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28〜アレク目線〜
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アレクは微睡みの中、暖かいモノを抱きしめ安心する。何だろう、心地いい。その心地良いモノがモゾリと動いたのだ。
!?
ああ、そうだ。昨日は陛下に仕向けられ、優と一緒に寝たんだった。
「優、おはよ」
「.あ・あ・あ、アレク様おはようございます」
盛大にどもる優が可愛い。
「優、今日から多分また陛下に色々仕向けられると思うんだ。で、一応陛下には昨夜の事を報告しろと言われるから、言い訳を考えた。『途中までしたけど、優が怯えて泣くからそれ以上出来なかった』でどうかなと。『騎士だから無理強いは出来ない』と言えば、何とかクリア出来そうな気もする」
「はあ、アレク様にお任せします」
「ありがと、で、一つお願いがあるんだ」
相変わらず抱きしめたまま優の視線に合わせる。優はキョトンとした眼をする。
「見えるところに、跡付けていいか?」
「跡?」
「ああ。何も無いと訝しむだろうからな」
陛下は多分、侍女達に優の身体の状態を聞くだろう。その時に、何も形跡が無いのはマズイ。優の首すじに顔を埋め『チュッ』とキスし、指でなぞる。
優は『あっ・・・んっ』と甘い声を上げる。その声、もっと聞きたくなる。
俺は更に下に移動し、鎖骨や胸の上部にキスを降らせ、胸の頂を口に含み、もう一方は指で愛撫する。本能的な行動だ。
「アレク・・・さまっ!」
優は必死に身を捩りながら抵抗する。
優のその声に、はっとする。しまった、首すじに跡を残すだけのつもりが。
「すまない」
と言い、ベッドから降りお風呂に続く扉を開け、すぐに冷たいシャワーを浴びる。優のあの甘い声で自分が止められなかった。そしてアレクは自分の下半身を見て愕然とする。なんて事だ。今までこんな事は一度もない。声だけで自身が起立してしまうなんて。
!?
ああ、そうだ。昨日は陛下に仕向けられ、優と一緒に寝たんだった。
「優、おはよ」
「.あ・あ・あ、アレク様おはようございます」
盛大にどもる優が可愛い。
「優、今日から多分また陛下に色々仕向けられると思うんだ。で、一応陛下には昨夜の事を報告しろと言われるから、言い訳を考えた。『途中までしたけど、優が怯えて泣くからそれ以上出来なかった』でどうかなと。『騎士だから無理強いは出来ない』と言えば、何とかクリア出来そうな気もする」
「はあ、アレク様にお任せします」
「ありがと、で、一つお願いがあるんだ」
相変わらず抱きしめたまま優の視線に合わせる。優はキョトンとした眼をする。
「見えるところに、跡付けていいか?」
「跡?」
「ああ。何も無いと訝しむだろうからな」
陛下は多分、侍女達に優の身体の状態を聞くだろう。その時に、何も形跡が無いのはマズイ。優の首すじに顔を埋め『チュッ』とキスし、指でなぞる。
優は『あっ・・・んっ』と甘い声を上げる。その声、もっと聞きたくなる。
俺は更に下に移動し、鎖骨や胸の上部にキスを降らせ、胸の頂を口に含み、もう一方は指で愛撫する。本能的な行動だ。
「アレク・・・さまっ!」
優は必死に身を捩りながら抵抗する。
優のその声に、はっとする。しまった、首すじに跡を残すだけのつもりが。
「すまない」
と言い、ベッドから降りお風呂に続く扉を開け、すぐに冷たいシャワーを浴びる。優のあの甘い声で自分が止められなかった。そしてアレクは自分の下半身を見て愕然とする。なんて事だ。今までこんな事は一度もない。声だけで自身が起立してしまうなんて。
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