となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生三学期編!

舞VS巡2

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引き続き神埼君のお家…いや、お屋敷?
にて私達はまさかの
『ふたりっきりだね♥️』になっていた。
しかもベットゥルーメェ(ベッドルーム)で


「…何が目的なの神埼君?」

「言ったでしょ負け戦だよ。」

「…ゴブリンに負ける女騎士的なシチュエーs「違うからね!?」」


なんだ…そうゆうシチュエーションで
おっぱじめる気なのかと思ったわ

「おっぱいじめる気がないならどうゆうつもりよ?」


「おっp!とか気軽に女の子が言わないで!?」

「何でよ神埼君も男子高校生なんだから美少女がパイ乙って言えば大興奮でバベル建設するでしょ?」


「バベル建設とか言わないで!?」

「…勃k「ごめんボクが悪かった!」」

…ワガママね?
これだからぼっちゃまは


「今、すごく腹の立つこと思ったよね!?」

「あら、優しい神埼君でも腹が立つことがあるのね?」


「あるよ…」

「どんなこと?」

「君が…アキ君と付き合ったこととか?」

「…ほぅ」

神埼君がそういった瞬間
IQ58万の私はすぐに答えを導きだした。


「なるほど…秋兎くんを私が寝取ったわけね?」


「いや…ボク達別にそうゆう関係じゃなかったけど!?…うん。取られちゃったって感覚からしたらそうゆうことかな?」


「…何で告白しなかったの?」

「…意地悪だね神川さんは」

「…そうね。」

理由なんて分かってる。
そしてその問題が簡単じゃないことも


「はぁ…ボクが女の子ならな。」

「あら、ついに言っちゃうのね?」

「もしくはアキ君が女の子ならな…」

「そこにこだわりは無いのね!?」

「無いね…アキ君だからいいんだよ。」

「…」

一瞬慰めの言葉が出掛けた。
だけど私はその言葉を飲み込んだ…だって

「そうアキ君だから良かった。…ボクの事もアキ君にそう思って貰いたかったな。」


『好きに性別は関係ない』って言うのは簡単で
そしてあまりにありふれた言葉で…でも
まったくリアリティーの無い言葉だ。


「『好き』には沢山の種類があるけど種類があるだけで選べる『好き』は限られてるんだ。」


神埼君は泣きそうな声で続ける

「性別が同じだけで選べる好きは『LIKE《友愛》』だけなんだ。」


「…」


「ま、それでも良いとボクは思うしもう割り切った…けどね神川さん」


神埼君は一瞬色んな感情が
溢れた顔をこちらに向けて

「悔しいのは悔しいからこれは八つ当たり」

と寂しそうに笑い…指パッチンを
…ん?指パッチン?


「…あ、あの神埼君?」

「何かな神川さん?」

「あなたが指パッチンをした瞬間メイドさん達が私達の前にそれぞれ机を設置したのだけど?」


「だね?」

「そして目の前にボタンが置かれたのだけど?」


「うんうん?」

「そして何か…観客席的な場所が凄い早さで目の前に設置されて秋兎くん達が連れてこられてるのだけど!?」


え!?なにこれ!?
…いや、何かこの感じ見たことが!


「皆様おまたせ致しました!ただいまより!【第一回チキチキ!秋兎様を一番知ってるのは自分だよ!】クイズ大会を開催致します!!」



「な、何か始まったわぁ!?」
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