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情報のすり合わせは大切だけど認識が違いすぎると意味がわからない
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俺はなんなのか。
哲学だろうか?
「なんなのかと聞かれても、人間だと答えるしかないんだが…、どういった意味の質問なんだ?」
「人間にそんなおぞましいものはついていない。それはなに?産卵管?姉さんに卵を産みつけたの?」
いやいやいやいや。
「なにってちんぽだよ!ちんちん!卵なんて産み付けてないよ!発想が怖いよ!」
「ちんちん?」
「そう、ちんちん。男にはみんなついてる。見たことないのか?」
「おとこ?…なにを言ってるのかわからない。そんなもの虫くらいにしかついてない。」
俺もなにを言ってるのかわからない。
なんかもう犯すどころじゃないぞこれ。
「あー、俺もできるだけ話すから少し話を聞かせてもらえるか?とりあえず足の拘束を解くぞ。」
声をかけ、ナイフを両足の親指を拘束している結束バンドに当てる。
少し硬いが何度かナイフを動かすと切ることができた。
「小さくなってる…。」
まだ見てたのかよ。
「そりゃ小さくなるよ、こんな話してたら。ほら、座れるか?」
小さな身体を起こしてやり、座らせる。
よく考えると、こいつが俺を殺そうとしてたんだよな。
まあいいけど。
「ありがとう、えっと、くろー…さん?」
「そうか、さっき聞いてたよな。そう、九郎だ。」
なんか恥ずかしくなってきた。
俺さっきなに言ってたっけ。
「私はメル。そこで死んだカエルみたいになってるエルダの妹。番。」
妹で番?番って夫婦のことだよな。
本格的に意味がわからない。
「姉さんは何しても感じる淫乱だけど、あそこまで乱れたことはなかった。そのおぞましいもののせい?どうして小さくなったの?」
「自分の姉に淫乱って酷いな。あとおぞましくないし、これにそんな効果はない。小さくなったのは萎えたからだよ。」
「萎えた?」
不思議そうに首を傾げる栗髪ロリことメル。
くそっ、かわいいなこいつ。
「そう、こんな話してるからな。性的に興奮すると大きくなるし興奮がなくなれば小さくなる。お前のクリトリスもそうだろ?」
ちんぽを見つめて何か考えている。
いいかげん恥ずかしいんだが。
「確かに先の形が姉さんのクリを剥いた時の形に似てる。それはクリトリスが大きくなった?病気?」
「病気じゃねえよ!あー、すこし整理させてくれ。男はわからないんだよな。」
「わからない。」
「じゃあ女は?」
「私たち。人間。」
「雄は?」
「わからない。」
「雌は?」
「動物。あと姉さん。」
「ひでえな!」
「私がいるのにそんなものでよがり狂ってる姉さんは雌で十分。ほかには?」
エルダを見る目が冷たい。
なんかけっこう怒ってるのか?
まあいい、それは後だ。
「ここは一体どこなんだ?」
「それは国?地名?」
「両方だ。」
「ここはメーリス騎士王国とレリオール王国の間の干渉地帯。国境の森。そんなことも知らずにここにきたのですか?」
まじか…。
日本じゃないどころか、どこなんだよここ。
あれか。異世界か。
「すこしわかってきた。この世界には女しかいないんだな?」
「当たり前。」
「お前とエルダは番。姉妹。番は姉妹でいいんだな?」
「そうです。」
「寿命はどのくらいだ。」
「長いと80年くらい。」
「普通だな。」
18年くらいじゃないのか。
「女神様は嫉妬深かったりするか?」
「?、意味がわからない。」
「いや、いい。わかった。」
異世界かぁ。
あの「いいよー」って声は神様だったのかな。
切欠がほしいとは言ったけど、ここまで大げさだとは思わなかったよ。
「ねえ、くろー…さん。」
「ん?」
おずおずとメルが話しかけてくる。
「私も教えてほしい。男というのはなに?」
話してみてわかったが、この子はかなり頭の回転がよさそうだ。
この質問は好奇心なのか、それとも姉を心配してか。
産卵管とか言ってたからな。心配なんだろう。
「俺はたぶん、この世界とは違う世界から来たんだ。」
「違う世界?」
「そう、ずっとずっと遠い世界だな。それが突然、この場所にいた。」
「なんとなくだけどわかった。」
「で、俺の世界では、女と同じ数、男がいるんだ。俺みたいな身体の。」
「怖い。」
「怖くねえよ!俺の世界では普通なんだ。だいたい身体の構造は一緒だし。少し筋肉質でゴツゴツして、これが付いてるくらいの差だな。」
萎えた自分のちんぽを指さす。
なんかもう恥ずかしくなくなってきた。
