同級生の父親とパパ活する少年

なる

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4話 田中さん家

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 ある日僕は田中さんの家に遊びにきていた。
 田中さんのお父さんは家で仕事しているらしい。
 そして、田中さんの家であったお父さんは……僕を抱いたおじさんの1人だった。

「まひる君…」
「おじさん」

 僕は固まってしまった。
 プライベートで会うとは思ってなかったからだ。
 まさか田中さんのお父さんがセックスしたおじさんだったなんて思いもせず。

「どうしたの、まひる君」
「な、何でもないよ」

 僕は何てことなく過ごした。田中さんに悟られる事なく。逃げるように田中さんの部屋に行った。

「トイレ借りるね」
 とトイレを借りた際に、廊下で田中さんのお父さんとすれ違った。
「まひる君、今日の夜に空いてる?」
 僕は戸惑った。これ以上関係を続けてはいけない。
 だけど、僕は……
「お金くれるなら」
「いいよ、じゃあ後で」
 そして、田中さんと話をして僕は帰った。

 夜に田中さんのお父さんに抱かれる約束をして…

 夜になった。
 いつも通り母親は仕事に行った。
 それを見計らって僕も外に出た。
 ラブホテルの前で田中さんのお父さんに会った。
「待ってたよ、まひる君」
 そう言って、僕の肩に手を回した後ラブホの中に引き込んでいった。
 僕は抵抗しなかった。

「いいんですか、田中さ…娘さんに内緒で。しかもお金まで大丈夫なんですか?」
「心配しなくていいよ、お金ならあるから。こう見えてトレーダーで大金を稼いでいてお金には困ってないんだ」
「それに、萌香には仕事だと言って出てきているから、バレる心配もない。でもまさか、まひる君が萌香の友達だったとは驚いたよ」
 萌香とは田中さんのことだ。
「僕も驚きました。心臓が止まるかと思いました」
「そうだね、萌香にバレたら終わっちゃうからねお互い」


「これを着てくれないか」
 差し出されたのは僕の学校のセーラー服だ。
「これって、うちの」
「そう、萌香の制服だ」
 田中さんがいつもきているやつ。
「これを着てほしい。お金は出すから」
 お金という言葉を聞いて断る程ではない事は、受けることにしている。


 カツラまで被らされた。
「萌香、萌香! 可愛いよ、萌香」
 田中さんのお父さんは、僕を犯しながら娘の名前を叫んだ。
 今、おじさんの目には僕が田中さんに見えているのだろうか。
「萌香、お父さんは萌香が大好きだ」
 そう言いながら僕を犯す。おじさんは僕の中にチンコを挿れながら自分の娘の名前を叫ぶ。
 部屋に付けられた鏡がちょうど見える位置にある。
 そこに映る自分は田中さんの姿をしている。
 顔は違うけれど、髪は一緒の長さ、服は田中さんのセーラー服。
 まるで僕が田中萌香になったみたいだ。
「萌香、中に出すぞ!お父さんの赤ちゃんを孕んでくれ」
 そう言っておじさんは田中萌香のコスプレをした僕に中出しした。
 娘に出す量ではない量の精子を僕の中に出す。
 僕も萌香と呼ばれて興奮したのか、おじさんがイッたと同時に僕もイッてしまった。

 セックスが終わりベットに横になる僕とおじさん。
「ありがとう、まひる君」
「いえ、僕も興奮しちゃいました」
「そっか、本当に君が萌香に見えるよ」
 聞いていい事なのか、迷ったが問いかけてみた。
「おじさんは、萌香さんのこと好きなんですか?」
 その問いに、ん?という疑問を浮かべながら「突然だよ」と答えた。
「孕ませるくらい?」
 と僕が問いかけるとおじさんは笑った。
「実は父親としては失格なんだけど、萌香を孕ませたかったんだ。萌香で興奮してしまう変態なんだ私は。セックスして妊娠させて嫁にしたい、そんな願望があった。でも父親としてそんなことできない。だけどね、夢が叶ったよ。ありがとう、まひる君」
 おじさんは笑った。その笑顔は本当に嬉しそうだった。泣いていたからだ。

「おじさん、僕でよかったらいつでも萌香になるよ。その代わり萌香には手を出さないでね」
 と言った。
 おじさんはさらに泣いていたが、「ありがとうまひる君」と僕を抱きしめた。
 僕は悪い気がしなかった。
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