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第四章 インキュバスの貞操帯
※28 魔導師と騎士と元男娼
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◇
「インカ様」
眼を開けると左右に二人がいる。
――――これは……夢か?
ルキが俺の胸に手を置く。温かい彼の体温と同じようにとても温かな手だ。それが凄く嬉しい。彼の手に自分のを重ねて泣きそうになりながら微笑む。
「……離れたんじゃなかったのか?」
「男を警備所へ送っただけだ。彼の状況は可哀そうだとは思うが、だからと言ってインカ様を刺したのは許せない。事情聴取で遅くなっちまった。心配を掛けてすまない」
「俺達はインカ様から離れるつもりはないよ」
優しく囁きながらルキが俺の目元を拭う。優しく唇を啄む。
「さっき言っていた事だけど」
左のヒュートを見る。
「私はインカ様が人間だろうが、インキュバスだろうが、別の何者かだろうが、全く気にしない。インカ様だから一緒にいる。ルキも同じだ。私の事を不器用って言うが、貴方も十分不器用だ」
ルキが小さく笑う。
「二人共物凄く不器用だよね」
「確かに何気にルキが一番器用だな。最初からずっと自分の気持ちに素直だもんな」
ヒュートが笑う。
この柔らかな空気の会話に酔いそうだ。温かな心地よさで涙が止まらない。
ルキが優しく微笑みながら俺の快感を引き出すような口付けをする。ヒュートが掛かっていたシーツをゆっくりと捲って俺の立ち上がった肉茎に軽くキスをしてからピアスを唇で挟んで舐める。側面に沿って舌を滑らせる。ゆっくりと飲み込んでいく。
「は……ぁ」
ヒュートの初めての愛撫に興奮する。俺はルキの頭に両腕を回して彼の舌を自分の口内へと引き込む。
「まだお腹空いている?」
「いや、もう大丈夫だ」
「じゃあ今から私達がするのは食事じゃない普通のセックスだな」
ルキの囁きに答えるとヒュートが唇を指で拭いながら上半身を起こす。
ルキが俺の右脚を肘にかけて引き上げ、ヒュートが俺の腰を高く持ち上げる。
ヌチュ
「ん、ふぅ……ん」
ヒュートが俺の後孔を舌先で嬲りながら左乳首を指先で転がす。
ルキが右乳首を弄りながら、俺の肉棒をゆっくりと飲み込んでいく。ピアスが彼の喉の奥に触れ、少し動く。
自分が思っていたほど時間が経った訳じゃないみたいだ。後孔はまだ少し解れたままだ。
ヒュートが俺と視線を合わせながら、ゆっくりと俺の中に挿入ってくる。
自分の中をぎちぎちに埋め尽くす太い肉杭でずるっずるっと内臓を擦り上げられる感覚がする。彼は俺の体を抱き抱えると座って俺を上に座らせる。背中に彼の体温が当たる。後ろにある彼の肩に後頭部を乗せて両腕でその頭を抱き締める。
ルキは俺の両足をヒュートの両足の上に跨がせ、足を大きく拡げさせる。ヒュートが軽く俺の体を持ち上げて揺する。
「ん、ぁあ、……はっ」
ルキに俺達の結合部を余すところなく見られている。ルキが俺の揺れる肉棒を軽く手でなぞる。
「インカ様、俺達に同時にぐちゃぐちゃに犯されたい?」
「あ、中、すっげー締まった」
「こっちも凄いピクピクしたよ」
二人の笑いを含んだ囁き声がする。いつもより濃い淫らな雰囲気に頭の中が痺れる。
ルキが俺の亀頭に刺さっているピアスの先を捻じって取るとゆっくりとピアスを引き抜く。
ぞわり
久し振りに開けた穴が晒される感覚に背筋が伸びる。ヒュートが俺の耳の裏を舐める。
ルキが亀頭を咥えると開けた穴からも彼の唾液と舌の表面が刺激してくる。太い肉杭に奥まで突っ込まれながら柔らかな舌でぐちょぐちょに舐めまわされる快感。喘ぎ声が止まらない。無意識に腰が揺れる。
ルキが俺から離れると小さな瓶を取り出す。俺の視線に彼が笑う。
「ついさっき、欲しい物、ちゃんと自分のお金で買ったんだ。俺が今一番心から欲しいもの。インカ様に思いっきり感じて貰って俺に依存して欲しい」
