大人のマナー講習会に参加したら婚約しちゃいました

26 〜グレイ視線〜

 講習会3日目の午後の講習が終わり、自室に戻る。部屋の掃除、ベッドメイキングか綺麗にされている。ま、俺は部屋を散らかす質では無いが、綺麗にされているとホッとする。

 夕食前にお茶を飲みながら室内を見渡すと、明らかに朝には無かった大き目の箱がある。

 何だ？と思い近づき、蓋をあけると、ファイルと色々なサイズの箱や袋が入っていた。

 とりあえずファイルを手にソファーに戻り、表紙を開き中をベラリとめくっていく。

 「何だ？コレは・・・」

 ソコには、大人のおもちゃと言われるモノの写真・説明文・使い方・使っている所の写真が載っていた。思わずペラペラとめくっていき、自身がそそり立って行くのを感じ、視線を下げると、下半身がテントを張っていた。

 「うっ。こんな写真如きで・・・」

 と、呟きながらもソレらを見ながら、ソフィーに使い喘がせる姿を想像すると、更に硬く痛い位になってしまった。

 ファイルの中から自慰に使う筒があるのを見つけ、同じ番号が振ってある箱を探す。 そして中のモノと一緒に使うと良いと書かれていたモノを持ってバスルームに向かう。まかり間違ってソフィーが部屋のドアを開ける事は無いと思うが念のため為だ。

 説明文にあったように、筒の内部にローションを入れ、起立した自身を挿入する。中は女性器の様にヒダヒダ・ツブツブした状態になっており、際奥には子宮口らしきモノも再現されていた。

 「おおっ、凄いが・・・、やはりホンモノを知っている身としては70%の出来と言った所か。独り寝の夜のお供にはいいかも知れんがな」

 そういいながら、自身を挿入した筒を擦り付ける。目をつぶりながら脳内に再生させるのは、乱れたソフィーだ。ソフィーの柔かい内部、甘い声、匂い、体液。甘く涙目で強請るソフィーを想像する。

 『グレイ様っ！もっと奥を突いてっ。気持ちいいのっ、グレイ様っ。グレイ様を下さいっ！』

 「くっ！！出るぞっ、ソフィー！！」

 筒から自身を引き抜き、バスルームにブチまける。はぁはぁとグレイの荒い息が耳障りだ。

 「悪くない・・・」