「男にはみんなちんちんがついてる。怖い。」
「もういいよ。それで大体は女と男が番になるんだ。だからお前が心配してるようなことはない。」
「よかった。」
少し、メルの表情が柔らかくなる。
そしておもむろに正座に座りなおすと、自分達のことを語り始めた。
「私と姉さんは山賊だったの。」
「うん。」
「でも少し前にアジトに騎士団が討伐にきて、私と姉さんだけ運よく逃げられた。」
「うん。」
「このままレリオール王国にいって堅気になるつもりだった。けど、資金もなにもなくて…。」
「それで俺を良い鴨だと襲った訳か。」
「…そう。」
なんか納得いった。
どおりで暴力に慣れてる風だったわけか。
メルが頭を下げ地面に額をつける。
両手は後手に拘束してるから、額で上半身を支えてる感じだ。
こっちにも土下座ってあるんだな。
「殺そうとして申し訳ありませんでした。姉さんはあんなだし、私の身体も好きにして構いません。だからどうか命だけは。せめて姉さんだけでも助けてください。」
姉をかばうか。
同情を引く作戦かもしれないけど、どっちにしろ殺すつもりはない。
メルの肩に手を置き、頭を上げさせる。
「殺すつもりはないよ。ただ、エルダは俺のものにする。抵抗されても逃がすつもりもない。」
メルの顔が少しだけ歪む。
潤んでくる瞳は泣くのを堪えているんだろうな。
寝取られだもんね、これ。
「もちろんお前もだ、メル。たまたま後になっただけでお前も犯す。エルダと同じようにアヘ顔で宣言させてやるから覚悟しとけ。」
問題は今からやるか、後でやるかだよな。
「…ありがとうございます。」
頭を下げ、礼をいうメル。
犯すって言って礼を言われるのって、またゾクゾクするな。
「あの、くろーさん。」
顔を上げ、上目遣いにこちらを見つめてくる。
潤んだ大きな瞳。
艶やかな唇。
いやいやいや、やばいだろこれ。
「私はエルダの指くらいしか入れたことがない。…できれば、優しく…してほしい…。」
あざとい!あざとすぎる!!
ああ!可愛いなぁ、くそっ!
哲学だろうか?
「なんなのかと聞かれても、人間だと答えるしかないんだが…、どういった意味の質問なんだ?」
「人間にそんなおぞましいものはついていない。それはなに?産卵管?姉さんに卵を産みつけたの?」
いやいやいやいや。
「なにってちんぽだよ!ちんちん!卵なんて産み付けてないよ!発想が怖いよ!」
「ちんちん?」
「そう、ちんちん。男にはみんなついてる。見たことないのか?」
「おとこ?…なにを言ってるのかわからない。そんなもの虫くらいにしかついてない。」
俺もなにを言ってるのかわからない。
なんかもう犯すどころじゃないぞこれ。
「あー、俺もできるだけ話すから少し話を聞かせてもらえるか?とりあえず足の拘束を解くぞ。」
声をかけ、ナイフを両足の親指を拘束している結束バンドに当てる。
少し硬いが何度かナイフを動かすと切ることができた。
「小さくなってる…。」
まだ見てたのかよ。
「そりゃ小さくなるよ、こんな話してたら。ほら、座れるか?」
小さな身体を起こしてやり、座らせる。
よく考えると、こいつが俺を殺そうとしてたんだよな。
まあいいけど。
「ありがとう、えっと、くろー…さん?」
「そうか、さっき聞いてたよな。そう、九郎だ。」
なんか恥ずかしくなってきた。
俺さっきなに言ってたっけ。
「私はメル。そこで死んだカエルみたいになってるエルダの妹。番。」
妹で番?番って夫婦のことだよな。
本格的に意味がわからない。
「姉さんは何しても感じる淫乱だけど、あそこまで乱れたことはなかった。そのおぞましいもののせい?どうして小さくなったの?」
「自分の姉に淫乱って酷いな。あとおぞましくないし、これにそんな効果はない。小さくなったのは萎えたからだよ。」
「萎えた?」
不思議そうに首を傾げる栗髪ロリことメル。
くそっ、かわいいなこいつ。
「そう、こんな話してるからな。性的に興奮すると大きくなるし興奮がなくなれば小さくなる。お前のクリトリスもそうだろ?」
ちんぽを見つめて何か考えている。
いいかげん恥ずかしいんだが。
「確かに先の形が姉さんのクリを剥いた時の形に似てる。それはクリトリスが大きくなった?病気?」
「病気じゃねえよ!あー、すこし整理させてくれ。男はわからないんだよな。」
「わからない。」
「じゃあ女は?」
「私たち。人間。」
「雄は?」
「わからない。」
「雌は?」
「動物。あと姉さん。」
「ひでえな!」
「私がいるのにそんなものでよがり狂ってる姉さんは雌で十分。ほかには?」
エルダを見る目が冷たい。
なんかけっこう怒ってるのか?
