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転生した少女と復讐の暗殺者
カイゼルとの対話
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翌朝……私はカイゼルさんに呼び出され、執務室へと訪れると、そこには席に座り私を見つめるカイゼルさんの姿があった。
そして私の左右をなぜかヴァンさんとミレイユさんが取り囲むという異様な光景となっていた。
「朝から呼び出して済まない。さて、セレナ・ラティクス、昨日君はユリスを刺客から守ってくれたと言う話をヴァンから聞いた。改めて礼を言わせてもらう」
「い……いえ……!そんな……っ!め……滅相もありません……!」
私へと対し頭を下げるカイゼルさんに私はただただ戸惑うばかり。
実際私が助けた訳じゃなくて、助けたのはセレナの方な訳だし……!
(ちょっと……!セレナ……!カイゼルさんが昨日のお礼を言いたいって言ってるんだから代わってよ!ユリスさんを守ったのはセレナでしょ……っ!?)
『……』
私はセレナに朝から何度も声を掛けるも昨日の夜の一件からセレナはだんまりを決め込んでいる。
こんなんじゃもしまた刺客が来たら私じゃ守れないよぉ~……!
「しかし、君という人間は実に興味深い。初対面では落ち着き払っていたというのに今ではどこにでもいそうなごく普通の少女そのものだ。私はそんな君についてもっと知りたいと思うのだが……どうだろうか?」
ど……どうだろうと言われましても……。
「そ……その……私はセレナ・ラティクスとしか……」
「……違うな、私が聞きたいのはそういうことではない」
私は苦笑しながらもごまかそうとするとカイゼルさんは私を射抜くような鋭い視線を向けると、席から立ち上がり私の前へとやってくる。
「え……?」
「確かに君の名はセレナ・ラティクス、だがそれは本当の君の名は無いはずだ。君は何者なんだ……?私は"今の君"に聞いているのだ」
カイゼルさんは右手で私の顎をクイッと持ち上げると、その視線はまるで私の心の奥を読み取ろうとするかのようにじっと見つめてくる。
きっとこの人に適当なことを言ってもすぐに見破られてしまうだろう……。
な……なら……正直に話すしかないか……。
尤も信じてもらえるかどうかは分からないけど……。
「わ……私は……早乙女 瀬玲奈といいます……。このセレナ・ラティクスの中にいるもう一人の人間てす。それと、本当はこの世界の人間じゃないんです。なんでこの世界に来たのか私にもわかりません……」
「セレナ・ラティクス、デタラメを言うのもいい加減にしろ……!」
そう言い私へと掴みかかろうとするヴァンさんをカイゼルさんは無言で制した。
「瀬玲奈嬢、ヴァンが失礼をした。続きを聞かせてもらえないだろうか?」
「は……はい……」
その後私は全てを話した……。
この世界は私が元いた世界で見ていたマンガにそっくりなこと、本物のセレナはセレナ・ヴァルティアと言うヴァルティア侯爵の娘であること、そしてヴァルティア侯爵が何者かに殺されたこと。
さらにセレナがカイゼルさんとユリスさんを狙う刺客であること、そして原作ではカイゼルさん、ユリスさん、ヴァンさん、ミレイユさんはセレナに殺され、そしてそのセレナは黒幕であるクロヴィスに殺されること……。
さらに黒幕であるクロヴィスの陰謀によりヴァルティア侯爵は殺され、その罪をフェルナンデス家の仕業と見せかけ、その復讐としてセレナをこのフェルナンデス家へと送りつけてきたこと……。
「なるほど……話の筋としては概ね納得は出来るがその証拠または動機はあるのか?」
「それが……動機は全然思い出せないんです……」
確かに動機は原作に書かれていた……書かれていたはずだった……。
でも、どういう訳かその動機だけはなぜか思い出せない。
「セレナ・ラティクス!やはり貴様が刺客か!フェルナンデス家に仇なす者を許す訳には行かない!」
「いた……!痛い痛い痛い……!」
私の話を聞いたヴァンさんが私の背後へと回り込むとそのまま腕を捻り上げると、その激痛が私を襲う……!
