僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

文字の大きさ
123 / 335

123

しおりを挟む
「肛門から潤滑液を…。肉便器の素質、充分だな」
 僕の下に横たわった所長が、露を滲ませる僕の肛門を見上げ、感心したように言う。
「そろそろうちの営業所にも、肉便器がひとつ、欲しかったんだ」
 肉便器…。
 何のことだろう?
「そうですね。それさえあれば、社員のストレスはずいぶん緩和される。本社のこの肉便器政策が、引く手あまたであるゆえんです」
「女では世間が色々とうるさいからな。供物が男なら批判も出にくいし、何よりも本人が望んでいる」
「本人が望んで…。はは、確かに、そうですね」
 水平に突き出た僕の勃起ペニスに手を添え、先輩が言った。
「ここまで凌辱されて、彼が嫌がっているどころか、自分の置かれた状況をいかに全身で楽しんでいるかは、このずっと浅ましく勃ちっ放しの生殖器官を見れば明らかです」
「生殖器官か…。可哀想に、それは今後、生殖に使われることはまずないだろうな。そんなに立派ななりをして」
「肉でできた玩具ですからね。弄ればびっくるほど怒張して、先から芳醇な飲み物を出す」
「そしてその飲み物こそ、ストレス解消に最適だと最近、医学的にも証明されたとか」
「その通りです」
 何の話だろう?
 ふたりは何をしゃべってる?
 快楽に侵された僕の脳に、疑問が渦巻いた。
 でもそれも、ほんの十数秒のことだった。
「そろそろ頼む」
 所長の言葉と同時に、急速な下降が始まったのだ。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

無慈悲な機械は逃げる穴を執拗に追いかける

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

処理中です...