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第一章
疑似ヒートとラット 3 ☆
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「ああ! 我慢できねぇ! エドワード、口を開けろ」
もう一人、アルファが近寄ってきて、僕の頭をがしっと掴んだ。僕が口を開けると、男は僕の口の中に無理やりペニスを押し込んできた。
「むぐぅっ! んぐっ、グチュッ」
僕は一瞬息を詰まらせたが、すぐに喉を鳴らしてむしゃぶりついた。
「くっ、口の中が熱くて、からみついてくるっ! ああっ、いいぞエドワード……」
「んちゅっ、はむっ、んんぅ、……んぐぅ! ごっ!」
亀頭のまわりに吸い付いたり、裏筋を舐めまわしたりして、アルファのペニスの味を楽しんでいると、男は僕の髪を掴んで、思いっきり喉奥までペニスを突き立てた。
「んごぉ! おっ、おぉんっ!」
喉奥をこじ開けられて苦しいはずなのに、僕の身体はアルファの精液に反応して、喜びに震える。
「こら、俺のことを忘れるなよ!」
ダニエルが後ろから僕の身体を揺さぶり、激しくペニスをピストンさせた。
「あう! ああぁ! あひゅっ!」
前からも後ろからも突き刺され、僕は逃げ場がなく、ただ揺さぶられ続けた。こんなに激しく、両方からぐっぽり嵌められて痛くないはずがないのに、僕の身体はアルファのフェロモンに当てられてバカになったようで、ただひたすら快感だけを拾う。
「あっ、あふぅっ!」
「はぁっ、もう限界だ! 出すぞ!」
「くっ、俺もだっ!」
「ははっ、発情オメガに中出しできるなんて、最高だな! 」
アルファ達は腰を振りたくって僕の身体を揺さぶると、僕の中に白濁を吐きだした。
「んうぅ! っふう!」
ずるずるとアルファ達のペニスが出ていく。アルファの精を受けた僕の身体は、満足感を得て、急速に熱を失っていった。
「はぁ……」
ため息をついた僕の尻を持ち上げて、また別のアルファが熱いペニスを突き付けてくる。
「あっ、待って。もう、身体が……」
突然訪れたヒートと激しい性交に、体は凄まじい倦怠感を訴えている。体に力が入らなかった。しかし、男はぐったりした僕の体を無理やり引きずり起こし、そのままペニスをズズゥッと挿入した。
「んはぁああ!」
ヒートの熱は引きかけているとは言え、めちゃくちゃにこね回されて敏感になった中はうれしそうにアルファのペニスにからみつく。
「ああっ、なんて熱くて、とろとろの穴なんだ」
「あっ、あんっ、いやっ」
「何がイヤなんだ。こんなとろとろの穴でアルファを誘っておいて! 反省しろ!」
バチュッ! バチュッ!
僕の発情でラットに陥った周りのアルファ達が僕に向かってフェロモンを放出してくる。たちまち僕の身体はまたオメガのフェロモンを放出しはじめ、それがまたアルファたちの興奮を高めるという、悪循環だった。
「あひぃ! ごめ、ごめんにゃさいいい! おチンポねだって、ごめんにゃさいぃ!」
「お前ごとき淫乱オメガに立派なアルファチンポをくれてやってるんだぞ! 感謝しろ!」
「あひゅっ! おチンポぉ、しゅごいぃ! 僕の淫乱まんこにアルファ様のおチンポ挿してくださって、ありがとうごじゃいましゅ! もっといっぱい突いて、お仕置きして欲しいのぉ!」
「いいだろう、いっぱい突いてやるからな! この後も全員力尽きるまでめいっぱい輪姦してやるから、覚悟しろ! オラァ!」
「んはぁ! ああう! い、いっゃ、んんっ!」
嫌だと言ったらまた叱られると思って、僕はすんでのところで口をつぐんだ。でも怖い。僕は涙をだらだら流していたが、自分でも気持ち良くて泣いているのか、恐ろしくて泣いているのかよく分からなくなっていた。
ドチュッ! ドチュッ!
