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24話
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よし、荷物の整理終了!持って来たものが少なかったし、直ぐ終わったわね。
「そろそろディアス様、戻って来るかしら?」
仕事をしに行ってから大体三時間は経ったからそろそろよね。少し疲れたし、さっきメイドさんが入れてくれたお茶を飲んで待ってましょう。
コンコン。
「リリー、開けるよ?」
ディアス様が扉を開け入って来た。私はソファから立ちあがりディアス様の方へ近寄った。
「ディアス様、お帰りなさい。お仕事は終わりましたか?」
「ああ、緊急のものだけ片付けた。残りは明日でも構わないやつだから大丈夫。これでリリーと一緒にいられる」
ディアス様が微笑み、私の髪を一房掬い髪にキスをした。そしてそのまま抱きしめられ・・・
私たちは城の最上階にいた。
「ねぇ、ディアス様?転移する時はひと言でも良いので何か言ってくださらないと私がビックリしますわ!!」
急に景色が変わって周りをみると見晴らしの良い場所だった。
「ふっ、俺の好きな場所にリリーを案内したくてな。どうだ?見晴らしがいいだろう!」
「そうですわね、とても見晴らしが良いです。ここはどういった場所なんですか?」
「ここは俺の・・・龍のまま寛ぐ場所だ。たまに龍のまま開放的に休みたい時があってな、そんな時にここに来て休むんだ」
ディアス様が龍になり言った。龍になったディアス様は私を抱くように丸まり寛ぎ始めた。
「龍のまま寛ぐ場所だからこんなに広いのですね。このまま少し休みますか?」
「そうだな。リリー、少し休むから誰か来たら起こして欲しい」
「分かりましたわ。おやすみなさいディアス様」
暫くするとすぅーっと寝息がしてきた。私はそっとディアス様を撫でてみた。
「ふふ、キャンベル領に行くときも少し触ったけどたてがみは柔らかいわね。鱗のところはすべすべしてちょっとひんやりかしら?」
寝ているときなら沢山撫で回したり抱きついたりしても大丈夫そうかしら?
モフモフ、モフモフ。
「ふふふ、たてがみモフモフ!なんだかお日様の匂いがする気がする」
私はまだ起きないのを確認して胴体に抱きつき、鱗のすべすべとひんやりを堪能した。
「すべすべ、ひんやり・・・気持ち良いわね」
「ねぇ、リリー?俺が寝ている時にそんなに抱きついたりされたら流石に起きるんだけど・・・もしかして、誘ってるのかな?」
ハッと、ディアス様の顔をみたら起きていた・・・。さ、触り過ぎたかしら?
「すみません。ディアス様のたてがみが触りたくなってしまい、つい堪能してしまいましたわ。だってモフモフしているし身体はすべすべだし!ディアス様に触りたいって思うのはしょうがないと思いますの!!」
「・・・えっと、ありがとう?そう思ってくれるのは凄く嬉しいけど少し照れるね」
あ、ディアス様がほんのり赤くなり鱗の温度が高くなった!?これは分かりやすい!もっと照れさせたらどうなるんだろう?
「ねぇ、ディアス様?もっと・・・もっと触って良いですか?」
私がそう言うとディアス様は目を見開きボワッとたてがみを立たせた。
「もう、駄目」
ディアス様はパッと人型に戻り私を抱きしめ首元に顔を埋めた。あら、やり過ぎた?人型に戻ってもディアス様の顔と耳は赤かった。
「ふふ、分かりましたわ。もうしませんからこちらを向いてくださいな?」
獣のような鋭い瞳と目があった・・・。
しまった!やり過ぎて危険なディアス様を出してしまいましたわ?!
「リリー、少し俺をいじめすぎたね?・・・次はリリーの番だ」
私はディアス様に仕返しされ泣いて許しを乞うまで全身くまなくキスされてしまった・・・。
「そろそろディアス様、戻って来るかしら?」
仕事をしに行ってから大体三時間は経ったからそろそろよね。少し疲れたし、さっきメイドさんが入れてくれたお茶を飲んで待ってましょう。
コンコン。
「リリー、開けるよ?」
ディアス様が扉を開け入って来た。私はソファから立ちあがりディアス様の方へ近寄った。
「ディアス様、お帰りなさい。お仕事は終わりましたか?」
「ああ、緊急のものだけ片付けた。残りは明日でも構わないやつだから大丈夫。これでリリーと一緒にいられる」
ディアス様が微笑み、私の髪を一房掬い髪にキスをした。そしてそのまま抱きしめられ・・・
私たちは城の最上階にいた。
「ねぇ、ディアス様?転移する時はひと言でも良いので何か言ってくださらないと私がビックリしますわ!!」
急に景色が変わって周りをみると見晴らしの良い場所だった。
「ふっ、俺の好きな場所にリリーを案内したくてな。どうだ?見晴らしがいいだろう!」
「そうですわね、とても見晴らしが良いです。ここはどういった場所なんですか?」
「ここは俺の・・・龍のまま寛ぐ場所だ。たまに龍のまま開放的に休みたい時があってな、そんな時にここに来て休むんだ」
ディアス様が龍になり言った。龍になったディアス様は私を抱くように丸まり寛ぎ始めた。
「龍のまま寛ぐ場所だからこんなに広いのですね。このまま少し休みますか?」
「そうだな。リリー、少し休むから誰か来たら起こして欲しい」
「分かりましたわ。おやすみなさいディアス様」
暫くするとすぅーっと寝息がしてきた。私はそっとディアス様を撫でてみた。
「ふふ、キャンベル領に行くときも少し触ったけどたてがみは柔らかいわね。鱗のところはすべすべしてちょっとひんやりかしら?」
寝ているときなら沢山撫で回したり抱きついたりしても大丈夫そうかしら?
モフモフ、モフモフ。
「ふふふ、たてがみモフモフ!なんだかお日様の匂いがする気がする」
私はまだ起きないのを確認して胴体に抱きつき、鱗のすべすべとひんやりを堪能した。
「すべすべ、ひんやり・・・気持ち良いわね」
「ねぇ、リリー?俺が寝ている時にそんなに抱きついたりされたら流石に起きるんだけど・・・もしかして、誘ってるのかな?」
ハッと、ディアス様の顔をみたら起きていた・・・。さ、触り過ぎたかしら?
「すみません。ディアス様のたてがみが触りたくなってしまい、つい堪能してしまいましたわ。だってモフモフしているし身体はすべすべだし!ディアス様に触りたいって思うのはしょうがないと思いますの!!」
「・・・えっと、ありがとう?そう思ってくれるのは凄く嬉しいけど少し照れるね」
あ、ディアス様がほんのり赤くなり鱗の温度が高くなった!?これは分かりやすい!もっと照れさせたらどうなるんだろう?
「ねぇ、ディアス様?もっと・・・もっと触って良いですか?」
私がそう言うとディアス様は目を見開きボワッとたてがみを立たせた。
「もう、駄目」
ディアス様はパッと人型に戻り私を抱きしめ首元に顔を埋めた。あら、やり過ぎた?人型に戻ってもディアス様の顔と耳は赤かった。
「ふふ、分かりましたわ。もうしませんからこちらを向いてくださいな?」
獣のような鋭い瞳と目があった・・・。
しまった!やり過ぎて危険なディアス様を出してしまいましたわ?!
「リリー、少し俺をいじめすぎたね?・・・次はリリーの番だ」
私はディアス様に仕返しされ泣いて許しを乞うまで全身くまなくキスされてしまった・・・。
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