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冬休み編
七面鳥
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のんびりとしたかったクリスマスデート後
イルミネーションを見終えた俺達は
車で迎えに来てくれた神川お父さんと
共に俺の家により冬花を拾ってから
神川家に向かった。
すでに用意されていた食事を前にして
お腹を鳴らした神川さんは今日も今日とて
話しかけてきた。
「ねぇ……秋兎くん」
「何だよ舞?」
「七面鳥って素敵よね」
「まぁ美味しいよな。」
「それはもちろんだけど……」
「ん?」
「テカテカしてて小麦色に焼けてて……エロティックで素敵よね?」
「全然分かんないわ!」
「小麦色に焼けたスポーツ少女ってエロティックよね?」
「「それなら分かる(ぞ)!」」
男の絆がシンクロした。
「変態。」
冬花の冷たい視線が刺さるが……まぁ
気にしない!
「白い肌は嫌い?」
「いや?綺麗で好きだぞ?」
「ならいいわ。」
どうしたんだ?
「秋兎くん。七面鳥みたいな男になってはいけないぞ?」
「その心は何でしょうか?」
「チキンになるな……ってね!」
完全に帰った瞬間に飲んだビールが効き始めているようだ。
「パパ?程々にね?」
「分かってーるよ舞!」
「なぁ舞、お父さんは酒強いのか?」
「そんなに強くないわ。別に悪酔いしたりはしないんだけど……テンションが上がるわ」
「なるほど……」
「ほら、何をしてる娘と彼氏&妹よ!若者は食え!強くなりたくば喰らえ!」
「勇次〇か!」
「喰らっても喰らっても喰いきれぬ飯を私が作る!」
そう言うと神川お父さんは地上最強の生物のようなポーズを取り七面鳥を手に取ると
「モニュモニュ」
あのマンガの効果音のような音を鳴らしながら食べた。
「ザクザク」
骨も食べてる!?
「パパ?流石に骨は無理だと思うわ!?」
「うぐっ……無理だった。敗北!」
どうやら敗北は知れたようだ……
その後楽しい食事は続き
ケーキも美味しく食べたあと
片付けをし
「悪いね付き合わせて」
「気にしないでください。」
「そうですよ…おいしいご飯も頂きましたし。」
「ありがとう2人とも。」
俺達は今日命日の神川お母さんの
仏壇に手を合わせた。
「母さん…今年は賑やかだろ?舞に彼氏が出来たんだ。」
「初めまして…何回か遊びにこさせて貰いました。秋兎です。」
「妹の冬花です。」
「いい子だと思う。よかったよ。」
「えぇ凄くいい人よ2人とも。」
「さて、母さんのところに神様は声を届けてくれるかな?」
そう言いながら神川お父さんは
照れたように頬をかいた。
これだけ思ってるんだきっとお母さんにも
届いてるはずさ。
クリスマスの夜にNOとは言わせないからな
神様?
イルミネーションを見終えた俺達は
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「パパ?程々にね?」
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「なるほど……」
「ほら、何をしてる娘と彼氏&妹よ!若者は食え!強くなりたくば喰らえ!」
「勇次〇か!」
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そう言うと神川お父さんは地上最強の生物のようなポーズを取り七面鳥を手に取ると
「モニュモニュ」
あのマンガの効果音のような音を鳴らしながら食べた。
「ザクザク」
骨も食べてる!?
「パパ?流石に骨は無理だと思うわ!?」
「うぐっ……無理だった。敗北!」
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片付けをし
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「そうですよ…おいしいご飯も頂きましたし。」
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