「ヴァンやめろと言ったはずだ!」
「しかし……!」
「少なくともこの瀬玲奈嬢は我々の敵ではない。敵であるならばわざわざ不利になるようなことを自ら話しはしないだろう」
「……分かりました」
カイゼルさんに制されたヴァンさんが私を放すとようやく痛みから解放された。
「瀬玲奈嬢、重ね重ねヴァンが失礼をした。それで、瀬玲奈嬢は何の目的でここにいる?最初にも言ったと思うが、人は役割を持って生きることで、初めてその存在に意味が宿る。君は何が目的でここにいる?」
私の目的……私がこの世界でなし得たいこと……。
それは……。
「私は……この物語をハッピーエンドで終わりたいと思っています」
「瀬玲奈嬢の言うハッピーエンドとはどのようなことを差す」
「セレナはもちろん、カイゼルさんやユリスさん、ヴァンさんにミレイユさんが死なず、黒幕であるクロヴィスを倒すことです」
「人は何によって人間たり得るのか……それはその者の使命を全うすることだと私は考えている。然るになるほど……この世界が君の言う作られたものであるとするならば、さしずめ瀬玲奈嬢はこの世界を正しき方向へと導くことこそ君の使命というものか」
「い……いえ、私はそんな大層なものでは……」
「それこそが君がこの世界に来た理由だとするならば、私は君に協力することもまた私の使命と言うものなのだろう。ならばこの紙に書かれている場所へと向かうといい。きっとそこには君の進むべき道を示す者がいるはずだ」
カイゼルさんは胸のポケットから1枚の紙を取り出すとそれを私へと手渡す。
その紙には「ル・パサージュ」と言う名が記されていた。
なにこれ……?
「あ……あの……これは一体どういうところなのですか……?」
「それはこの街にある喫茶店の店名ですよ」
カイゼルさんに聞こうとするとミレイユさんがそっと耳打ちをしてくれた。
なるほど、喫茶店なのか……。
つまりここに行けば何かが分かると言う事みたい。
私はカイゼルさんに一礼をすると、執務室を後にしたのだった……。
そして私の左右をなぜかヴァンさんとミレイユさんが取り囲むという異様な光景となっていた。
「朝から呼び出して済まない。さて、セレナ・ラティクス、昨日君はユリスを刺客から守ってくれたと言う話をヴァンから聞いた。改めて礼を言わせてもらう」
「い……いえ……!そんな……っ!め……滅相もありません……!」
私へと対し頭を下げるカイゼルさんに私はただただ戸惑うばかり。
実際私が助けた訳じゃなくて、助けたのはセレナの方な訳だし……!
(ちょっと……!セレナ……!カイゼルさんが昨日のお礼を言いたいって言ってるんだから代わってよ!ユリスさんを守ったのはセレナでしょ……っ!?)
『……』
私はセレナに朝から何度も声を掛けるも昨日の夜の一件からセレナはだんまりを決め込んでいる。
こんなんじゃもしまた刺客が来たら私じゃ守れないよぉ~……!
