青春は激しい混沌の季節

大学の教室にフランスの吟遊詩人の音楽が流れていた

私は片隅で声を上げずに泣いていた

饗庭孝男先生が「青春は激しい混沌の季節」だと言った

先生は私の切羽詰まった表情から「若さ」を汲み取っていたのだろう

あの時、教壇にテープを貸して欲しいと駆け上がったら

私の人生は変わっていただろう
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