「あっ! あっ!」
男の腰振りにあわせて短い嬌声を上げながら、僕はただひたすら時が早く過ぎることを願っていた。早くこの地獄のような時間が終わりますように……。
しかし、僕のその願いはむなしく、アルファ達の夜の宴は夜半過ぎまで続いたのだった。
もう一人、アルファが近寄ってきて、僕の頭をがしっと掴んだ。僕が口を開けると、男は僕の口の中に無理やりペニスを押し込んできた。
「むぐぅっ! んぐっ、グチュッ」
僕は一瞬息を詰まらせたが、すぐに喉を鳴らしてむしゃぶりついた。
「くっ、口の中が熱くて、からみついてくるっ! ああっ、いいぞエドワード……」
「んちゅっ、はむっ、んんぅ、……んぐぅ! ごっ!」
亀頭のまわりに吸い付いたり、裏筋を舐めまわしたりして、アルファのペニスの味を楽しんでいると、男は僕の髪を掴んで、思いっきり喉奥までペニスを突き立てた。
「んごぉ! おっ、おぉんっ!」
喉奥をこじ開けられて苦しいはずなのに、僕の身体はアルファの精液に反応して、喜びに震える。
「こら、俺のことを忘れるなよ!」
ダニエルが後ろから僕の身体を揺さぶり、激しくペニスをピストンさせた。
「あう! ああぁ! あひゅっ!」
前からも後ろからも突き刺され、僕は逃げ場がなく、ただ揺さぶられ続けた。こんなに激しく、両方からぐっぽり嵌められて痛くないはずがないのに、僕の身体はアルファのフェロモンに当てられてバカになったようで、ただひたすら快感だけを拾う。
「あっ、あふぅっ!」
「はぁっ、もう限界だ! 出すぞ!」
「くっ、俺もだっ!」
「ははっ、発情オメガに中出しできるなんて、最高だな! 」
アルファ達は腰を振りたくって僕の身体を揺さぶると、僕の中に白濁を吐きだした。
「んうぅ! っふう!」
ずるずるとアルファ達のペニスが出ていく。アルファの精を受けた僕の身体は、満足感を得て、急速に熱を失っていった。
「はぁ……」
ため息をついた僕の尻を持ち上げて、また別のアルファが熱いペニスを突き付けてくる。
「あっ、待って。もう、身体が……」
突然訪れたヒートと激しい性交に、体は凄まじい倦怠感を訴えている。体に力が入らなかった。しかし、男はぐったりした僕の体を無理やり引きずり起こし、そのままペニスをズズゥッと挿入した。
「んはぁああ!」
ヒートの熱は引きかけているとは言え、めちゃくちゃにこね回されて敏感になった中はうれしそうにアルファのペニスにからみつく。
「ああっ、なんて熱くて、とろとろの穴なんだ」
「あっ、あんっ、いやっ」
「何がイヤなんだ。こんなとろとろの穴でアルファを誘っておいて! 反省しろ!」
バチュッ! バチュッ!
僕の発情でラットに陥った周りのアルファ達が僕に向かってフェロモンを放出してくる。たちまち僕の身体はまたオメガのフェロモンを放出しはじめ、それがまたアルファたちの興奮を高めるという、悪循環だった。
「あひぃ! ごめ、ごめんにゃさいいい! おチンポねだって、ごめんにゃさいぃ!」
「お前ごとき淫乱オメガに立派なアルファチンポをくれてやってるんだぞ! 感謝しろ!」
「あひゅっ! おチンポぉ、しゅごいぃ! 僕の淫乱まんこにアルファ様のおチンポ挿してくださって、ありがとうごじゃいましゅ! もっといっぱい突いて、お仕置きして欲しいのぉ!」
「いいだろう、いっぱい突いてやるからな! この後も全員力尽きるまでめいっぱい輪姦してやるから、覚悟しろ! オラァ!」
「んはぁ! ああう! い、いっゃ、んんっ!」
嫌だと言ったらまた叱られると思って、僕はすんでのところで口をつぐんだ。でも怖い。僕は涙をだらだら流していたが、自分でも気持ち良くて泣いているのか、恐ろしくて泣いているのかよく分からなくなっていた。
ドチュッ! ドチュッ!
「あっ! あっ!」
男の腰振りにあわせて短い嬌声を上げながら、僕はただひたすら時が早く過ぎることを願っていた。早くこの地獄のような時間が終わりますように……。
しかし、僕のその願いはむなしく、アルファ達の夜の宴は夜半過ぎまで続いたのだった。
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