【本編完結】魔王と周りに恐れられる辺境伯ですが他人の婚約者に手を出したと噂の伯爵令息にずっと片思いしています

ひよこ麺

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番外編

叔父様がナニを辺境伯様に教えたのか02※(ダイヤモンド公爵視点)

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※このすごく辺境伯様が受け受けしているので駄目な方はお逃げください。ただ挿入はないです!!そこだけは大切なので!!


「なんか、それは嫌だ」

黒い瞳を怯えたように伏せているギルエルが可愛い。しかし、やはり天使だから気付いていない。

その愛らしい表情がどれだけ男の劣情を煽るかということを。

(ああ、こんなに可愛い子を私が手取り足取り尻取り全部育ててみたかった)

そんな、叶わなかった願望を頭に浮かべつつギルエルが怯えている行為とは、性器と性器、具体的には亀頭と亀頭を合わせる兜合わせである。

私が2本のペニスを掌で合わせて優しく一緒に扱く。

すると、 ヌチャヌチャといやらしい水音が響いた。

「っああっ……なんかへんです」

必死に快感に耐えるように歯を食いしばるその顔にキスしたい衝動を必死に抑えた。

本当は深いキスをしてドロドロにしたくてたまらない。

その欲望を抑える。

「ふふ、変じゃないよ。こうやって扱くと……」

蜜口の先走りを利用して、両方を合わせて強く扱いてやると、次第にギルエルの可愛いそれはビクビクと脈打つように反応していく。

「あっ……そこ……あんまり強くは……」

「強くした方が気持ち良いだろう??」

ギルエルは若いのもあるけれど、とても感じやすいようだ。

このままいくと私が1度もイカないうちに何回もイッてしまうかもしれない。

「はっ……やぁめてぇくれ!!」

無意識に甘えるように腰を揺らして涙目になり頬を上気させて私を見つめる姿の愛らしさに思わず、

(もっといじめたい、もっと気持ち良くさせたい)

という野蛮な感情が沸き立つ。

(誰よりも愛おしいギルエルのこの美しい全てがほしい……)

本当は、このまま純粋な全てを自分色に変えてただ私のためだけに愛を乞う存在になれば良いのに。

「うっ……はぁ」

そんな私の昏い気持ちも知らずに、絶頂をして海老反りになった体を抱き寄せる。

そのぬくもりに永遠にこのままで居たいと思っていた。

「まだ濃いね」

密着した蜜口から、トロリとミルクがあふれた。

はぁはぁと肩で息をしながら無意識に腰をまた振ってしまっている可愛いギルエル。

(まだ、私はイケそうにないけれど、ギルエルはイッたし……)

「こうやってお互いを合わせると、最悪挿入できなくても気持ち良いだろう??」

「……はい。あ、あの……そろそろ離してください。その……」

赤面して上気している可愛い頬に黒い瞳を覆うように水分の膜が張っている。

(ああ、まずい、この顔はとてもとてもまずい。もしこんな顔を他の誰かがみたら絶対にそのままギルエルは犯されるだろう)

そこで、私にはふたつの選択肢があった。ここでギルエルを解放するという選択肢と、自身の欲望を発散するまで指南ということを盾に愛おしいギルエルを堪能するという2択だ。

(ギルエル……)

切なげに腰をヨジヨジとするギルエルのその仕草に、私の中の何かがブチりと切れた。

……そして。

「ああ、もうひとついいことを教えてあげよう」

「えっ……もうじゅうぶ……!?」

私が急に想定していない動きをしたので、ギルエルは完全に硬直した。ギルエルの背中側にまわりこんで、その腰を掴んだ、そう、背後を完全にとった状態だ。

「だ、だめだ!!……挿れないでくれ」

その行動に己の貞操の危機を感じ取ったギルエルの声は震えていた。未知の恐怖におびえているのだろう。

(ああ、それはダメだ。本当に……)

「ギルエル。大丈夫だ、私を信じておくれ」

耳元で囁くと、再びその腰がビクリと跳ねて逃げようとうねったが、もう止められない。

「いくよ」

「いやだぁああああああああ…!!」

私はギルエルの逞しい太ももに自身を挟んだ。素股である。

「えっ??」

「ギルエルの処女はルカ君のだろう??でも、私にも少しだけご褒美をくれないか??」

そう言いながら、その硬いがしなやかさを持つ太ももに陰茎を擦る。

ちょうどギルエルの睾丸とアナル、そして先ほど垂れてしまったギルエルの蜜の滑りに刺激されて少しずつだが自身が勃起していくのがわかる。

「っあ……なんかおかしい」

「ギルエルも気持ちいいかな??」

パンパン!!

