裏切られた元王女は、復讐を誓う


ロールウェン王国の第1王女、アリアは、お忍びの最中、知り合った青年、ビリーと恋に落ちる。

アリアは、飄々として自由人のビリーと、一緒になることを夢見ていたが、両親に反対され、婚約者のいる隣国、オーケルド王国に、無理やり留学させられる。

アリアはそこで、籠の中の鳥のような生活を送っていたが、ある日、ロールウェンに革命が起こり、両親が殺害されたことを知る。

途端、アリアは王族ではなくなり、オーケルドで冷遇されるようになった。

なんとか自国へ帰ったはいいものの、栄えて美しかったロールウェンは、じめじめした犯罪の宝庫となり、あちこちで叫び声や泣き声が聞こえてくる。

かつての自分の城には、ビリーが我が物顔で玉座に座り、隣には女がいた。

ビリーに冷たい仕打ちをされ、そこで、ビリーが男を金で雇い、アリアが帰る様子を尾行させ、城の秘密の通り道を調べさせたことを知った。

両親の死、愛するものからの裏切り、自分の至らなさで、国をめちゃくちゃにしてしまったことの後悔で、アリアは悶え苦しみ、仇への復讐を誓った。
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