転生したみたいなので異世界生活を楽しみます

さっちさん

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ヤンヤンに帰省

200.

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邸に戻りククルの寝ているところに案内する。
部屋に入ると出掛けに置いていった魔石にはしっかり魔力が補充されてテーブルに転がっていた。
本人は横になっているも目を開けていたので声をかけてみた。
「ククル、とりあえずソルを連れて来たけどどうするんだ?」
「こんにちは。大丈夫ですか?呼んでいるとは伺ってましたが日を改めた方が良いのでわ?」
「ソル、魔石の魔力使って薬作って」
「へ?どういう事?」
「ククルは自身で調合した薬じゃないと効かないんだ。てか、そんな方法で調合出来るのか?」
「多分?出来る出来ないよりはする様にの指示かな?」
ソルは暫くその場で考えていたが魔石を持って研究所へと戻っていった。
ククルは寝息が聞こえて来たのでとりあえず落ち着いている様だ。
その後、ダンジョンがどうなってるか気になるがこの子だけ置いて出掛ける訳にもいかない。
サラ宛に手紙を書いて門番に届ける様に手配し、4日間そのままになっていた荷物を整理しながら時間を過ごした。

手紙を預けた門番より午後からサラが伺いたいとの連絡がありそれを了解し、時間までにククルに薬を飲まそうと好みそうな果物を準備して部屋へと向かう。
「ククル、起きれるかい?」
声を掛けるとモゾモゾとこちらを向いて目を開けた。
とりあえず起き上がらせて果物を食べさせ薬を飲ます。
少し落ち着いた様に見えたので自室のベットに戻るか聞いて見ると縦に首を振るので抱き上げてククルの部屋に連れて行く。
部屋ではガルが寛いでいたのでククルの事を任せてリビングに降り昼食を食べつつサラが来るのを待つ。


「こんにちは急にごめんなさいね。アイザック体調は大丈夫?」
「こんにちは、心配掛けました。身体は全く大丈夫です。」
とりあえずの挨拶を済ませて応援室にて話をする。
まず、その後ダンジョンは異常も見られない為、明後日より再開予定との事。
あの時の職員は再教育との事で中央に異動になったとの事。
ギルドとしては今回の件について正式に謝罪がしたいとの事。
ククルと2人で改めてギルドに来て欲しいとの事。
「話は分かりました。ただククルがちょっと大変と言うかいつ回復するかなんとも言えない状態で」
そこからククルの現状をさらに説明する。
マーサスからあらかたは聞いていた様でなんとも言えない表情をされた。
「ククルの体調が戻り次第改めて伺いますね」
「了解よ。お大事にね」
話は終了したのでサラはギルドに戻っていった。
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