僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 会陰部に触れる先生の指の動きで、僕は束の間、回想から現実に立ち戻った。

 それは、あまりにも淫らな思い出だった。

 薄目を開け、教室の天井に映る陽射しのまだら模様を眺めながら、改めて思う。

 出会いの初日から、トイレの中で絡み合ったあげく、互いの精液を口移しで飲み合うなんてー。

 世の識者から見たら、変態行為もはなはだしいと蔑まれること請け合いだ。

 でも、それでいい。

 全裸のまま、ちんぐり返しの体勢で先生の前に肛門を曝け出し、ゆっくりと勃起した陰茎を扱かれながら、僕は自分に言い聞かせる。

 だって、これが僕と先生の愛なのだ。

 愛の形はいろいろある。

 差別しちゃいけないと教えてくれたのは、あんたたちだろう…?

 先生は右手で僕の陰茎を握り、左手の人差し指に唾をつけ、僕を裏返しにして丸見えになった肛門の周囲をなぞっている。

 いよいよ、メインイベントである、肛門性交に入るつもりなのだ。

 教室に誰かが来る前に、いつものように、僕を犯してしまおうという腹なのである。


 ああ…。

 スーツ姿の先生に全裸で組み伏せられ、無抵抗に犯される自分の姿を妄想するだけで、僕はどんどん気持ちよくなってしまう・・・。

 肛門の縁を塗れた指でなぞられながら、僕はまた淫猥極まりない回想の中に入っていく。

 そうだ。

 あの時から、僕の人生の歯車は、大きく狂い始めたのだー。
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