死にたがりの僕と生きたい彼女

平凡すぎるほど平凡な人生を歩んできた大学3年生の僕・川辺樹(いつき)の口癖「死にたい」。
僕は、本気で死にたいと思っているわけじゃない。
ただ、当たり前のように自然に出ている言葉で、僕にとって大した意味はなかった。

そんないつもと変わらない授業の終わりに美女の星野瑠衣が突然僕に「話があるから、屋上にきてください。」と話しかけられる。
僕はてっきり、告白されると思ってわくわくしながら、屋上に行くと彼女は「あなたのことが嫌い」と言い放った。
天国から地獄へ落された僕。
もう瑠衣なんかと関わりたくないのに、彼女の過激な行動に驚かされるやら、ひやひやさせられる出来事が次々と起こる。

美しい容姿をしている瑠衣は、過激で、強い。
でも、本当の彼女は、どんな顔をしているのだろう。
だんだん気になってしまう僕は、戸惑うばかりだった。

でも、僕は思うんだ。
根暗で平凡な人生を歩む僕と気が強くて波乱万丈な人生を歩んできた瑠衣。
足して割ればちょうどいい人生になるんじゃないか?

そんなことを思うのは、間違っているのかな。
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