ルキが妖艶に笑う。いつもの柔らかなルキの雰囲気じゃなくって魔性の男が俺を見て目を細める。それに体内が反応してぞくぞくしてくる。
ヌポ グポ
「ぁあ! はぁ、……ぁ……んん」
ヒュートが下から俺の中を突き上げる。彼の太い剛直が杭のように俺の奥に突き刺さる。
「私達に依存な。私にも依存しろ」
ルキが瓶の蓋を開けてそのドロッとした潤滑剤を俺の亀頭に垂らす。指で軽く押したり引いたりして狭い尿道に少しずつ入れていく。次に長い、物凄く長い細い柔らかな捻じれた棒を取り出して潤滑剤をたっぷりと塗る。
「これ、入れられるのは初めて?」
「インカ様、そんなに締めると私のちんこが千切れちまうって」
ルキの手の中の棒を見て足を閉じようとするがヒュートの足によって強制的にもっと開かせられる。
ツプッ
目の前の妖艶な男が優しく棒の先端を尿道口につけてゆっくりとその細いのを誘導して入れる。
「ふっ、ぅ、ぁ、ぁあっ」
感じた事のない何とも言えない感覚に呼吸が浅くなる。その長い棒が俺の肉棒に入っていくのから目が離せない。
「すげー。本当にこんな長いのが入っていくんだな」
「ふっ。見ているこっちまで興奮しますよね。インカ様、もうちょっとだけ待ってて」
ちょっとずつゆっくりと時間をかけて入れられていく。なんとも言えないぞわぞわ感に体が痙攣する。
半分ぐらい埋まるとルキが軽く棒を爪で弾く。
「んぁあ!」
肉棒の中が犯される感覚だ。
ヒュートは背中を丸めようとする俺の上半身を後ろから自分に押し付けて左手で乳首を指先で摘まむ。何度も絞るように強弱をつけて引っ張ってから爪先で引っ掻く。その間ずっと俺の中を突き上げてくる。
もう何も考えられない。
気持ちがいい。
ルキが長い棒を少しゆっくりと引き出し、また軽く弾く。ゆっくりとまた尿道の穴に深く刺していく。
「ひっ! あ、あ、あっ、ぁあっ!」
棒が根本まで入る。ルキが軽くそれを少しだけ揺らすように抜いて、ゆっくりとまた挿す。
足が痙攣する。開きっぱなしの口から唾液が止まらない。
「もっと乱れてみせて、インカ様」
ルキの囁きにヒュートが何度も突き上げる。ずっと弄られている乳首がじんじん熱を持つ。二人に前からも中からも前立腺を執拗に犯されて何も考えられない。喘ぎ声が止まらない。
「私達がインカ様から離れられないのと同じぐらい、インカ様も私達の体に嵌ってくれ」
「ほら」
ルキがプラグの先についているリングに指を通してとてもゆっくりと一息に尿道から引き抜く。
「ひぃぁぁぁあああああ」
熱い精液が壊れた蛇口から溢れ出すようにゴボゴボと出る。俺の肉棒を握っているルキが口をつけて吸い上げる。
「ふっ、さっきから凄い濃いよ、インカ様」
敏感な亀頭をべろっと舐められてからまたきつく尿道口を吸い上げる。物凄い快感が陰茎を駆け抜けてがくがくする。
「ぃあ! いっ、だ、めぇ! ルキ! 出るっ!」
ルキが舌の表面で亀頭を撫で回す。
激しい尿意が混み上がってくる。彼が口を離すとヒュートが激しく突き上げる。
ゴリッ
「んやぁあ、ぁぁぁあああ!」
肉棒が突き上げられる度に前立腺が振動する。肉棒が揺れて潮が断続的に吹き出る。
「すっげー締まる。中、ぐちょぐちょ」
グポグポグポグポ
激しく抽挿される。潮が止まってからは敏感な体がビクンビクんとまだ痙攣している。
ヒュートは挿したまま俺の痙攣する体を仰向けに倒す。ルキは無言で俺の顔に跨る。ぐちょぐちょに濡れた俺の肉棒の根元を支えてゆっくりと飲み込んでいきながら、俺の口に自分の滾った肉棒を突っ込む。
「ん……ん、ふっ」
ヒュートがずっと前立腺を擦ってくる。
「んんっ、ん、……ん、んん!」
ルキが俺の睾丸を優しく揉みしだきながら激しく陰茎を吸う。少し緩んだ穴を尖らせた舌先で突く。
「んんっ!」
彼の口が離れてすぐにまた潮が飛び散る。
――――きもち……いい
「インカ様」
眼を開けると左右に二人がいる。
――――これは……夢か?
