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18 準備が忙しい
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朝から、テーブルをどうするか、遊び心で小さいブランコや滑り台などを作ろかなと言ったら作ってあげようと言うことになってしまい、忙しかった。自分が言い出しっぺだから自分で作るけど、兄様達も手伝ってくれた。
「そもそも土精霊様のサイズはどのくらいなんだ?ケビン」
「え?イーサン兄様、知らないですよ。想像上は小さいイメージですがロナウド兄さま知ってますか?」
「知っているわけないだろう。そもそも人間は誰も見ていないだろうしドワーフやエルフに直接聞くわけにいかないだろ。エルフなんて話もしてくれないだろう。鍛冶屋のドワーフに聞けばよかったなぁ。その時は精霊って本当にいるのか?と疑っていたからな。やはり小さいというイメージしかないよ」
「ケビン、このテーブルクロスいいな。俺の事務室のテーブルに置きたいな。丸いテーブルなんだよ。作ってくれるか」
お祖母様にも作るけど、イーサン兄様の事務室か。丸テーブルに合うクロスを作ってあげよう。
「イーサン兄様、何色がいいですか?やはり白でいいですか?」
「そうだなぁ、白と水色がいいなぁ。人が来て打ち合わせをすることが多いんだ。それに昼食やおやつなどそこで食べるかな。そこで書き物をすることはない」
「わかりました。形の違うものを作りますね。どんなのがいいかなぁ」
イーサン兄様が仕事をしている場所だけど、寛げる空間があったほうがいいよねぁ。想像して作ることはワクワクする。自分の好きなことが出来ると思うと、イーサン兄様にどのような感じがいいかなど質問をしていたら、ロナウド兄様が話を割ってきた。
「2人して、こっちを先に仕上げよう。ブランコと滑り台はこのケビンが作った部品を組み立てればいいのだな」
あっ、ロナウド兄様に任せきりだった。すみませんでした。
「すみません、ロナウド兄様。ロナウド兄様そうです、組み立てるように作ったのですが、組み立てられますか?どうでしょうか?」
「面白い発想だよ。自分たちの子供の頃にもブランコや滑り台があったら楽しかったのだろうなぁと思うよ。そしてこの組み立てて作る作業は楽しいよ」
ロナウド兄様、プラモデルが好きなタイプか?俺は赤いモビルスーツと青のモビルスーツを作るのが好きだった。自分の好きなものが詰まった棚。まず刺繍やレース編みを敷き、作った小さなものから大きいものまでのプラモデルを作り、赤と青を左右に分けて飾っていた。プラモデルか。プラスチック素材がないな。木彫りにするか?プラモデルと違うがな。
「そうだよな、こう言う遊具というのか?そういうのがあったら鍛錬以外で走り回っていただろうな。ワクワクしながら走っていたよな。それにしても本当に来るのだろうか?」
イーサン兄様とロナウド兄様は19歳と18歳、すでに成人。この世界は、貴族としての教育を小さい時からしている。剣術、魔法操作、勉学。遊びは本を読むこと。娯楽はない。大人になればお酒を嗜むのが娯楽らしい。ウキウキわくわく感がない。なんだこの娯楽のない世界は。
「来ても来なくても、用意はしておきます。用意していないと残念に思ってしまうので、いつでも用意してあります。そういえば、ロナウド兄様。マジックバッグはダンジョンにあるのですか?精霊様達用のお菓子や料理をマジックバッグにしまって置いておけば、いつでも食べられていいなぁと思うのです。僕が作れるかなぁ?」
「ケビン、作ろうと考えたのか?いやいや、作れないだろう。マジックバッグはダンジョンの高位部にたまに出てくるから、だから希少価値があるのだよ。まぁ、作れたらいいなぁ。貴族には2、3個配られているが個人的所有ではない。領地に行く時に大量の荷物を入れたりするぐらいかな」
「そうなのですね。しょうがないですね、こればかりは。ロナウド兄様、すごいです。どんどん作ってくれてありがとうございます。テーブルがメルヘンな感じで遊び心がある。この真ん中にお菓子を置いておけばいいかな。もう少しベンチを増やしておこうかな」
俺は自分のスキル、クラフトで小さなベンチを作った。クラフトも便利だな。
「なぁ、ケビン、俺もお菓子作り手伝ってもいいかな。王宮の事務室にミニキッチンが備え付けられているんだよ。お湯を沸かすぐらいしか使わないから、オーブンとか勿体無いと思っていたのだ。簡単な料理でも教えてくれないか」
「イーサン兄様、?従者のディーンがいますよね?」
イーサン兄様付きの従者はディーン。トリニティーとカーラの子供だ。
「仕事場にはついてこないよ。王宮では自分で全てやっているのだ。従者が付いてくるのはもっと高位の役職についた人だけだよ。俺なんてまだまだ下っ端。下っ端は自分でするんだよ」
「そうだよ、俺たち学園を卒業したばかりの奴らは下っ端だから、従者はつかず、逆に俺たちが動き回る方が多いんだよ」
「そうなのですね、兄様達、大人になりましたねぇ」
「「お前、父親目線か?」」
まずい、前世40近かったから18、19なんて若いのに頑張っているなぁという目線で見ていた。
「あははは、そうですね、簡単な料理やお菓子を教えます。トメートソースを使えば色々作れます。バジールもこの前作ったので、これを肉と野菜を絡めれば美味しいと思います。そうすれば手軽に作れていいですよね」
「「頼むよ、ケビン」」
3人で喋りながら作っていたら、あっという間にテーブルの準備が整った。兄様達は手先が器用だ。兄様達が夢中になってつくれるものを作ってみよう。とりあえずは精霊様達へのおもてなしだ。よし!
