行方定めぬ老剣士

村の入り口に、いつの間にか不思議な老翁が座っている。
聞けば、住まいは江戸だが日本中に散らばっている昔馴染みを訪ねているという。
「おそらく、江戸には帰れまい」
村の名物に舌鼓を打ったり、村の困りごとを解決したり、墓に手を合わせ、城に忍び込み……。
しかし彼はある目的のため、旅をかけている。時折その目は鋭い光を放ち、腰の無銘の剣が血を吸うーー。
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