プロテクトエンジェル戦隊（１8禁）

⑤

⑤「レッド下を見ろ！」
　ピンクとイエローの頭に戦闘員が銃を構えて，送信機でサランの連絡を待っている。
「それがどうしたの，私たちは戦隊よ，いつでも犠牲になる覚悟は持っているわ」
　レッドはサランの持っている送信機をシューターで破壊した。これで，観覧車下に行くまで戦闘員には気付かれない。
「レッド，さすがリーダー，気の強い女だ」
　サランは，話しかけてレッドが油断した隙にレッドに飛びかかってパンチやキックで攻撃した。しかし，レッドは，本来プロレスラー，狭いここではプロレス技の使えるのも少ないが，サランよりは有利に戦うことができた。サランを連続張り手で攻める，サランは後ろに下がることが出来ず，さらに攻撃態勢にも入れない。レッドは，コブラツイストをかけた。地底帝国の機械人造人間の幹部に古風なプロレス技が効いていた。サランの足腰にダメージを与えたレッドは，豪腕ラリアットから本来はコーナーでやるのだが，バーニングハンマー，脳天から垂直に落とした。サランは，気絶した。
　観覧車下に着いた時，空いたドアからシューターを構えたレッドが飛び出して，イエローとピンクを救い，戦闘員と抗戦した。ピンクとイエローも走りながらシューターで次から次へと戦闘員を倒したのだった。
　戦闘員がいなくなったので観覧車に戻り，サランを基地に連行しようとしたらいつのまにか戦闘員達に連れ出されていて空だった。しかし，狭い観覧車の中でレッドがサランが激突して戦ったことは，観覧車の中の様子からピンクとイエローは察しがついた。
  サランは基地で目が覚め，
「レッドを俺は気にいったぞ！俺の奴隷に必ずしてやる！この屈辱は，恥辱と陵辱，女に生まれたことを後悔するほど，エロく，攻め立ててやる！！！