片腕を喰われた大剣使いだけど実は最強だったみたいです

「ルドルフ・アーヴィット二等兵。貴様に今この時をもって王国軍からの除隊を命ずる」


 唐突に下ったこの命令は主人公ルドルフの民草を守る最強の【戦士】になりたいという夢から酷く遠ざかってしまうものであった。

 だがルドルフは絶望することなく次の職を探し始めるも、隻腕が原因で職に就く事が出来ず、遂には王都を離れる事を決意する。

 そして、田舎で畑を耕すスローライフを送る事20年。

 ルドルフは獣人の幼女との出会いをきっかけに王都に戻る事になるのだが……。


「コ、コボルトが、コボルトがぁあぁああ!!!」
「くそっ! こいつは俺達で勝てる魔物じゃない……」


 その道中、Fランク、いわゆる雑魚魔物のコボルトに怯える王国軍の姿があった。
 情けない姿を晒す王国軍を見たルドルフは呟く。


「俺さ、20年間もスローライフ満喫してたけど実は一度やってみたかったんだよ……俺TUEEEってやつ」


 そして、コボルト達はルドルフの手によって瞬く間に肉塊へと姿を変えるのだった。
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