【番外編】イケメンだけど追放されたのでお兄さん達をメスにするパコパコ旅行してきます

ぺけ

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アダムくんと夏祭りに行ってきます

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詳しい描写は無いけどアダムがモブとめちゃくちゃセックスしています

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「あー、そういえばお祭りあるんだっけ」

定期的にアダムと泊まってはセックスに明け暮れているあの宿のある港町。
そこの近くで東の国のお祭りを模したイベントをやる、と女将から手紙をもらっていたのを思い出した。

以前似たような祭りにはしゃいだレインは今、急激な気温の変化に耐えきれず心を閉ざして俺のベッドに引きこもっているし(そろそろ出てほしい)、
スノウはなにやら俺の実家に呼ばれて俺の生活態度をだいぶ盛って報告に行ってくれたのでしばらく帰ってこない。

イリアは昨日、俺がベッドを強奪してついでに色々やったせいでぐったりしている。
みんなと遊びに行くのは祭りの期間に余裕があるから今度でもいいとして、
俺は今日思いついたのだから今日も遊びに行きたい。

付き添い欲しさに、窓を開けたらアルケイでも入ってこないかな、そう思い起き上がるといつの間にか後ろでアダムが棒立ちしていてちょっとびびって飛び退いてしまった。

「おま、っ!?いつのまに、」

「近くで祭りがあるらしい、行くぞ」

「ま、祭り?」

「あぁもう宿もとってある『いつも』のところだ。
 そこで専用の衣装を借りられるらしい、さっさと行くぞ」

「えー?あー……」

色々めちゃくちゃだ。
この傍若無人ぶりが仕事中はメスにウケていたのかもしれないがそいつらと俺を一緒にしないでほしい。

「お前が暇なことはもうレオ会で確認済みだからな」

「人のプライベート垂れ流す会なんか潰れちまえ」

本当に暇だったからついて行くことにしたが、なんだか全部がひどくて、改めて欲しかった。

====

宿に着くと泊まりで1日諸々の準備をしてから出かけるのがアダムのプランだったようだが当然お出かけなんて予定通りに進むわけもなく、
宿が計らいで用意してくれた浴衣を目の前にアダムを素っ裸にして後ろからさっさと犯す。

「~~~ゔぅ♡レオ、ほぉおっ♡やめ、ふく、選びたい、お゛っ♡♡♡」

じゅぽっ♡じゅぽ♡じゅぽっ♡

「あー?アダムちゃんがサカってメス臭いから先に発散させてやってんだろ?
 ほら鏡見てみろよ、すっごい馬鹿面。」

「へ?……ん゛ぇえ♡」

立ちバックで犯されているせいで姿見には、無様に足をガニ股に開いて乳首を伸ばされているアダムの姿だけが写り、
鏡の中の自分と目が合うと何が嬉しかったのか、ついアダムは肉穴をきゅん♡と締めて潮をじょろじょろ垂らす。

「ヤられてるとこみて興奮してんじゃん。
 良かったな、俺が先にヤったげてるおかげで服汚さずに済んで」

「おっ♡んぉ゛♡お゛っ♡おほっ♡」

「返事」

「~~~っ♡♡♡あ゛っ♡りがど、ございますっ♡
 ケツハメ♡してくれ、でぇ゛っ♡ありが、お゛っ!?♡お゛っ♡お゛っ♡♡ふか、っ奥♡どちゅどちゅやめ゛っ♡おぉ゛おおお゛お♡♡♡」

アダムは徐々に腰を落とし、ぐりぐりと俺の下半身に尻を擦り付け両手を膝の上に置いての迎え腰を取って本格的にちんぽを味わい始めたが、
俺が弱点の尻尾を引っ張って、もっと腰を動かせと催促すると夢中でぺたぺた、淫魔らしく萎えても立派な巨根を跳ねさせて暴れている。

