスを引き抜いて尾餅の横に来た。録画したその映像を見て「わぁお♡」と感心したような声を出す。
「これ僕?♡こんな表情配信の時でもしたことないよ。何だか恥ずかしいな♡」
「恋人の前でだけ見せる顔ってやつだ、いいじゃないか。さて、俺はどんなことをすればいい?」
「僕は正常位でハメたいかな♡尾餅くん、そのままでいいよ♡」
「ん、分かった♡」
寝転がった状態のまま自分で足を持ち上げた尾餅に鎖原は『育ったものだなぁ』と内心感心していた。アナルどころかペニスを見せるだけでもひぃひぃ言っていたあの頃の尾餅が懐かしいようで今も嬉しい。尾餅は自分では知らないかもしれないがはっきりとした縦割れアナルが屈強な男についているというだけでよだれものである。そこに向けてペニスをあてがうと尾餅の尻穴はヒクヒクと痙攣して早く男根を咥えたがる。スマホの録画画面を片手にゆっくりと挿入していくと尾餅がグゥっと背を反らせた。「おぉ゛~~~……♡」と深く息を吐きながらペニスを受け入れる尾餅の色気はもはや男娼顔負けである。鎖原は尾餅の顔をアップにしながら「質問です♡」とピストンを始めた。
「尾餅くん、僕のこと好き?♡」
「ん、んっう、好き、好きだぞ……っ?♡」
「どんなところが好き?♡」
「えっ?♡えーと……可愛い顔してるところ、スケベなことたくさん知っているところ、あン゛っ♡お、俺のこと見るとトテトテ近づいてくるところ……っ♡料理全然出来ないところ、乳首がピンク色してるところも……♡ピーマン食えないところとか、男なのにスカートが似合うところも好きぃっ♡」
「尾餅くんの中の僕だいぶ可愛いね」
好き好き言いながら揺さぶられ始めた尾餅は鎖原をぎゅうぎゅうと抱きしめた。もっと深く、もっと奥まで欲しいと言いながら鎖原の好きなところを喋る口は栓などないかのようにまるで止まらない。カメラに向かって自分に告白をする尾餅の映像となればいいオカズになることなど鎖原にとっては当たり前で、けれど自分でも知らなかった可愛いポイントを喋られると心を羽で撫でられたかのようにくすぐったい。
「たくさん俺のことをイカせてくれるところ!♡セックス上手いところが好きだ!♡手もチンポも大好き!♡」
「こうやって尾餅くんが喜んでくれるから僕もどんどんセックス上手になろうって思えるんだよねぇ♡」
「あと……♡」
「ん?♡」
「俺のことを好きなところ、好きぃ……♡」
「んなっ……♡で、出ちゃった……♡」
思わず射精した鎖原が赤くなった顔を覆う。「あ゛んッあ゛んッ♡」と腹の中に流れ込んできた精液に身体をよじって感じ入る尾餅が結合部をすりすりと指でさすった。勃起したままプルプルと揺れているペニスが苦しいのか尾餅が眉を寄せる。
「鎖原ぁ、足りない……もっと俺の穴使ってくれ、あ、性欲強いところも好き……♡」
「もー本当に!可愛いんだから!♡」
画面の中でピースをする尾餅が自分とは違って雄臭い中にギャップ萌えを感じさせる。こんなところ誰にも見せてやりたくないな、と独占欲を胸に抱えながら鎖原はスマホを越えて尾餅の大きな口にキスをしたのだった。行為を続行する二人がスマホのバッテリーが切れるまで、もはやハメ撮りに関係のないセックスを朝まで続けたのは言うまでもない話だろう。
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