となりの席の変態さん

三年生三学期編！

冬花ちゃんは少し心配

のんびりとしたお弁当タイム
こんにちは！冬花です！

兄ちゃん達は自由登校なので
もう今頃終わって…家かな？

(お弁当美味しいな)

でもちょっと寂しい。

(兄ちゃん１人で大人になっちゃうのか…)

まぁそうゆうセンチメンタルな
心配もあるけど…私にとって最大の心配は…


(兄ちゃんが卒業したあと…私はお弁当作ってもらえるのかな！？)


しょうもないとか思った？
いやいや…死活問題なんだよ！？

お金もらってコンビニとか購買でも
時々はいいよ？

でも毎日は…寂しい！
兄ちゃんのお弁当食べたい！
最悪、塩むすびだけでもいいから！


(でも働きだしたら…毎日は難しいのかな？)

…いや？
兄ちゃんも仕事場でお弁当の可能性が微レ存？

(…いや凛さんのところマカナイ出そう！)

いっぱい出してくれそう！

(帰ったらハッキリさせなきゃ…私死ぬかも！)



＿＿＿＿


「キュピーン！」

「どうした舞？」

な、なんか凛さんと談笑してたら
となりの変…舞がキュピーンとか
叫びだしたんだが…？


「今、冬花ちゃんの念波を受信したわ！」

「お前…そんな設定あったのか？…で、冬花なんだって？」


かわいそう？だからノってやろう。


「『凛さんが…いっぱい出そう…死にそう』…らしいわ！」


「女の子が『いっぱい出そう』って言うの興奮するな！」


「お前の父親黙らせろよ舞？」

「辛辣だな秋兎！？」

「それは無理よ秋兎くん」

「なんで？」

「同士の口は封じれないわ！」

「変態親子が！」