ルキが俺の胸に手を置く。温かい彼の体温と同じようにとても温かな手だ。それが凄く嬉しい。彼の手に自分のを重ねて泣きそうになりながら微笑む。
「……離れたんじゃなかったのか?」
「男を警備所へ送っただけだ。彼の状況は可哀そうだとは思うが、だからと言ってインカ様を刺したのは許せない。事情聴取で遅くなっちまった。心配を掛けてすまない」
「俺達はインカ様から離れるつもりはないよ」
優しく囁きながらルキが俺の目元を拭う。優しく唇を啄む。
「さっき言っていた事だけど」
左のヒュートを見る。
「私はインカ様が人間だろうが、インキュバスだろうが、別の何者かだろうが、全く気にしない。インカ様だから一緒にいる。ルキも同じだ。私の事を不器用って言うが、貴方も十分不器用だ」
ルキが小さく笑う。
「二人共物凄く不器用だよね」
「確かに何気にルキが一番器用だな。最初からずっと自分の気持ちに素直だもんな」
ヒュートが笑う。
この柔らかな空気の会話に酔いそうだ。温かな心地よさで涙が止まらない。
ルキが優しく微笑みながら俺の快感を引き出すような口付けをする。ヒュートが掛かっていたシーツをゆっくりと捲って俺の立ち上がった肉茎に軽くキスをしてからピアスを唇で挟んで舐める。側面に沿って舌を滑らせる。ゆっくりと飲み込んでいく。
「は……ぁ」
ヒュートの初めての愛撫に興奮する。俺はルキの頭に両腕を回して彼の舌を自分の口内へと引き込む。
「まだお腹空いている?」
「いや、もう大丈夫だ」
「じゃあ今から私達がするのは食事じゃない普通のセックスだな」
ルキの囁きに答えるとヒュートが唇を指で拭いながら上半身を起こす。
ルキが俺の右脚を肘にかけて引き上げ、ヒュートが俺の腰を高く持ち上げる。
ヌチュ
「ん、ふぅ……ん」
ヒュートが俺の後孔を舌先で嬲りながら左乳首を指先で転がす。
ルキが右乳首を弄りながら、俺の肉棒をゆっくりと飲み込んでいく。ピアスが彼の喉の奥に触れ、少し動く。
自分が思っていたほど時間が経った訳じゃないみたいだ。後孔はまだ少し解れたままだ。
ヒュートが俺と視線を合わせながら、ゆっくりと俺の中に挿入ってくる。
自分の中をぎちぎちに埋め尽くす太い肉杭でずるっずるっと内臓を擦り上げられる感覚がする。彼は俺の体を抱き抱えると座って俺を上に座らせる。背中に彼の体温が当たる。後ろにある彼の肩に後頭部を乗せて両腕でその頭を抱き締める。
ルキは俺の両足をヒュートの両足の上に跨がせ、足を大きく拡げさせる。ヒュートが軽く俺の体を持ち上げて揺する。
「ん、ぁあ、……はっ」
ルキに俺達の結合部を余すところなく見られている。ルキが俺の揺れる肉棒を軽く手でなぞる。
「インカ様、俺達に同時にぐちゃぐちゃに犯されたい?」
「あ、中、すっげー締まった」
「こっちも凄いピクピクしたよ」
二人の笑いを含んだ囁き声がする。いつもより濃い淫らな雰囲気に頭の中が痺れる。
ルキが俺の亀頭に刺さっているピアスの先を捻じって取るとゆっくりとピアスを引き抜く。
ぞわり
久し振りに開けた穴が晒される感覚に背筋が伸びる。ヒュートが俺の耳の裏を舐める。
ルキが亀頭を咥えると開けた穴からも彼の唾液と舌の表面が刺激してくる。太い肉杭に奥まで突っ込まれながら柔らかな舌でぐちょぐちょに舐めまわされる快感。喘ぎ声が止まらない。無意識に腰が揺れる。
ルキが俺から離れると小さな瓶を取り出す。俺の視線に彼が笑う。
「ついさっき、欲しい物、ちゃんと自分のお金で買ったんだ。俺が今一番心から欲しいもの。インカ様に思いっきり感じて貰って俺に依存して欲しい」
ルキが妖艶に笑う。いつもの柔らかなルキの雰囲気じゃなくって魔性の男が俺を見て目を細める。それに体内が反応してぞくぞくしてくる。
ヌポ グポ
「ぁあ! はぁ、……ぁ……んん」
