村外不出の魔王討伐者

*6/27を持ちまして連載を完結します。ご愛読、ありがとうございました。

――世界なんてどうでもいい。俺は、この村さえ守ればいいから

 ある山奥の村でカイル=ヘキセリオンはそう言った。
 
 双剣を変幻自在に使いこなし、魔法の知識は一点の隈もない。

 そして軍略家をも唸らせる聡明さ。

 その資質故に《魔王討伐者(エラディケーター)》の称号を得たカイル。

 彼の実力を知る者は魔王を打倒できると信じ、疑わなかった。しかし彼は村から出ることを拒み、魔王討伐に向かおうとしない。

 滅びつつある世界で、なぜ自分の村だけを守るのか。カイルに思いを寄せる村の用心棒の娘、魔王討伐に散った姉の敵討ちを志す貴族の令嬢、そして魔王軍との戦いを生き残った勇者・・・・・・カイルを取り巻く人物達が掘り下げる“村外不出の《魔王討伐者》”の素顔とは?

 地図にも載らない小さな村で繰り広げられる、魔王討伐ファンタジー。
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