神様の恋雫

小学六年生の雨宮春凛（あめみや はるり）は、幼なじみの高遠朔也（たかとお さくや）に片思い中。
雨上がりの夕方、朔也と犬の散歩に出かけた春凛は、七色の大きな虹を見る。そのとき、キラキラ光る雫が空から落ちてきて春凛の目の中に入った。
次の日から、春凛は、周囲の人の頭の上に縦半分に割ったハートの形が見えるようになる。
そんな春凛の前に、イケメン転校生・天羽由空（あもう ゆら）が現れる。由空は見習いのキューピットで、パートナーである春凛と一緒に一人前になるための修行をしにきたという。由空が一人前のキューピットになるまで協力を頼まれた春凛だけど…。