「しかし、君という人間は実に興味深い。初対面では落ち着き払っていたというのに今ではどこにでもいそうなごく普通の少女そのものだ。私はそんな君についてもっと知りたいと思うのだが……どうだろうか?」
ど……どうだろうと言われましても……。
「そ……その……私はセレナ・ラティクスとしか……」
「……違うな、私が聞きたいのはそういうことではない」
私は苦笑しながらもごまかそうとするとカイゼルさんは私を射抜くような鋭い視線を向けると、席から立ち上がり私の前へとやってくる。
「え……?」
「確かに君の名はセレナ・ラティクス、だがそれは本当の君の名は無いはずだ。君は何者なんだ……?私は"今の君"に聞いているのだ」
カイゼルさんは右手で私の顎をクイッと持ち上げると、その視線はまるで私の心の奥を読み取ろうとするかのようにじっと見つめてくる。
きっとこの人に適当なことを言ってもすぐに見破られてしまうだろう……。
な……なら……正直に話すしかないか……。
尤も信じてもらえるかどうかは分からないけど……。
「わ……私は……早乙女 瀬玲奈といいます……。このセレナ・ラティクスの中にいるもう一人の人間てす。それと、本当はこの世界の人間じゃないんです。なんでこの世界に来たのか私にもわかりません……」
「セレナ・ラティクス、デタラメを言うのもいい加減にしろ……!」
そう言い私へと掴みかかろうとするヴァンさんをカイゼルさんは無言で制した。
「瀬玲奈嬢、ヴァンが失礼をした。続きを聞かせてもらえないだろうか?」
「は……はい……」
その後私は全てを話した……。
この世界は私が元いた世界で見ていたマンガにそっくりなこと、本物のセレナはセレナ・ヴァルティアと言うヴァルティア侯爵の娘であること、そしてヴァルティア侯爵が何者かに殺されたこと。
さらにセレナがカイゼルさんとユリスさんを狙う刺客であること、そして原作ではカイゼルさん、ユリスさん、ヴァンさん、ミレイユさんはセレナに殺され、そしてそのセレナは黒幕であるクロヴィスに殺されること……。
さらに黒幕であるクロヴィスの陰謀によりヴァルティア侯爵は殺され、その罪をフェルナンデス家の仕業と見せかけ、その復讐としてセレナをこのフェルナンデス家へと送りつけてきたこと……。
「なるほど……話の筋としては概ね納得は出来るがその証拠または動機はあるのか?」
「それが……動機は全然思い出せないんです……」
確かに動機は原作に書かれていた……書かれていたはずだった……。
でも、どういう訳かその動機だけはなぜか思い出せない。
「セレナ・ラティクス!やはり貴様が刺客か!フェルナンデス家に仇なす者を許す訳には行かない!」
「いた……!痛い痛い痛い……!」
私の話を聞いたヴァンさんが私の背後へと回り込むとそのまま腕を捻り上げると、その激痛が私を襲う……!
「ヴァンやめろと言ったはずだ!」
「しかし……!」
「少なくともこの瀬玲奈嬢は我々の敵ではない。敵であるならばわざわざ不利になるようなことを自ら話しはしないだろう」
「……分かりました」
カイゼルさんに制されたヴァンさんが私を放すとようやく痛みから解放された。
「瀬玲奈嬢、重ね重ねヴァンが失礼をした。それで、瀬玲奈嬢は何の目的でここにいる?最初にも言ったと思うが、人は役割を持って生きることで、初めてその存在に意味が宿る。君は何が目的でここにいる?」
私の目的……私がこの世界でなし得たいこと……。
それは……。
「私は……この物語をハッピーエンドで終わりたいと思っています」
「瀬玲奈嬢の言うハッピーエンドとはどのようなことを差す」
「セレナはもちろん、カイゼルさんやユリスさん、ヴァンさんにミレイユさんが死なず、黒幕であるクロヴィスを倒すことです」
「人は何によって人間たり得るのか……それはその者の使命を全うすることだと私は考えている。然るになるほど……この世界が君の言う作られたものであるとするならば、さしずめ瀬玲奈嬢はこの世界を正しき方向へと導くことこそ君の使命というものか」
「い……いえ、私はそんな大層なものでは……」
「それこそが君がこの世界に来た理由だとするならば、私は君に協力することもまた私の使命と言うものなのだろう。ならばこの紙に書かれている場所へと向かうといい。きっとそこには君の進むべき道を示す者がいるはずだ」
カイゼルさんは胸のポケットから1枚の紙を取り出すとそれを私へと手渡す。
その紙には「ル・パサージュ」と言う名が記されていた。
なにこれ……?
「あ……あの……これは一体どういうところなのですか……?」
「それはこの街にある喫茶店の店名ですよ」
カイゼルさんに聞こうとするとミレイユさんがそっと耳打ちをしてくれた。
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