「お゛ぉおっ♡♡深っ♡やめお、とどいて、お゛ぉほ♡♡♡ほっ♡い゛ぐっ、お゛~~~っ!♡♡♡」

「いひゃひゃ、何言ってんのか全然わかんないんだけど~?
 あ!『コレ』が一番締まるな!」

「んぉ゛おお゛!?♡はっ♡♡やめっ♡いんもん、やめっ♡
 ぐるじ、淫紋おしゃえながらしっぽひっぱるの♡♡♡イ゛ぐっ♡♡♡おがじ、ぐなる♡
 ぎもぢいい、の、やめ゛ろ!♡♡
 あ゛っ♡イってる゛っ!♡♡♡……メス穴じゅぽじゅぽゆるじでくだざ、おっほ♡おぉおお♡♡♡」

後ろから片手で淫紋を押さえるとアダムの肉穴がきゅうきゅうと締まり竿に絡みついてくるのが気持ちいい。

アダムはいよいよ我慢できなかったのか壁に手をついて、鏡なんてろくに見ないどころか自分のいろんな汁の飛んだ鏡に頬をつけながら舌を伸ばし、じょぼっ♡じょぼっ♡と潮を吹く事に必死だ。

淫紋を押さえると叫んではケツイキを繰り返し喚いていたが無視して中出しすると、諦めたのかおとなしく啜り泣き始め、
いつもながらコレでインキュバス業が務まるのか怪しい雑魚加減なので、流石にちょっと大袈裟に喘いでくれているだけだと思うけれど、
もし本気でこのザマなら便器扱いは適材適所の結果なのかもしれない。

「うゔ……♡♡深、お前、何回も奥ばっかり潰すなよ、お゛っ♡♡♡」

====

そうやって合間合間で長時間脱線しつつお祭り当日、
何回か「床掃除」をさせたりしたせいでアダムをあまりの屈辱感に本気で泣かせたりもしたのだが、
まるでそれを忘れたかのように浴衣でアダムは俺と腕を組んではしゃぎ回っている。

俺なら普通にあそこまでさせられた相手と遊びたくないし帰るけどなぁ、と思うと、その神経は尊敬に値する図太さのかもしれない。

「おいレオン、向こうチョコバナナが売ってるぞ」

「そうだね」

ぐい、とはしゃいだアダムに腕を引かれると途端に四方から黄色い悲鳴が聞こえてくる。
自分で言うのもなんだが俺は人類の至高みたいな顔面をしているし、アダムだってインキュバスを名乗る程度にはとても顔の造形がいい。

そんな俺たちが浴衣でちちくり合うともはや人だかりが勝手に割れ、俺たちを障害物にぶつけないよう保護してくるレベルなのだ。
気分がいいので手前にいた可愛いお兄さんに手を振ったら赤面してた、後で声かけようかな。

「んぶっ♡じゅぽっ♡じゅぽっ♡♡じゅぽっ♡」

「食べ方汚いって」

けれど残念な事に、何を思ったのか隣で買ったバナナをクソみたいな食べ方でしゃぶるアダムのせいで周囲の俺たちを見る目がちょっと呆れに変わってしまった。
いや、何を思っているのかは横目でチラチラ俺を見ながらバナナの先端を舐めているアダムを見ればわかるのだが流石にコレには乗りたくない。
確かに俺は脳みそに精子が詰まっていると言われる程度にアレなのでアダムの奇行も十分エロい目で見れたけれど、
せっかく浴衣の隙間から覗く乳首とか薄い布を持ち上げる形のいい尻に喜んでいたのに、こう言う押し付けがましいエロを見せられると俺の下半身が
「今はこういうのじゃない」と憤っているのだ。


「へへへ、そこのニイチャン。
 そんな淫魔丸出しの美形と遊んでたら危ないよ」

「そそ、淫魔なんかと遊ぶより俺たちとたのしーことしようぜえ?」

そして周囲の関心の質が変わって人混みに揉まれ始めたせいか、変なナンパまで引きつけてしまう。

「え、淫魔とか見てわかるんだ。すごいなお前」

「あ?黙ってろこの魔族が。
 憲兵に突き出せばお前なんか一発で退治されんぞ」

「えっ」

1人はテカテカ黒光りの筋肉質なハゲ、もう2人もなかなかいい体型で、頑なに目元が影に覆われて見えないのでちょっと怖いけれどせっかくフレンドリーに話しかけてくれたし、と思って返事をしたのに、
露骨に邪険にされる。

