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218話 海の民の島③
しおりを挟む「いぶき、聞いたか?あの話、天音の事だろう。あの塔にいるのか?」
「すばる。きっとそうだ。
今日の婚礼は、俺達が来るのを想定してのことだろう。
あのイリスという女性と婚礼を挙げて、俺達が相手が天音ではないことを確認させたのだろう。確か、一夫多妻とか言っていたよな。」
「どうする?まずは、町に帰って作戦をねるか。塔の中には、入れないみたいだしな。
助け出すには、塔の外に出てからだ。」
「そうだな。婚礼がいつおこなうか、注意深くしてないといけないな。どうやって情報を得るか、早急に考えないとな。」
「王にも協力を求めても、いいかも知れないぞ。」
「四季にもな。気に入らないが、なにかヒントが得られるかもしれない。」
「早く、オリオンに挨拶をして、町に帰ろう。時雨と合流してさ。」
「そうだな。急ごう。」
2人はオリオンを見つけ、帰りの挨拶をして入口まで行き、
時雨と合流して瞬間移動した。
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