ゆめゆめ

「彼」に片思いをする「私」は、平行線だった友人関係から脱するために、アルコールの力を借りて一夜の過ちをおかしてしまった。けれど翌朝目が覚めて彼から言われたのは「俺たち友達だよね?」なんて残酷な言葉である。それに絶望した「私」は、その夜のことを忘れたように振る舞いながら、彼の家を後にする。どんなにしても関係は変わらないのだと突きつけられた帰り道で、「私」はとある事故に遭った。そうして気がつくと、中学三年の教室に立っていた。――逆行した「私」がこれまでドライに生きてきたのだと気付き、友情や愛情を経て大切なものを思い出すまで。
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