「そもそも土精霊様のサイズはどのくらいなんだ?ケビン」
「え?イーサン兄様、知らないですよ。想像上は小さいイメージですがロナウド兄さま知ってますか?」
「知っているわけないだろう。そもそも人間は誰も見ていないだろうしドワーフやエルフに直接聞くわけにいかないだろ。エルフなんて話もしてくれないだろう。鍛冶屋のドワーフに聞けばよかったなぁ。その時は精霊って本当にいるのか?と疑っていたからな。やはり小さいというイメージしかないよ」
「ケビン、このテーブルクロスいいな。俺の事務室のテーブルに置きたいな。丸いテーブルなんだよ。作ってくれるか」
お祖母様にも作るけど、イーサン兄様の事務室か。丸テーブルに合うクロスを作ってあげよう。
「イーサン兄様、何色がいいですか?やはり白でいいですか?」
「そうだなぁ、白と水色がいいなぁ。人が来て打ち合わせをすることが多いんだ。それに昼食やおやつなどそこで食べるかな。そこで書き物をすることはない」
「わかりました。形の違うものを作りますね。どんなのがいいかなぁ」
イーサン兄様が仕事をしている場所だけど、寛げる空間があったほうがいいよねぁ。想像して作ることはワクワクする。自分の好きなことが出来ると思うと、イーサン兄様にどのような感じがいいかなど質問をしていたら、ロナウド兄様が話を割ってきた。
「2人して、こっちを先に仕上げよう。ブランコと滑り台はこのケビンが作った部品を組み立てればいいのだな」
あっ、ロナウド兄様に任せきりだった。すみませんでした。
「すみません、ロナウド兄様。ロナウド兄様そうです、組み立てるように作ったのですが、組み立てられますか?どうでしょうか?」
「面白い発想だよ。自分たちの子供の頃にもブランコや滑り台があったら楽しかったのだろうなぁと思うよ。そしてこの組み立てて作る作業は楽しいよ」
ロナウド兄様、プラモデルが好きなタイプか?俺は赤いモビルスーツと青のモビルスーツを作るのが好きだった。自分の好きなものが詰まった棚。まず刺繍やレース編みを敷き、作った小さなものから大きいものまでのプラモデルを作り、赤と青を左右に分けて飾っていた。プラモデルか。プラスチック素材がないな。木彫りにするか?プラモデルと違うがな。
「そうだよな、こう言う遊具というのか?そういうのがあったら鍛錬以外で走り回っていただろうな。ワクワクしながら走っていたよな。それにしても本当に来るのだろうか?」
イーサン兄様とロナウド兄様は19歳と18歳、すでに成人。この世界は、貴族としての教育を小さい時からしている。剣術、魔法操作、勉学。遊びは本を読むこと。娯楽はない。大人になればお酒を嗜むのが娯楽らしい。ウキウキわくわく感がない。なんだこの娯楽のない世界は。
「来ても来なくても、用意はしておきます。用意していないと残念に思ってしまうので、いつでも用意してあります。そういえば、ロナウド兄様。マジックバッグはダンジョンにあるのですか?精霊様達用のお菓子や料理をマジックバッグにしまって置いておけば、いつでも食べられていいなぁと思うのです。僕が作れるかなぁ?」
「ケビン、作ろうと考えたのか?いやいや、作れないだろう。マジックバッグはダンジョンの高位部にたまに出てくるから、だから希少価値があるのだよ。まぁ、作れたらいいなぁ。貴族には2、3個配られているが個人的所有ではない。領地に行く時に大量の荷物を入れたりするぐらいかな」
「そうなのですね。しょうがないですね、こればかりは。ロナウド兄様、すごいです。どんどん作ってくれてありがとうございます。テーブルがメルヘンな感じで遊び心がある。この真ん中にお菓子を置いておけばいいかな。もう少しベンチを増やしておこうかな」
俺は自分のスキル、クラフトで小さなベンチを作った。クラフトも便利だな。
「なぁ、ケビン、俺もお菓子作り手伝ってもいいかな。王宮の事務室にミニキッチンが備え付けられているんだよ。お湯を沸かすぐらいしか使わないから、オーブンとか勿体無いと思っていたのだ。簡単な料理でも教えてくれないか」
「イーサン兄様、?従者のディーンがいますよね?」
イーサン兄様付きの従者はディーン。トリニティーとカーラの子供だ。
「仕事場にはついてこないよ。王宮では自分で全てやっているのだ。従者が付いてくるのはもっと高位の役職についた人だけだよ。俺なんてまだまだ下っ端。下っ端は自分でするんだよ」
「そうだよ、俺たち学園を卒業したばかりの奴らは下っ端だから、従者はつかず、逆に俺たちが動き回る方が多いんだよ」
「そうなのですね、兄様達、大人になりましたねぇ」
「「お前、父親目線か?」」
まずい、前世40近かったから18、19なんて若いのに頑張っているなぁという目線で見ていた。
「あははは、そうですね、簡単な料理やお菓子を教えます。トメートソースを使えば色々作れます。バジールもこの前作ったので、これを肉と野菜を絡めれば美味しいと思います。そうすれば手軽に作れていいですよね」
「「頼むよ、ケビン」」
3人で喋りながら作っていたら、あっという間にテーブルの準備が整った。兄様達は手先が器用だ。兄様達が夢中になってつくれるものを作ってみよう。とりあえずは精霊様達へのおもてなしだ。よし!
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