~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活~

クラゲ散歩

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334話 巨人族の村 アリス④

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ギルドに行ったわ。
あら。働いている人達、カッコイイわね~。そうだわ。問題が片付いたら、再度ここに来ましょう。待っていてね。(みんなが嫌な顔をしていたのに気が付かなかった。)

名前はたしか~花雪だったわね。受付で連絡をしてもらった。

グロウの事で話があると言ったら、急いできたわ。

「どなたですか?グロウの事とは?」と聞いてきたから、私はグロウとの関係を話したわ。
そして~婚約解消の事も話したわ。グロウから話し辛いから、私が代わりに来たと。

「そうですかぁ~。グロウがあなたに…。わかりました。」と青ざめた顔をしながら帰っていったわ。

これで邪魔者はいなくなったわ。

帰りは機嫌が良かったから、スキンシップが少し過剰だったわね。男性も喜んでいたわ。

そしてあの場に乗り込んで、見事婚約解消。グロウは喜んで私を抱きしめるはずが~なんでみんな怒っているの?
グロウ。これで遠慮なく、私達
愛し合えるのよ。
それに直ぐにお嫁にきてあげるわ。

その後直ぐに~私は閉じ込められた。家の入口には見張りがいる。

どうして。どうして。

数日がたち。お父様が村に来ていると連絡がきた。

お義父様の家に来るように、言われたわ。
見張りに連れられ、使用人達と
一緒に家に向かった。
(まるで罪人みたいだわ。)
家に入ると見張りは、離れたの。私は早く会いたくて、走ってみんながいる部屋に向かったわ。

そしたら、バァ~ンと頬に痛みを感じたの。

初めて叩かれた。

お父様…なんで…。



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