まあいい、それは後だ。
「ここは一体どこなんだ?」
「それは国?地名?」
「両方だ。」
「ここはメーリス騎士王国とレリオール王国の間の干渉地帯。国境の森。そんなことも知らずにここにきたのですか?」
まじか…。
日本じゃないどころか、どこなんだよここ。
あれか。異世界か。
「すこしわかってきた。この世界には女しかいないんだな?」
「当たり前。」
「お前とエルダは番。姉妹。番は姉妹でいいんだな?」
「そうです。」
「寿命はどのくらいだ。」
「長いと80年くらい。」
「普通だな。」
18年くらいじゃないのか。
「女神様は嫉妬深かったりするか?」
「?、意味がわからない。」
「いや、いい。わかった。」
異世界かぁ。
あの「いいよー」って声は神様だったのかな。
切欠がほしいとは言ったけど、ここまで大げさだとは思わなかったよ。
「ねえ、くろー…さん。」
「ん?」
おずおずとメルが話しかけてくる。
「私も教えてほしい。男というのはなに?」
話してみてわかったが、この子はかなり頭の回転がよさそうだ。
この質問は好奇心なのか、それとも姉を心配してか。
産卵管とか言ってたからな。心配なんだろう。
「俺はたぶん、この世界とは違う世界から来たんだ。」
「違う世界?」
「そう、ずっとずっと遠い世界だな。それが突然、この場所にいた。」
「なんとなくだけどわかった。」
「で、俺の世界では、女と同じ数、男がいるんだ。俺みたいな身体の。」
「怖い。」
「怖くねえよ!俺の世界では普通なんだ。だいたい身体の構造は一緒だし。少し筋肉質でゴツゴツして、これが付いてるくらいの差だな。」
萎えた自分のちんぽを指さす。
なんかもう恥ずかしくなくなってきた。
「男にはみんなちんちんがついてる。怖い。」
「もういいよ。それで大体は女と男が番になるんだ。だからお前が心配してるようなことはない。」
「よかった。」
少し、メルの表情が柔らかくなる。
そしておもむろに正座に座りなおすと、自分達のことを語り始めた。
「私と姉さんは山賊だったの。」
「うん。」
「でも少し前にアジトに騎士団が討伐にきて、私と姉さんだけ運よく逃げられた。」
「うん。」
「このままレリオール王国にいって堅気になるつもりだった。けど、資金もなにもなくて…。」
「それで俺を良い鴨だと襲った訳か。」
「…そう。」
なんか納得いった。
どおりで暴力に慣れてる風だったわけか。
メルが頭を下げ地面に額をつける。
両手は後手に拘束してるから、額で上半身を支えてる感じだ。
こっちにも土下座ってあるんだな。
「殺そうとして申し訳ありませんでした。姉さんはあんなだし、私の身体も好きにして構いません。だからどうか命だけは。せめて姉さんだけでも助けてください。」
姉をかばうか。
同情を引く作戦かもしれないけど、どっちにしろ殺すつもりはない。
メルの肩に手を置き、頭を上げさせる。
「殺すつもりはないよ。ただ、エルダは俺のものにする。抵抗されても逃がすつもりもない。」
メルの顔が少しだけ歪む。
潤んでくる瞳は泣くのを堪えているんだろうな。
寝取られだもんね、これ。
「もちろんお前もだ、メル。たまたま後になっただけでお前も犯す。エルダと同じようにアヘ顔で宣言させてやるから覚悟しとけ。」
問題は今からやるか、後でやるかだよな。
「…ありがとうございます。」
頭を下げ、礼をいうメル。
犯すって言って礼を言われるのって、またゾクゾクするな。
「あの、くろーさん。」
顔を上げ、上目遣いにこちらを見つめてくる。
潤んだ大きな瞳。
艶やかな唇。
いやいやいや、やばいだろこれ。
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