貧乏神と呼ばれ虐げられていた私でしたが、お屋敷を追い出されたあとは幼馴染のお兄様に溺愛されています

「シャーリィっ、なにもかもお前のせいだ! この貧乏神め!!」

 私には生まれつき周りの金運を下げてしまう体質があるとされ、非常に裕福だったフェルティール子爵家の総資産を3分の1にしてしまった元凶と言われ続けました。
 その体質にお父様達が気付いた、8歳の時から――10年前から私の日常は一変し、物置部屋が自室となって社交界にも出してもらえず……。ついには今日、一切の悪影響がなく家族の縁を切れるタイミングになるや、私はお屋敷から追い出されてしまいました。
 ですが、そんな私に――

「大丈夫、何も心配はいらない。俺と一緒に暮らそう」

 ワズリエア子爵家の、ノラン様。大好きな幼馴染のお兄様が、手を差し伸べてくださったのでした。


「今までよく頑張ったな、シャリィ。これから俺が、君の人生を変えてみせるよ」

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