黄昏の神子が秘するのは、いつか咲かせる廻路の花
ジュール王国に約300年振りに神託が下った。公爵令嬢のリーレンベルト・ヴェルサルドが王国の結界を作り上げる神子であるという。
リーレンベルトは王城へと赴くが、神子である事を疑われるどころか第一王子に魔術を使った嫌疑までかけられ、暗い地下牢に投獄されてしまう。おまけに突然牢から連れ出されたと思いきや、神子である事を証明する為にと王子に純潔を散らされてしまう。
その日から毎晩、王子はその体を求め続ける。怯えて衰弱していくリーレンベルトの心にあるのは、ただ暖かい故郷に帰りたいという思いだけだった。
リーレンベルトは王城へと赴くが、神子である事を疑われるどころか第一王子に魔術を使った嫌疑までかけられ、暗い地下牢に投獄されてしまう。おまけに突然牢から連れ出されたと思いきや、神子である事を証明する為にと王子に純潔を散らされてしまう。
その日から毎晩、王子はその体を求め続ける。怯えて衰弱していくリーレンベルトの心にあるのは、ただ暖かい故郷に帰りたいという思いだけだった。
黄昏の神子
王子の神託
逃亡
漆黒の皇子
光の行く先
1年の旅
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