散歩中によく見かける美少女、それは10年前に遠くへ引っ越した幼馴染でした。

 俺には幼い頃によく遊んでいた女の子、いわゆる幼馴染がいる。
 もう10年前の話だ。そいつとは1年も一緒にいなかったが、出会ってから別れるまで毎日のように遊んでいた。そう、そいつは遠くへ引っ越してしまったため、出会ってすぐお別れになってしまったのだ。
 あの日々は生きている中で一番楽しかったと言っても過言ではない。

「はぁ、あの頃に戻りたいなぁ……」


 そんなことを考えていた矢先、毎日のモーニングルーティーンである公園の散歩中に、よく見かけるランニングをしている美少女と初めて目が合った。この美少女は名前すら知らないが、俺の気になっている人だ。
 ただ目が合っただけで話せてはいないけど。
 目が合っただけで浮かれてんじゃねえよ俺。

 しかしこの後、予想外の事態が立て続きに起こるなんて、この時の俺は思ってもみなかった。

 俺の幼馴染は─────────。
 散歩中によく見かける美少女は─────────。


※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
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