ヒュートが下から俺の中を突き上げる。彼の太い剛直が杭のように俺の奥に突き刺さる。
「私達に依存な。私にも依存しろ」
ルキが瓶の蓋を開けてそのドロッとした潤滑剤を俺の亀頭に垂らす。指で軽く押したり引いたりして狭い尿道に少しずつ入れていく。次に長い、物凄く長い細い柔らかな捻じれた棒を取り出して潤滑剤をたっぷりと塗る。
「これ、入れられるのは初めて?」
「インカ様、そんなに締めると私のちんこが千切れちまうって」
ルキの手の中の棒を見て足を閉じようとするがヒュートの足によって強制的にもっと開かせられる。
ツプッ
目の前の妖艶な男が優しく棒の先端を尿道口につけてゆっくりとその細いのを誘導して入れる。
「ふっ、ぅ、ぁ、ぁあっ」
感じた事のない何とも言えない感覚に呼吸が浅くなる。その長い棒が俺の肉棒に入っていくのから目が離せない。
「すげー。本当にこんな長いのが入っていくんだな」
「ふっ。見ているこっちまで興奮しますよね。インカ様、もうちょっとだけ待ってて」
ちょっとずつゆっくりと時間をかけて入れられていく。なんとも言えないぞわぞわ感に体が痙攣する。
半分ぐらい埋まるとルキが軽く棒を爪で弾く。
「んぁあ!」
肉棒の中が犯される感覚だ。
ヒュートは背中を丸めようとする俺の上半身を後ろから自分に押し付けて左手で乳首を指先で摘まむ。何度も絞るように強弱をつけて引っ張ってから爪先で引っ掻く。その間ずっと俺の中を突き上げてくる。
もう何も考えられない。
気持ちがいい。
ルキが長い棒を少しゆっくりと引き出し、また軽く弾く。ゆっくりとまた尿道の穴に深く刺していく。
「ひっ! あ、あ、あっ、ぁあっ!」
棒が根本まで入る。ルキが軽くそれを少しだけ揺らすように抜いて、ゆっくりとまた挿す。
足が痙攣する。開きっぱなしの口から唾液が止まらない。
「もっと乱れてみせて、インカ様」
ルキの囁きにヒュートが何度も突き上げる。ずっと弄られている乳首がじんじん熱を持つ。二人に前からも中からも前立腺を執拗に犯されて何も考えられない。喘ぎ声が止まらない。
「私達がインカ様から離れられないのと同じぐらい、インカ様も私達の体に嵌ってくれ」
「ほら」
ルキがプラグの先についているリングに指を通してとてもゆっくりと一息に尿道から引き抜く。
「ひぃぁぁぁあああああ」
熱い精液が壊れた蛇口から溢れ出すようにゴボゴボと出る。俺の肉棒を握っているルキが口をつけて吸い上げる。
「ふっ、さっきから凄い濃いよ、インカ様」
敏感な亀頭をべろっと舐められてからまたきつく尿道口を吸い上げる。物凄い快感が陰茎を駆け抜けてがくがくする。
「ぃあ! いっ、だ、めぇ! ルキ! 出るっ!」
ルキが舌の表面で亀頭を撫で回す。
激しい尿意が混み上がってくる。彼が口を離すとヒュートが激しく突き上げる。
ゴリッ
「んやぁあ、ぁぁぁあああ!」
肉棒が突き上げられる度に前立腺が振動する。肉棒が揺れて潮が断続的に吹き出る。
「すっげー締まる。中、ぐちょぐちょ」
グポグポグポグポ
激しく抽挿される。潮が止まってからは敏感な体がビクンビクんとまだ痙攣している。
ヒュートは挿したまま俺の痙攣する体を仰向けに倒す。ルキは無言で俺の顔に跨る。ぐちょぐちょに濡れた俺の肉棒の根元を支えてゆっくりと飲み込んでいきながら、俺の口に自分の滾った肉棒を突っ込む。
「ん……ん、ふっ」
ヒュートがずっと前立腺を擦ってくる。
「んんっ、ん、……ん、んん!」
ルキが俺の睾丸を優しく揉みしだきながら激しく陰茎を吸う。少し緩んだ穴を尖らせた舌先で突く。
「んんっ!」
彼の口が離れてすぐにまた潮が飛び散る。
――――きもち……いい
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