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3人で魔導師塔に戻り、策を練るが浮かばない。式以外で接触出来る方法が無いのも厳しい条件を作っている。
「う~ん、難しいよな。ラトニア内部に協力者は期待出来ないか?」
「ライ様、以前第2皇子とお知り合いになった際には仲介でラトニアの人はいなかったのですか?」
「魔導師仲間がいたんだが、音信不通になっている。もしかしたら彼らも囚われているかもな。魔力は封印されているだろうから、協力は難しいだろう」
「強い魔力を持っている者を送り込めるといいんだがな」
アレク様も呟く。
「はいっ。だったら私が行こうかな?」
「は!?優、何言ってるんだ?」
アレク様が素っ頓狂な声を上げるが。
「どうやって潜り込む?」
ライ様は乗り気だ。
潜入の方法を考えつつ、ライ様は優にいくつかの魔術の取得も必要だと考え、洗い出す。伝授していくモノを紙に書き出していく。
「ふむ。優なら1週間で習得出来るな」
「ライ様、お願いします」
それから優は、ライ様から普段使わない魔術を、色々教えてもらう。1週間、朝から夕方まで。その間、アレク様は何度も優を説得しようとするが、優の気持ちは変わらなかった。明日には優が潜入開始する。
「俺は優が心配なんだ。危険な目に合わせたくない」
「アレク様、そう言ってもらえるだけで嬉しいです。でも、ライ様が潜入できないから私が頑張りたいんです。ストニアの人に笑顔が戻ったように、ラトニアの人にも笑ってもらいたい」
必死で訴えると、アレク様がため息を吐く。
「危ないと思ったらすぐに逃げるんだぞ。それから紅、しばらくペンダントに入って、優を守ってくれないか?いざとなったら意地でも優を連れ帰ってくれ」
アレク様の言葉に「キーッ」と鳴く。了解だ、と言ってるようだ。
「それから優・・・。今日は魔力をフルにしておこうな」
と、優の体を抱きしめ、優の中を満たしてしく。
「優、愛してる」
「アレク様っ、私もアレク様を愛してます」
優とアレク様は抱き合って眠りに就く。
翌朝、アレク様とベッドでキスを交わしていると優の指輪が光り、優の元に宝剣が移動する。
「えっ!?」
「必要なのは、優って事だな」
「う~ん、難しいよな。ラトニア内部に協力者は期待出来ないか?」
「ライ様、以前第2皇子とお知り合いになった際には仲介でラトニアの人はいなかったのですか?」
「魔導師仲間がいたんだが、音信不通になっている。もしかしたら彼らも囚われているかもな。魔力は封印されているだろうから、協力は難しいだろう」
「強い魔力を持っている者を送り込めるといいんだがな」
アレク様も呟く。
「はいっ。だったら私が行こうかな?」
「は!?優、何言ってるんだ?」
アレク様が素っ頓狂な声を上げるが。
「どうやって潜り込む?」
ライ様は乗り気だ。
潜入の方法を考えつつ、ライ様は優にいくつかの魔術の取得も必要だと考え、洗い出す。伝授していくモノを紙に書き出していく。
「ふむ。優なら1週間で習得出来るな」
「ライ様、お願いします」
それから優は、ライ様から普段使わない魔術を、色々教えてもらう。1週間、朝から夕方まで。その間、アレク様は何度も優を説得しようとするが、優の気持ちは変わらなかった。明日には優が潜入開始する。
「俺は優が心配なんだ。危険な目に合わせたくない」
「アレク様、そう言ってもらえるだけで嬉しいです。でも、ライ様が潜入できないから私が頑張りたいんです。ストニアの人に笑顔が戻ったように、ラトニアの人にも笑ってもらいたい」
必死で訴えると、アレク様がため息を吐く。
「危ないと思ったらすぐに逃げるんだぞ。それから紅、しばらくペンダントに入って、優を守ってくれないか?いざとなったら意地でも優を連れ帰ってくれ」
アレク様の言葉に「キーッ」と鳴く。了解だ、と言ってるようだ。
「それから優・・・。今日は魔力をフルにしておこうな」
と、優の体を抱きしめ、優の中を満たしてしく。
「優、愛してる」
「アレク様っ、私もアレク様を愛してます」
優とアレク様は抱き合って眠りに就く。
翌朝、アレク様とベッドでキスを交わしていると優の指輪が光り、優の元に宝剣が移動する。
「えっ!?」
「必要なのは、優って事だな」
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