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3章 第2の神器
3-1 動き出した魔王軍
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「なんというザマだ!」
とある城の中、中央の赤い座面の黒い玉座に座るアガレスが、目の前で控えているレイドに向かって怒鳴り散らします。
「同志たちを集める任務に失敗し、手ぶらで帰ってきたと言うのか!?」これに、レイドはこう言います。
「恐れながら魔王様、我々の最大の障害となりうる者が現れたのです!
伝説の竜の一族、エンゼルドラゴンのエルニスという者です!そいつに、あのタイラントも倒されました!」それを聞いたアガレスはハッとします。
「なんだと!?あのカオス様の右腕として、猛威を振るったとされるあのタイラントを倒しただと!?
もしやそのエルニスとやらが、予言に出てくる聖山から現れると言う勇者なのか・・・!?だとしたら・・・!フレイヤ!グレゴリー!おるか!?」
アガレスの目の前に、魔女のフレイヤと邪竜のグレゴリーが現れました。
「お呼びでしょうか?」
「どうやら、伝説に聞く竜の勇者が現れたようだ!これは次の計画に移るときが来たようだ!フレイヤ、お前は直ちにヘリオポリスに向かえ!グレゴリーは聖山に向かってくれ!そこでそれぞれの任務にあたるのだ!」
これに、グレゴリーが不敵な笑みを浮かべています。
「くっくっくっ・・・!相手はあの伝説の勇者と来たか!これは久々に楽しめそうだな・・・!最近の戦士たちは歯ごたえがなくて退屈していた所だ・・・!」
とある城の中、中央の赤い座面の黒い玉座に座るアガレスが、目の前で控えているレイドに向かって怒鳴り散らします。
「同志たちを集める任務に失敗し、手ぶらで帰ってきたと言うのか!?」これに、レイドはこう言います。
「恐れながら魔王様、我々の最大の障害となりうる者が現れたのです!
伝説の竜の一族、エンゼルドラゴンのエルニスという者です!そいつに、あのタイラントも倒されました!」それを聞いたアガレスはハッとします。
「なんだと!?あのカオス様の右腕として、猛威を振るったとされるあのタイラントを倒しただと!?
もしやそのエルニスとやらが、予言に出てくる聖山から現れると言う勇者なのか・・・!?だとしたら・・・!フレイヤ!グレゴリー!おるか!?」
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「どうやら、伝説に聞く竜の勇者が現れたようだ!これは次の計画に移るときが来たようだ!フレイヤ、お前は直ちにヘリオポリスに向かえ!グレゴリーは聖山に向かってくれ!そこでそれぞれの任務にあたるのだ!」
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