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18話
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さぁ、二人の戦いが始まりましたわ。武器はお互いに剣で戦うみたいね。私の時は魔法で戦っていたからディアス様がどう攻めるのか楽しみだわ。
「はぁっ!!・・・くっ、読まれていたか!」
お父様がディアス様へ剣を打ち込むがディアス様は剣を斜めに逸らしよけた。
「次はこちらから行きます。・・・はぁっ!!」
今度はディアス様がお父様に剣を上段から打ち込んだ。
「・・・っ!!」
お父様は避けきれない。剣で受け止めたが剣圧が重いのか苦しそうだ。
やはり力量差があり過ぎるのかも知れない。お父様は剣を力一杯弾き距離を取った。
「やはり剣のみでは駄目か・・・」
まだ剣のみで戦っていたの?お父様が身体強化をして構え直した。
「初撃から身体強化無しであれだけ耐えられているのは素晴らしいですね!俺も本気を出します!」
はっ?!ディアス様が楽しそうに身体強化をして打ち込みに行ったわ!
お父様もディアス様もなんだか楽しそうだ!何回か打ち合いディアス様の斬撃がお父様の腕を切りつけていく、あれはエアカッターを剣に纏わせて放っているわね。
お父様は基本的に身体強化しか使わない。娘の私でも他の魔法を使っている所をあまり見ない。
もしかして・・・身体強化以外苦手なのかしら?
「くっ、流石ですね。私はモンスター達と戦闘する時は身体強化くらいしかしないんでね、龍王様の戦闘に対しての柔軟性は勉強になります!」
「お義父上も私の斬撃を受けて傷が浅い、その身体強化はとても固いですね!久しぶりに楽しい勝負で心が踊る・・・しかし次で決めさせていただく!!」
ディアス様が左手に魔力を集め、周囲に風が吹き始めた。お父様がそうはさせない、と剣を構えディアス様へ突撃した。
しかしディアス様はお父様の剣を片手で受け流し左手に集めた魔力をお父様に叩き込んだ!?
叩き込まれた瞬間お父様が飛んだ。見学席の壁までくの字に曲がり激突しドサリと倒れた。
・・・え?最後の攻撃は魔力を圧縮しそのまま撃ち込んだの?
はっ!?
「お父様っ?!大丈夫ですか!」
私は心配になり見学席から飛び出して駆け寄った。駆け寄ろうとするとお父様が起き上がって手で制した。
「心配無い。少し肋骨を数本やられただけだ」
「龍王様、私の負けだ。約束どおりリリーとの結婚を許そう!!幸せにしてやって下さい・・・」
「ありがとうございます。必ず幸せにしてみせます!」
そう言うと、ディアス様が近くに来て跪いた。
「改めて言わせてもらう。リリー・キャンベル嬢、俺と生涯ともに生きて欲しい。結婚しよう!リリー、愛してるよ」
そんな風に改めて言われると恥ずかしくなる。私の顔、今凄く赤いわね・・・。
「はい、喜んでお受けいたします!私もディアス様のことを愛してますわ!」
は、恥ずかしい!好きな人に愛していると言うのは勇気が要りますわね!?
「リリー!!ありがとう愛してる、永遠に一緒だ!!」
ディアス様が抱きしめて来た。私はディアス様の腕の中にポスンと収まり、何だかムズムズする感覚になったがそれも心地良いと感じた。
私はディアス様の腕の中から見学席を見た。見学席からは歓声と祝福の嵐が起きていて、みんなが祝福してくれているのがとても嬉しい。
私とディアス様は一旦分かれて、ディアス様とお父様は一緒に治療のため救護室で手当をしてもらい、私は自室へ戻った。
ディアス様が明日には国に向けて出発すると言ったので私は荷造りをしにライラを連れて行った。
明日にはディアス様の国に一緒に行くのね。暫くお父様やお母様に会えないのは寂しいけれど頑張るわよ!!あとお妃教育も頑張ろう!
