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75話
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私はディアス様に花嫁衣装の好みを聞いてみた。
「ふむ・・・Aラインのドレスも捨てがたいがプリンセスラインも良いな。こう、後ろが長い形や腰の辺りからフリルが入るのも良い・・・」
ディアス様、意外と知っていますのね。私もAラインやプリンセスラインが捨てがたいですわ。
「良いですわね!後、細かい刺繍の入ったレースも有ると素敵だと思いますわ」
上半身の部分を刺繍で埋めて下のスカート部分をフワリと広がるのも良いですわ。
「お二人とも素晴らしいです!あと、マーメイドラインもリリー様にはお似合いかと思いますね。形がしっかりと出てしまいますが、膝下辺りからフリルを沢山あしらうのも綺麗だと思います」
ムスカも意見を出してきたけど、やっぱりデザイン画を何枚か描いてもらって吟味した方がイメージし易いわね・・・。
「ムスカお願いがあるの、何パターンかデザイン画を描いてみてくれないかしら?そっちの方が決めやすいと思うから頼んで良いかしら?」
「はい!かしこまりました。Aラインとプリンセスライン、マーメイドラインのデザイン画を描いてお持ちします。数日お時間を下されば描き上げて参ります!」
ムスカの気合いが凄まじいわ。でも急ぎでは無いから無理させないようにしないと・・・。
「急がなくて良いから、数日と言わずに数週間でも良いわよ。素敵なデザイン画を期待しているわね?」
「我が女王の寛大なお心、感謝します。では、我が女王に相応しい素晴らしいデザイン画を仕上げて参ります!失礼します!」
そう言うといそいそと部屋を出て行ってしまった。
「ディアス様、ムスカも退室した事ですし紅茶を飲み直しませんか?」
私は一息入れるためにディアス様に提案した。飲んでいる途中だった紅茶はとうに冷めてしまったのよね。
「そうだな、一杯飲んでから仕事を始めるか・・・」
私はメイドに新しい紅茶を頼み、飲み直した。
「テレジアさんに婚約者はいらっしゃいますか?」
午前の授業が終わり私はテレジアさんに聞いてみた。
「・・・婚約者、ですか?」
テレジアさんの纏う空気が重苦しくなった・・・?まさか婚約者って単語は地雷だったの?
「え、ええ婚約者ですわ。テレジアさんの身分ならいてもおかしくは無いでしょ?」
「少し前まではいたのですよ。でも・・・私との性の不一致で解消してしまいまして、今はいないのですわ」
・・・性の、不一致?それはつまりアッチのことかしら?
「テレジアさん、あの・・・性の不一致とはもしかして夜のアレコレですか?」
私は少し濁して聞き返した。だって恥ずかしいけど気になりますもの!!
「そうですわ。前の婚約者様は二つ上の方だったのですが、私との相性を測るために本番無しでちょっとつまみ食いをしようとしたら、婚約者様の●●●が小さくて微妙でしたの。しょうが無いので●●●して●●●してみたのですがあの方、雌犬の様に鳴くものだから私・・・つい、やり過ぎてしまいまして婚約者から私の雌犬になってしまいましたの」
わぁ、内容がエグいわ?!それに男性がつまみ食いするのは分かるけどテレジアさんからって・・・流石Nタイプ!
「それで婚約者から雌犬になっちゃった元婚約者は今、何処かでテレジアさんを待っているのですか?」
「ああ、彼なら自分の家に帰って私に呼ばれるのを律儀に待っていると思いますわ。放置していても喜んでいますし、手のかからない良い子ですわね」
何だかずっと放置していそうな気がするわ・・・。まぁ、私には関係無いわね!