「えっ?淫魔って俺?えっ?アダムじゃなくて?」

「はっ、せめて化けるンならもーちょい常識的な美人に化けりゃあ良かったな」

「そそ、盛りすぎだっつの。
 どんだけ元が醜けりゃそんなまつ毛が長くてつり目気味の大きな瞳の奥に澄んだ早朝の空のような美しい瞳を作るんだ。
 しゅっと通った鼻筋も薄手の浴衣で際立った透き通る肌に長い手足、程よく筋肉のついた体型はまるで美術館に飾られる彫像のようだがふわふわと揺れる太陽のような黄金色の髪と朱の差した頬がお前を生き物だと主張させるけど、総合して顔も体型も良すぎてもはや欠点はそのバカそうな言動だけ。
 ありえねえっつの。そんな人間は存在しねえっつの」

「ありがとう」

俺を褒めるにはややありきたりなワードが多い気もしたが嬉しかったし素直にお礼を言っている横で
「常識的な美人」に化けることのできているアダムは立つ瀬のなさにわなわなと震えている。

「……お前ら、ちょっとあの、建物の裏にこい」

「えっ、ニーチャンマジで遊んでくれるんだ!」

「ギャハハ!楽しませてもらうぜっつの!」

「上等だ」

そしてなんだかおあつらえ向きに人の影が少ない、
寂れた小屋を指差しアダムはふん、と息を吐いている。

「アダム?」

「お前を侮辱されて黙っていられるか。
 話を付けてくる、30分だけ待っていてくれ」

「?、俺貶されたっけ?
 まぁ良いや、早めにしてくれないと帰るからな。
 あ、あと危ないこともすんなよ、イリアにバレたら怒られる」

「ふっ……、まぁ、加減が出来ればな」

すごいドヤ顔で去っていったけれど、デート中に違うやつのナンパに引っかかって置いていかれたのは流石に初めてだ。
俺ですらこう言う事はしないよう気を使っていたことを思うとやっぱりインキュバスはなんかすごい、
アダム、おもしれー男だ。


……



「あっ」

そうやって一時間後くらいだろうか。
棒立ちしてたら俺も声をかけられて、つい一緒にお祭りを回ってひとしきり満足してから帰ろうとして、
さっき見た小屋が視界に入ってそういえばアダムと遊びに来てたんだ、と思い出して慌てて遊んでいた集団に別れを告げた。

(居ない、アダムも帰ったか?)

待ち合わせ場所にアダムは居なくて、待たせすぎたのかなぁと思い埋め合わせをするべきか、
先に置いていったのは向こうだしイーブンに出来るかを思案しながら一応小屋の方も確認してみる。

「……レオン」

「あ、よかった、良いタイミングだった。」

だが幸いアダムはそこにいた。
特に衣服が乱れていたり疲れていたりする様子もなく、
少し動いて焦れた着物の襟を直しながらアダムがこっちにやってきた。

外傷も返り血もなさそう、
とりあえずスプラッタやバイオレンスはしていない事に安堵する。

けれど、

「うわっ、精子臭っ」

なんだかほんのり淫行した後の独特な臭いがする。
思わず一歩後ろに引くと、腕を広げて俺と抱き合おうとしていたアダムの目が死んだ。

「お前のために身体を張って馬鹿どもを黙らせてきた俺に向かってその言い草はなんだ」

「ごめんごめ……俺が悪いのかなぁ、これ……?
 まぁ良いや、ちょっと向こうの河原で体拭いたら?
 歩く猥褻物連れて祭りに戻りたくないし」

「ふ、ふんっ!今更そんなふうに褒めても俺の傷ついた心は癒えない、
 お前が、……てっ、手でも、繋いでくれないとなっ!」

「えぇー……先っちょだけだからな?」

歩く猥褻物が褒め言葉判定だったらしいアダムに困惑しつつ小指だけ繋いで河原の方に一緒に向かう。

顔を本気で赤くしてもじもじしているのを見ているとなんだかこの数時間でインキュバスと人のものすごい価値観のズレを感じて、やっぱりアダムって愉快だなぁと感心した。


====

「あ゛ーー……っ♡♡おま、っ♡ほぉっ♡おぉほ♡♡♡
 な、っで、セックス……♡♡おっ♡指キくっ♡
 なんでセックス、シないんだ!っ♡♡お゛っ♡指ちゅぽちゅぽ効いてるっ♡指っ♡
 ……じゃ、無くて♡俺、抱けよぉっ♡♡♡」

