あの日の空に帰りたい

行き遅れ、死に損ない。
あの日、私も死ぬべきだった。みんなと一緒に。
広島。
家族も親戚も、あの街にいた数少ない親しい人たち。
私だけが生き残った。

故郷を離れ、遠い親戚を頼っての生活。
長い闘病の果て。
決して治ることのない病に冒され、ただ静かにかつて共にあった人々の元へと戻れる日を待ち続けた翠の物語。

(※)この物語は歴史的事実に基づいたフィクションです。作品内に登場する団体名・人物名は実際に存在するものと一切関係がありません。
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