腰を打ちつける動作をしながら疑似的な性行為に耽る。

本当はその胎内を暴いて何度も自身を打ち付けてやりたい、そうして私だけの可愛い可愛いギルエルを……。

「そんな……すらないでク……れぇ」

ビクン

何故か私がイク前に、ギルエルが再びイッた。

どうやらギルエルはとても感じやすいらしい。イクのが遅いのもよくないが、早漏すぎてはルカ君に笑われてしまうかもしれない。

「ギルエル、はぁはぁ、もう少し耐えておくれ」

だから、これはギルエルが早くイカないためのレッスンだと、自身に言い聞かせて罪悪感を殺す。

とまらない腰をグラインドさせながら私は自身を打ち付け続けた、それしかまるでできないみたいに。

パンパン

ドグンドクン

ビュッビュッ

「もう……イッてくれぇぇっ……あっ…」

ビクン!!

ギルエルの白濁ミルクが足元にたまっていく。本当は全部飲んであげたかったのだがこの状態では無理なのが悔やまれる。

「もう少し……」

「はやくイケっ……っあああ!!」

ビクンビクン!!

ギルエルがまた吐精した。ああ、私も……。

「可愛いギルエル。君だけを……」

(私は愛し続ける)

ギルエルの太ももに擦り付けるように自身の精を放った。

せめて、少しでも私をその体に刻み付けるように。

*******************************************************************************

「叔父上、さすがにその……やりすぎです」

「すまない。ルカ君との初夜なのにだいぶミルクが薄くなってしまったね」

「そうじゃなく……それもですが、くそ、腰が痛い……」

レクチャーが終わって、体力自慢のはずのギルエルがとても疲れたようでぐったりと一糸まとわぬ姿でベッドに倒れている。

その引き締まった、尻から先ほどの残滓が滴るのを見ているとムラムラして仕方がないので、なるべく目を逸らすようにした。

「ギルエル。ルカ君はもっとこの行為をした時に負担がかかる。覚えておきなさい。挿れたりする側より受け入れる側が大変だということを。そして挿入には恐怖があることも学んだね??ルカ君も同じように怖いはずだから無理強いだけはしてはいけないよ」

もっともらしいことを言いながら自身の心を隠す。

本当はルカ君のところになど行かせないでこのままここに閉じ込めて私のものにしてしまいたかった。

けれど、それはギルエルを不幸にすることだから理性でしっかり抑え込む。

「……わかってます」

短く答えたギルエルはゆるゆると立ち上がってそのまま風呂場へ行った。本当は綺麗にしてあげたかったけれど、そうしたら間違いなくスイッチがはいって引き返せないところにいってしまうと思ったので我慢した。

「ギルエル、いや、ギルベルト。私は君だけを……」

愛し続ける。

締まった風呂場のドアに向かって届かない愛を呟く。そんな自分に思わず自嘲した。
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感想 71

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みんなの感想(71件)

syarin
2022.04.19 syarin

わぁーーー!きた!きた!きた!!キタキタ!( ノ≧∀≦)ノピ~ヒャラ~♪

と、思わず腰ミノ躍りを踊りそうになりました!これはもう!ウヘヘヘヘヘ!

そしておじたまは切なかったです( ;∀;)おじたま良く頑張った……。
壊れたルビーの時のおじたんも、こんな切なさを胸に過ごしたのかな( ノД`)…。

切なさとエロさをありがとうございます( 〃▽〃)はぁぁ、今日も糧が美味しくて幸せでし!

解除
syarin
2022.04.15 syarin

完結おめでとうございます(*´ω`*)しおっち、ちゃんと見るだけで我慢したのえらーい♡そして、寝室にどかどか入ってくるこのわちゃわちゃ感ww他ではないアットホーム感ですね( ≧∀≦)
やっぱり、お互いの顔をパンツで拭きあったカップルは違うなぁ~www

番外編も、他の作品も楽しみにしてます!今日も超超超楽しかった( 〃▽〃)糧をいつもありがとうございますー!!

解除
syarin
2022.04.13 syarin

何だろうと思ったらオペラ座の怪人だったのかΣ( ̄ロ ̄lll)
てか、抜かずの十発しといて一片の申し訳無さも感じてないwww
これはギルフェルww圧倒的にギルフェルww正に悪魔の、いや、魔王の所業ですwwwいやぁ、良い初夜でしたwwwBGMは正にオペラ座の怪人が似合いますねww
congratulation♪( *´艸)

今日も糧をありがとうございます♡

2022.04.15 ひよこ麺

いつもご感想頂きありがとうございます。

ですですwwオペラ座の怪人です!!なんか言わせたくなりましたwwBGM確かにあいますね!!
完全にわるい魔王です。もう初夜に抜かず10発されたルカは瀕死ですが、なんやかんやうまくできて良かったです。おじたまの教育のたまものですww

解除

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