河原の方に尻を向けて座らせ、浴衣をたくしあげて下半身を露出させる。
足をW字に開いて頭を低くした代わりに腰を上げさせ、まるで土下座をしている時のようなポーズでぷり♡と両手で尻を割りひらかせ、その中央に中指を突き立てると案の定さっきまで使っていた肉穴はぷちゅん♡と難なく指を飲み込んで、
奥まで指を突き立てるだけでぞくぞくと穴全体をぴくぴくを震わせて痙攣しアダムも甘イキしている。

「あー?絶対嫌。
 乱交ならまだしもさぁ、なんで他のヤツの精子入ってる穴使うと思ったの?アホなの」

「お゛っ♡おお゛お♡♡♡わりゅっ、わるかった♡
 けど、ちがっ♡♡アイツらとはセックスじゃない♡ただの仕事、全然気持ちよくなかったから♡♡♡
 本気セックスはお前としかずっとシてない、からっ♡♡
 許してくれぇ♡」

「別にそう言う話じゃないんだけど」

指を往復させ、ナカの肉をちゅぽちゅぽ弄ると肉襞がぎゅるぎゅる蠢くのと一緒に先に射精されていたらしい精液がぬる♡と絡みついて指の間に垂れている。
純粋に使用済みの穴は綺麗にしないと使いたくないです、と言っているだけなのに、
アダムは俺が嫉妬でもしていると勘違いしたのかさっきの3人組のちんぽと比べていかに俺のちんぽが気持ちいいかだの、セックスの質の違いだのを必死に尻をほじられておほ声を漏らす合間合間で伝えてきた。

「お゛っ♡おりぇがっ♡こんな本気でガチアクメ♡♡
 お゛っほ♡~~~っ♡♡♡イくの、お前だけだからぁっ♡♡♡お゛~~~っ♡♡♡イくっ♡い゛っ……♡♡
 も、うわぎ、じなっ♡♡信じられないなら、なう♡♡お前の専属メス奴隷♡♡なるっ♡お前にしかもう搾精しないっ♡♡♡はぁっ♡あ゛っ♡♡
 わ、わがっだ!お゛ぉ~っ♡♡ちゅう♡も、もうおまえとしかしない!♡♡
 ま、毎日おまえとだけせっくす♡あっ、金も払うからぁ♡♡♡」

「全部お前の願望じゃん」

額を地面に擦り付けて情けないことを言っている間も立派なちんちんはビキビキに怒張し、先端からぷしっ♡ぷしっ♡と潮吹きおもらしアクメばかりを繰り返している。

つい呆れて尻を叩くと、ぎゅ、と食いちぎられそうな勢いで指を締め付けられ、
ついでにアダムはメス穴をぷるぷる震わせながら低い声で呻いて腸液を垂らし痙攣している。

「てかなにこのウチマタの線?
 ……あ、中出しの回数でもさっきのお兄さんたちに書いてもらった?
 良かったな」

「あ、あぁ♡
 けれどアイツら、やっぱり、んぉっ♡お、まえと全然違ってな♡♡
 量も、回数も全然違う♡」

アダムの内腿には4本線が刻まれているのでおそらく4回トータルで射精した、ということなのだろうが3人で4回しか出せていないのはこんな、
犯し甲斐のある頭のゆるくて可愛いマゾのお兄さん相手にどうなのだろう。

今も内腿を撫でるだけでちゅぽんっ♡と尻穴を締めてはしゃぐアダムの醜態を見ていると徐々に興奮してきたので、
俺がお兄さんたちの分も頑張ろうと半勃ちのものをぐりぐりアダムの唇に押し当てながら決心する。