「では、今は募集中なのですね。どんな方が好きなのですか?」
「そうですわねー・・・雌犬にならない精神力を持った方が大前提で後は漢らしい方が良いですわね」
テレジアさんが頬に手を当てポッと頬を染めながら乙女のように言った。
「テレジアさんがやり過ぎても大丈夫そうな方・・・難しそうですわね。あ、城の兵とかなら漢らしい方いそうですわね!」
「あっ、そうですわね!そこは考えつきませんでしたわ。今度物色してみますわ!」
物色・・・物騒な物言いですわね。何人かつまみ食いの餌食になりそうな予感がしますわ。
「ええ、ほどほどでお願いしますね?」
私にはそう言うしかなかった・・・。
「ふむ・・・Aラインのドレスも捨てがたいがプリンセスラインも良いな。こう、後ろが長い形や腰の辺りからフリルが入るのも良い・・・」
ディアス様、意外と知っていますのね。私もAラインやプリンセスラインが捨てがたいですわ。
「良いですわね!後、細かい刺繍の入ったレースも有ると素敵だと思いますわ」
上半身の部分を刺繍で埋めて下のスカート部分をフワリと広がるのも良いですわ。
「お二人とも素晴らしいです!あと、マーメイドラインもリリー様にはお似合いかと思いますね。形がしっかりと出てしまいますが、膝下辺りからフリルを沢山あしらうのも綺麗だと思います」
ムスカも意見を出してきたけど、やっぱりデザイン画を何枚か描いてもらって吟味した方がイメージし易いわね・・・。
「ムスカお願いがあるの、何パターンかデザイン画を描いてみてくれないかしら?そっちの方が決めやすいと思うから頼んで良いかしら?」
「はい!かしこまりました。Aラインとプリンセスライン、マーメイドラインのデザイン画を描いてお持ちします。数日お時間を下されば描き上げて参ります!」
ムスカの気合いが凄まじいわ。でも急ぎでは無いから無理させないようにしないと・・・。
「急がなくて良いから、数日と言わずに数週間でも良いわよ。素敵なデザイン画を期待しているわね?」
「我が女王の寛大なお心、感謝します。では、我が女王に相応しい素晴らしいデザイン画を仕上げて参ります!失礼します!」
そう言うといそいそと部屋を出て行ってしまった。
「ディアス様、ムスカも退室した事ですし紅茶を飲み直しませんか?」
私は一息入れるためにディアス様に提案した。飲んでいる途中だった紅茶はとうに冷めてしまったのよね。
「そうだな、一杯飲んでから仕事を始めるか・・・」
私はメイドに新しい紅茶を頼み、飲み直した。
「テレジアさんに婚約者はいらっしゃいますか?」
午前の授業が終わり私はテレジアさんに聞いてみた。
「・・・婚約者、ですか?」
テレジアさんの纏う空気が重苦しくなった・・・?まさか婚約者って単語は地雷だったの?
「え、ええ婚約者ですわ。テレジアさんの身分ならいてもおかしくは無いでしょ?」
「少し前まではいたのですよ。でも・・・私との性の不一致で解消してしまいまして、今はいないのですわ」
・・・性の、不一致?それはつまりアッチのことかしら?
「テレジアさん、あの・・・性の不一致とはもしかして夜のアレコレですか?」
私は少し濁して聞き返した。だって恥ずかしいけど気になりますもの!!
「そうですわ。前の婚約者様は二つ上の方だったのですが、私との相性を測るために本番無しでちょっとつまみ食いをしようとしたら、婚約者様の●●●が小さくて微妙でしたの。しょうが無いので●●●して●●●してみたのですがあの方、雌犬の様に鳴くものだから私・・・つい、やり過ぎてしまいまして婚約者から私の雌犬になってしまいましたの」
わぁ、内容がエグいわ?!それに男性がつまみ食いするのは分かるけどテレジアさんからって・・・流石Nタイプ!
「それで婚約者から雌犬になっちゃった元婚約者は今、何処かでテレジアさんを待っているのですか?」
「ああ、彼なら自分の家に帰って私に呼ばれるのを律儀に待っていると思いますわ。放置していても喜んでいますし、手のかからない良い子ですわね」
何だかずっと放置していそうな気がするわ・・・。まぁ、私には関係無いわね!
「では、今は募集中なのですね。どんな方が好きなのですか?」
「そうですわねー・・・雌犬にならない精神力を持った方が大前提で後は漢らしい方が良いですわね」
テレジアさんが頬に手を当てポッと頬を染めながら乙女のように言った。
「テレジアさんがやり過ぎても大丈夫そうな方・・・難しそうですわね。あ、城の兵とかなら漢らしい方いそうですわね!」
「あっ、そうですわね!そこは考えつきませんでしたわ。今度物色してみますわ!」
物色・・・物騒な物言いですわね。何人かつまみ食いの餌食になりそうな予感がしますわ。
「ええ、ほどほどでお願いしますね?」
私にはそう言うしかなかった・・・。
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