「さあ!ライラ荷造り手伝ってね!」
「かしこまりました。リリー様」
「はぁっ!!・・・くっ、読まれていたか!」
お父様がディアス様へ剣を打ち込むがディアス様は剣を斜めに逸らしよけた。
「次はこちらから行きます。・・・はぁっ!!」
今度はディアス様がお父様に剣を上段から打ち込んだ。
「・・・っ!!」
お父様は避けきれない。剣で受け止めたが剣圧が重いのか苦しそうだ。
やはり力量差があり過ぎるのかも知れない。お父様は剣を力一杯弾き距離を取った。
「やはり剣のみでは駄目か・・・」
まだ剣のみで戦っていたの?お父様が身体強化をして構え直した。
「初撃から身体強化無しであれだけ耐えられているのは素晴らしいですね!俺も本気を出します!」
はっ?!ディアス様が楽しそうに身体強化をして打ち込みに行ったわ!
お父様もディアス様もなんだか楽しそうだ!何回か打ち合いディアス様の斬撃がお父様の腕を切りつけていく、あれはエアカッターを剣に纏わせて放っているわね。
お父様は基本的に身体強化しか使わない。娘の私でも他の魔法を使っている所をあまり見ない。
もしかして・・・身体強化以外苦手なのかしら?
「くっ、流石ですね。私はモンスター達と戦闘する時は身体強化くらいしかしないんでね、龍王様の戦闘に対しての柔軟性は勉強になります!」
「お義父上も私の斬撃を受けて傷が浅い、その身体強化はとても固いですね!久しぶりに楽しい勝負で心が踊る・・・しかし次で決めさせていただく!!」
ディアス様が左手に魔力を集め、周囲に風が吹き始めた。お父様がそうはさせない、と剣を構えディアス様へ突撃した。
しかしディアス様はお父様の剣を片手で受け流し左手に集めた魔力をお父様に叩き込んだ!?
叩き込まれた瞬間お父様が飛んだ。見学席の壁までくの字に曲がり激突しドサリと倒れた。
・・・え?最後の攻撃は魔力を圧縮しそのまま撃ち込んだの?
はっ!?
「お父様っ?!大丈夫ですか!」
私は心配になり見学席から飛び出して駆け寄った。駆け寄ろうとするとお父様が起き上がって手で制した。
「心配無い。少し肋骨を数本やられただけだ」
「龍王様、私の負けだ。約束どおりリリーとの結婚を許そう!!幸せにしてやって下さい・・・」
「ありがとうございます。必ず幸せにしてみせます!」
そう言うと、ディアス様が近くに来て跪いた。
「改めて言わせてもらう。リリー・キャンベル嬢、俺と生涯ともに生きて欲しい。結婚しよう!リリー、愛してるよ」
そんな風に改めて言われると恥ずかしくなる。私の顔、今凄く赤いわね・・・。
「はい、喜んでお受けいたします!私もディアス様のことを愛してますわ!」
は、恥ずかしい!好きな人に愛していると言うのは勇気が要りますわね!?
「リリー!!ありがとう愛してる、永遠に一緒だ!!」
ディアス様が抱きしめて来た。私はディアス様の腕の中にポスンと収まり、何だかムズムズする感覚になったがそれも心地良いと感じた。
私はディアス様の腕の中から見学席を見た。見学席からは歓声と祝福の嵐が起きていて、みんなが祝福してくれているのがとても嬉しい。
私とディアス様は一旦分かれて、ディアス様とお父様は一緒に治療のため救護室で手当をしてもらい、私は自室へ戻った。
ディアス様が明日には国に向けて出発すると言ったので私は荷造りをしにライラを連れて行った。
明日にはディアス様の国に一緒に行くのね。暫くお父様やお母様に会えないのは寂しいけれど頑張るわよ!!あとお妃教育も頑張ろう!
「さあ!ライラ荷造り手伝ってね!」
「かしこまりました。リリー様」
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