「あ゛っ♡はぁっ、はふ♡♡ちんぽ♡レオ、のちんぽ♡ふっ♡すぅっ、お゛っ♡♡♡」

実際喋ってみると情けなさの塊みたいな男なのだが、一応自分を有能淫魔と信じている高慢ちきな顔にちんぽを押し当て、ぎょろぎょろ目玉を動かし鼻を埋めて竿の根本の匂いを豚のよう鼻息荒く嗅ぐ唾液や鼻水、先走りでねとねとのアダムの顔を見ているとなんだかプライドの高い男を屈服させているみたいで気分も上がる、
前髪を掴んで顔を固定し、くぱ♡と唇を丸く開いたところに亀頭を当てがって喉奥まで突っ込むと、
アダムは喉まんで興奮できるタイプなので目を細めてぷぴぴっ♡と情けない音と共に俺が掻き出しかけてた精液を逆流させてちんぽからもトロトロメス射精を果たして喉を締めていた。

「んぶぅっ♡ぶぅっ♡ぶぅぶぅっ♡♡♡
 (このちんぽがやっぱり一番良い♡♡♡メスを甚振るつよつよちんぽ♡)」

「なに言ってんの?」

舌をにゅるにゅる竿に絡めて何か言っている気がするが、口の端から空気が漏れる音しかしないのでよくわからない。
流石淫魔だけあってちんぽに吸い付き、じゅぽじゅぽと丁寧に陰茎を舐め上げ裏筋を唾液まみれの舌でくすぐる技能は素晴らしいもので、
顔を押さえつけて奥にどろどろと射精してやるときゅうう♡と頬を凹ませ精液を飲み込んでくれる。

「はは、アダムはやっぱそうやって便器顔してんのが一番可愛いな」

「……っぐ♡ぶふっ♡♡♡
 ……そ、そうか……♡」

泣きながら咽せ、白く濁った鼻水を垂らすアダムがとても可愛い。

「……レオン?」

髪を撫で、後ろに回ってアダムに腰を上げさせるとあんなにハメて欲しがっていた癖に、
何故かアダムは不思議そうに首を傾げている。

「可愛かったし気分あがっちゃった。
 ヤろーよ」

「っ!?♡あ、あぁ!!
 さぁ♡俺のぐずぐずマゾメス穴♡ごちゅごちゅ潰しながら淫紋もいじめてくれ♡」

テンションを上げ、肉穴を指でくぱくぱしながらまた潮を吹いているアダムは本当に滑稽で、
面白かったのでハメたままろくに動かないとかして遊んでたら玩具みたいに肉ひだを蠢かせながら泣いててやっぱり面白かった。


====

「なぁレイン、マジでそろそろ俺のベッド返してくんない?
 なんで全面湿ってんの?」

「ここが僕のパワースポットなので」

家に帰って寝ようにもベッドは相変わらずレインに占領されている。

今更ながら露骨にヤッて腰とか抱かれて帰ってきたアダムと、
俺のベッドに我が物顔で素っ裸で転がっているレインは今、お互いをどんな気持ちで見つめあっているのだろう。

「ふっ、仕方がないな……。
 レオン、今日は俺の家に泊めてやるから着いてこい。
 ちょ、ちょうどベッドと枕をお前も寝られるよう新調したところでな」

「えー……どうしようかな、なんかベッドもメス臭そうだし……」

なんで泊まるような約束一回もした事ないのにそんなことをしたんだろう。

どうしようか悩んでいると寝転んだままのレインに淫魔の住む魔界の瘴気を吸いすぎると死ぬか素行によっては瘴気に適合して同じ淫魔に堕ちると言われ、
何故か突然駆けつけてきたイリアに
「お前が淫魔になったら世界が枯れる」と青ざめた顔で全力で止められたため丁重にお断りしておいた。

後日、レオ会でそれを「惜しかった」エピソードとしてアダムはスノウとシルヴァに聞かせたようで、
俺の隣で素っ裸で転がってそれをにこやかに報告してくるスノウにもやっぱり、
こいつらどんな気持ちでこれを言い合ってるんだろ、って疑問だった。
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