23 / 32
推しに会えました。
幼馴染と姫との遭遇。
しおりを挟む「ところで、ラアラの探している幼馴染ってどんな感じの子なの??」
同い年という事もあり、
(かつてよく知っていた人物と言うのもあるが)
ちょっと気の抜けた私は、
多分サンの事だろうな~と思いつつも
聞いてみる。
「えっと、、名前はサンて言う男の子なんだけど、背は私より低いんだけど銀髪で剣がすごく強いの!」
ん?
「困ったらいつも助けてくれるし、
昔からとてもかっこいいの・・・」
ラアラは顔を少し赤くさせると
もじもじしだした。
その様子は幼馴染に恋する乙女そのもので・・・・・
てか、
え・・・?
ちょっと待って・・・!!
「もしかして、
ラアラはその幼馴染の事が好きなのかな???」
「・・・うん。(照)
きゃーーー会ったばかりのナルに言っちゃった!!
恥ずかしい・・・」
か、可愛い!!!
美少女の照れた顔は可愛いすぎるよ!!!
・・・て、
ええええええええええ!!!!!!
まさかのすぎる!!!!!!
私の知っている僕の手では、
確かルイといい感じになっていたよね??!!!
まさかの違ったの???!!!
そんな事あるっ?!?!
続きを見る前に死んだ事が悔やまれる!!
でも、まだ12歳だし、学園にも入園してないからこれからどうなるか分かんないよね・・・
むしろ今のこんな展開こそ、
原作であったかな???
思い出せ私の脳みそ!!!!
(思い出せない)
私は衝撃の事実を前に気持ちを落ち着けると
「・・・とりあえず探してみようか!」
と、ぎこちない笑顔をおくるので精一杯だった。
----------------------------
「でもどうやって探そう・・??
人も多いし、私達場所に詳しくないし・・・」
ラアラは、
うーん・・・と考えている。
「それなら、私に考えがある!
・・ちなみにそのサン君は、この辺に詳しいの??」
「お父さんがオパールで働いてるみたいで、ちょくちょく用事があったらきてるみたいだから、詳しいと思う!」
「なるほど・・・」
確かにサンのお父さんの
サズさんは騎士さんだし、王宮で働いてるもんね!
わざわざ家から通ってるのかな??
まぁ、今はそんな事より・・・
「サン君と離れちゃったのはいつ頃?」
「ナルに声かけられるちょっと前だよ!」
「なら、そんなに離れてなさそうね。
まだこの近くにいるならいけるかな・・」
私は少し考えるとしゃがみ込み、
地面に手を当てる。
「何するの??」
ラアラが不思議そうにこちらを見ている。
「まぁ、ちょっと魔法を使おうかなとおもって・・・多分使えるはず・・・
「「探知」」
私は目を閉じて、意識を集中させた。
修行のおかげ?か、
私の探知魔法はそこそこの距離(広さ?)なら探したい人物を探し当てるとこまで出来るようになった。
ただし発動するのに条件を揃える必要があり、かな~り面倒くさい。
しかも今まではラピスラズリ(人が少ない&静かな場所)でしか使った事がなかったので、こんな人が多いガヤガヤしてる所で
使うのはお初である。
果たして成功なるか????
しゃがんだ時にふと、
らーちゃんがさっきから大人しい事にきづく。チラッとカバンの中を見るとスヤスヤ寝ている。
朝早かったもんね!
まぁ、起きてたらちょっと大変だったかもしれないから丁度いいかも!
(ラアラにはらーちゃんが見えないけど)
それにしても、近くでしか指定してないのに、どんだけ人が多いの!!!
私は指定した範囲の中の関係ない人達をひたすら脳内で除外していく。
大変すぎて心が折れそうである。
私が急に静かになったせいか
ラアラが私の周りをウロウロしている気配を感じる。
ごめんね、ラアラ・・・
ちょっと待ってね。
すぐにサンに会わせてあげるからね!
私は更に意識を集中させた。
「・・・・・いた。」
見つけた。
まさかこんなに早く(ちょっと疲れたけど)見つけられるとは・・!
「こっち!!」
私はラアラの手を掴むと走り出す。
「えっ、見つけられたの?!どうやって?!」
驚いてるラアラに私は
「詳しくは後で話すね!」と言い、
サンがいる場所に向かう。
思ったより、
離れてなかったみたい!
私は人の間をぬってすすんでいく。
ここを曲がれば、
もうすぐ・・・
「ラアラっ!!!」
目の前に銀髪の少年が現れた。
1
あなたにおすすめの小説
最強チート承りました。では、我慢はいたしません!
しののめ あき
ファンタジー
神託が下りまして、今日から神の愛し子です!〜最強チート承りました!では、我慢はいたしません!〜
と、いうタイトルで12月8日にアルファポリス様より書籍発売されます!
3万字程の加筆と修正をさせて頂いております。
ぜひ、読んで頂ければ嬉しいです!
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
非常に申し訳ない…
と、言ったのは、立派な白髭の仙人みたいな人だろうか?
色々手違いがあって…
と、目を逸らしたのは、そちらのピンク色の髪の女の人だっけ?
代わりにといってはなんだけど…
と、眉を下げながら申し訳なさそうな顔をしたのは、手前の黒髪イケメン?
私の周りをぐるっと8人に囲まれて、謝罪を受けている事は分かった。
なんの謝罪だっけ?
そして、最後に言われた言葉
どうか、幸せになって(くれ)
んん?
弩級最強チート公爵令嬢が爆誕致します。
※同タイトルの掲載不可との事で、1.2.番外編をまとめる作業をします
完了後、更新開始致しますのでよろしくお願いします
神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
どうやら悪役令嬢のようですが、興味が無いので錬金術師を目指します(旧:公爵令嬢ですが錬金術師を兼業します)
水神瑠架
ファンタジー
――悪役令嬢だったようですが私は今、自由に楽しく生きています! ――
乙女ゲームに酷似した世界に転生? けど私、このゲームの本筋よりも寄り道のミニゲームにはまっていたんですけど? 基本的に攻略者達の顔もうろ覚えなんですけど?! けど転生してしまったら仕方無いですよね。攻略者を助けるなんて面倒い事するような性格でも無いし好きに生きてもいいですよね? 運が良いのか悪いのか好きな事出来そうな環境に産まれたようですしヒロイン役でも無いようですので。という事で私、顔もうろ覚えのキャラの救済よりも好きな事をして生きて行きます! ……極めろ【錬金術師】! 目指せ【錬金術マスター】!
★★
乙女ゲームの本筋の恋愛じゃない所にはまっていた女性の前世が蘇った公爵令嬢が自分がゲームの中での悪役令嬢だという事も知らず大好きな【錬金術】を極めるため邁進します。流石に途中で気づきますし、相手役も出てきますが、しばらく出てこないと思います。好きに生きた結果攻略者達の悲惨なフラグを折ったりするかも? 基本的に主人公は「攻略者の救済<自分が自由に生きる事」ですので薄情に見える事もあるかもしれません。そんな主人公が生きる世界をとくと御覧あれ!
★★
この話の中での【錬金術】は学問というよりも何かを「創作」する事の出来る手段の意味合いが大きいです。ですので本来の錬金術の学術的な論理は出てきません。この世界での独自の力が【錬金術】となります。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』
宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる