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奴隷としての適性度
しおりを挟むそれから数年後、、
印象的だった人に、あの人がいた。。
あの人は、私の体験を広げてくれた。
彼はデザイン会社社長だった。
経営者のため、自由な時間が多く、私を美味しいお店や、落ち着いた雰囲気の旅館に連れて行ってくれた。
車は大きなワゴンに乗っており、車種はあまり見たことのないものだった。
運転は、わりと強引な方だった。スピードも結構出した。
人柄は、物静かにお話するタイプであったけれど、言葉に力があった。自分の信念というか考えがあり、不思議と揺るぎないものがあった。
まだ若かった私は、彼と一緒にいるだけで、大人になれた感じがしたし、いろいろと勉強になった。
年齢は10歳以上、上だった。
いつも良く行くお店は、六本木にある、日本料理店だった。馴染みのお店で、そこの料理人の店主は、人間的に魅力のある人だった。
運ばれてくる料理は、どれも高級であり、私は堪能した。今から思えば、値段も高かったに違いない。
伊勢海老のお造り、名前は分からない高級なワイン、、
お腹いっぱい食べさせてくれた。
どのタイミングからか忘れたけれど、慣れた頃から、彼は私の体に興味を持っていった。
食事の後、タクシーに二人で乗り、麻布のホテルに向かった。
見た目は落ち着いた作りで、何の建物か分からなかった。でも入口のドアに怪しげなロゴが入っており、普通のホテルではないことは分かった。
そこは、SM専用ホテルだった。
私は良くわからず、彼の行為をただ、受けた。
彼も最初は様子を見ながら、少しずつ、試すように行っていった。
最初の行為はどんなだったか、もう忘れてしまった。
で、も優しかったと思う。
最初の夜は、ベットの上で、キスをされ、服を脱がされた。タバコの味がした。
私の体を眺め、両手で撫でるように触ると、食らいつくように、胸やお尻に吸い付いた。上に覆いかぶさると、獲物を捕らえたような目で、私の裸を眺めた。
「うん、ん、、?どうだ?」
時々、私がちゃんと感じているかどうか、確認してくる。
少しづつ、普通の行為をしながら、私が、奴隷として素質があるのか、見極めていたのかもしれない。
彼の腰使いは力強く、圧倒されるような快感があった。
無駄のない動きに、私は身を委ねた。
私をうつ伏せにすると、両手で腰を掴み、膝を立てるよう誘導した。
もっとお尻を突き出すよう、要求してくる。
私は、抵抗も虚しく、あらわになった陰部を彼に向けた。
彼が入ってくる。力強く、奥まで突いてくる。
圧迫感と、快感に、私はうめき声がでた。
「うう、、はん、あん、、うっ、、」
彼は私の髪を鷲掴みにすると、後ろに引っ張った。
さらに激しく攻めてくる。
お尻の肉が、彼の太ももの力を受けて、痛い。
私の陰部に、彼の2つの塊が当たって、少しくすぐったい。
私を仰向けにすると、彼は両手で足を鷲掴みにし、さらに深く攻めてきた。
快感で身悶えする私の様子を見ながら、彼の表情は、征服感で満たされていた。
彼は、行為のときは無表情で、どちらかというと、ひそかに楽しんでいる様子だった。私が苦しむのをたまらない、という感じで見ながら行っていた。
私の受ける様子が、彼にとっては、合格点だったのかは分からない。
その後、彼の行為はどんどんエスカレートしていった。
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