新見啓一郎の事件簿 ~『終天の朔』

なぜそう感じたのかは解らない。只漠然と、この日記には惻隠の情があるように思えた。

麻生 真由理 ...
文学部出身で、市立図書館の受付をしながら小説家を志していた彼女の洞察と聡明さに、憧れ以上の感情を抱いていた。あの事件以降、新見の思考回路には『真由理の部屋』が存在し、彼女の思念と照らし合わせることで、事件の[不条理な闇ともいえる刹那]を平明に捉えることが出来るようになる。


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