(R18完結)触手は落ちてきた壁尻男の穴をドプドプッと味わう

如月紫苑

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※2 (壁穴)ゴブリンは壁穴に突っ込む

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 俺はダンジョン内に数週間ゆっくりと進んだ場所にいる。クリアする事よりもレベルアップやレアな戦利品狙いだ。レベルが高い分、地下世界の中の隠し部屋やモンスターを倒した後に得られる戦利品は高額取引出来る宝物だらけだ。流石は難関ダンジョン、その住民も皆一癖ある。特に蟲が多いこのダンジョンには物凄くレアな蟲も生息している。その蟲達から採れる物に高額を出す収集家や店舗も多い。
 
――――噂通りえげつねぇダンジョンだな。いつものようにソロじゃなくってパーティーを組んだ方がよかったかもな
 
 俺は自分の腕前に自信がある。最強とまではいなかいが、不自由はしないぐらい強い。だからパーティーを組むのは嫌いだ。人間関係は面倒だし戦利品を俺と同じぐらい働かない奴等に分けなければいけないのが気に食わない。だがこういう多方向からの攻撃性があるダンジョンは仮眠している間は危ない。潜ってからはずっとちゃんとした睡眠時間が取れていない。傷薬も少なくなってきたしもう数日したらまた入口の方へと引き返す予定だ。今はその引き返す寸前の狩りをしている。可能だったらもう何体か強めのモンスターも倒しておきたい。
「キキキッ、キキ、キキキキ」
 前方にゴブリンが一体いる。それは何かに集中していてまだ俺に気付いていない。
 
ニチャニチャニチニチャ
 
 ゴブリンは腰蓑を捲り上げ、気持ち良さそうに目の前の壁に突っ込んでいる。ゴブリンの荒い呼吸と濡れた音が絶えずする。腰を真っ直ぐに突き出しては引いている。引く時にゴブリンの歪なちんぽが見える。長さは人間のちんぽよりも小さめだが大小の瘤で辛うじて棒の形を保っている程ぼこぼこしている。それを抜き挿しする度に壁穴の汁が絡み付いて液体が飛び散る。
 
プシュッ プシュッ
 
 まるで穴が潮を吹いているかような量の汁が飛び散る。ゴブリンはそれに目を閉じて無心に腰を振っている。
 俺は静かに剣を抜く。
 ゆっくりと後ろから近付く。足音を立てないように、そっと、触れられる程、近付く。
 
――――ラッキーキル楽な殺し
 
「キキ、キキ」

ヌチヌチヌチヌチッ
 
 ゴブリンの腰つきが速くなる。目に見えない程のスピードで腰を律動している。人間よりも高速な動きに何故か嫌悪感が沸く。
 
ヒュンッ
 
 剣を振り下ろす。そのまま後ろから無言で奴の首を強く跳ねる。
 嫌な音と共に頭部を失ったゴブリンの体が崩れ落ちる。
 
グポン
 
 音を立て、ゴブリンの歪なちんぽが壁穴から抜け落ちる。
 ぽっかりと開いた穴だ。
 掌大の穴が壁に開いている。その向こう側には少しくすんだ赤っぽいピンク色の肉片が蠢いている。
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